WALDORF Iridium Core

WALDORF Iridium Core

WALDORF Iridium Core
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WALDORF Iridium Core
約 279,800 円〜

目次

商品説明

WALDORF Iridium Coreは、ドイツの老舗シンセサイザーメーカーであるWaldorfが誇るフラッグシップシンセサイザー「Quantum」および「Iridium Keyboard/Desktop」の心臓部となる先進的なシンセシスエンジンを、よりコンパクトなデスクトップモジュールとして凝縮したモデルです。2023年に発売され、その強力なサウンドと柔軟な音作りで多くのクリエイターから注目を集めています。

ウェーブテーブル、マルチ&グラニュラー・サンプリング、ウェーブフォーム(バーチャルアナログ)、カーネルFM、レゾネーターという5種類のシンセシスエンジンを搭載しており、複雑でユニークなサウンドデザインを可能にします。直感的なタッチスクリーンインターフェースにより、膨大なパラメーターをスムーズに操作でき、MPE(MIDI Polyphonic Expression)にも対応しているため、より表現豊かな演奏が可能です。コンパクトながらもWaldorfの最先端技術が詰まったIridium Coreは、スタジオワークからライブパフォーマンスまで、あらゆる音楽制作の現場でその真価を発揮します。

使用シーンと対象ユーザー

WALDORF Iridium Coreは、そのコンパクトさとパワフルなシンセシス能力により、多様な使用シーンと幅広いユーザー層に適しています。

  • スタジオでの音作り:デスクトップ型の設計のため、限られたスタジオスペースにも無理なく設置できます。複雑なシンセシスエンジンと豊富なエフェクトを駆使して、映画音楽、ゲームサウンド、エレクトロニックミュージック、アンビエントなど、あらゆるジャンルで独創的なサウンドを生み出したいサウンドデザイナーやコンポーザーに最適です。
  • ライブパフォーマンス:持ち運びやすいサイズ感と堅牢な筐体は、ライブでの使用にも適しています。MIDIキーボードやシーケンサーと組み合わせることで、ステージ上でのパフォーマンスを強化し、即興的なサウンドメイクも可能です。
  • モジュラーシンセ環境との連携:CV入出力とアナログクロック入出力を備えているため、Eurorackなどのモジュラーシンセサイザーとの連携がスムーズに行えます。ハイブリッドなシステムを構築したいユーザーにとって、Iridium Coreは強力なデジタル音源モジュールとして機能します。
  • 電子音楽初心者からプロフェッショナルまで:直感的なインターフェースは初心者にもとっつきやすく、深遠な音作りの可能性はプロフェッショナルなユーザーの要求も満たします。特に、先進的なシンセシス手法に挑戦したいユーザーや、Waldorfサウンドの深淵に触れたいユーザーにおすすめです。
  • DAWベースの制作環境:USB MIDI接続により、DAWとの連携も容易です。VSTiのような感覚でパワフルなハードウェアシンセサイザーのサウンドを取り入れたいPCベースのプロデューサーにも向いています。

使用時のポイント・注意事項

WALDORF Iridium Coreを最大限に活用し、快適に使用するためのポイントと注意事項を以下にまとめました。

  • MIDIコントローラーの接続が必須: Iridium Core本体には鍵盤が搭載されていません。音を演奏するためには、別途MIDIキーボードやパッドコントローラー、シーケンサーなどをUSBまたはDIN MIDI経由で接続する必要があります。MPE対応のコントローラーを使用することで、Iridium Coreの表現力を最大限に引き出すことができます。
  • モニター環境の準備: 内蔵スピーカーは搭載されていません。音を確認するためには、ヘッドホン、スタジオモニター、ミキサーなどを出力端子に接続する必要があります。
  • ファームウェアアップデートの確認: Waldorfは定期的にファームウェアのアップデートを提供し、新機能の追加やバグ修正を行っています。購入後、最新のファームウェアがリリースされていないか公式サイトで確認し、常に最新の状態に保つことをお勧めします。これにより、製品の性能を最大限に引き出し、安定した動作を確保できます。
  • 多機能ゆえの習得期間: 5つのシンセシスエンジンと膨大なモジュレーションオプションを持つため、その全機能をマスターするにはある程度の時間と学習が必要です。マニュアルを読み込んだり、オンラインのチュートリアルを参考にしたりすることで、より深くIridium Coreを使いこなせるようになります。
  • 電源供給の安定性: 付属のACアダプターを使用し、安定した電源を供給してください。不安定な電源は、機器の動作に影響を与える可能性があります。
  • CV入力の活用: 2系統の高解像度CV入力は、モジュラーシンセサイザーとの連携に非常に有効です。外部のモジュラーシステムからのCV信号でIridium Coreのパラメーターを変調させることで、さらに複雑で予測不能なサウンドを生成できます。

基本仕様

発売日
2023年発売
鍵盤数
なし (デスクトップモジュールのため、別途MIDIコントローラーが必要)
タイプ
デジタルシンセサイザー・デスクトップモジュール
音源
Waldorfシンセシス・プラットフォームOS / 5種類のシンセシスエンジン (Wavetable, Multi- & Granular-Sampling, Waveform, Kernel FM, Resonator)
同時発音数
12ボイス
ティンバー数
2
アフタータッチ
MIDI経由で対応 (外部MIDIキーボードなどのアフタータッチ情報を受信可能)
MPE対応
対応
オシレーター数
3基 (それぞれ5種類のシンセシスモード選択可能、Kernelモードでは最大6基のサブオシレーター)
フィルター
ボイスごとにデュアル・ステレオ・フィルター搭載 (12/24dB LP/HP/BP、Nave, Largo, PPG, Quantum, StateVariableモデル)、デジタルフォーマー搭載 (HP/LP/BP/Notch、コムフィルター、ビットクラッシャー、各種ドライブ、リングモジュレーション)
モジュレーション
6基のエンベロープ、6基のLFO、Komplexモジュレーター、40スロットのモジュレーションマトリクス
エフェクト
各レイヤー5スロット (リバーブ、ディレイ、コーラス、フェイザー、フランジャー、ドライブ、EQ、コンプレッサー、トレモロなど)
プリセット・パッチ数
1,700以上
ユーザー・パッチメモリ
7,000スロット
サンプル・フラッシュメモリ
2.6GB (工場出荷時2GBのサンプルをプリロード)
ディスプレイ
1024 x 600 ピクセル 高品質レスポンスタッチスクリーン
サイズ (W x D x H)
346 mm x 200 mm x 64 mm (コントロール含む)
重量
約2.2 kg

接続端子

オーディオ出力
TS(アンバランス)出力 x 2
オーディオ入力
TS(アンバランス)入力 x 2
ヘッドホン端子
TRSヘッドホン出力 (レベルコントロール付き) - 使用可能
内蔵スピーカー
なし
MIDI端子
DIN MIDI イン x 1、DIN MIDI アウト x 1 (ミニTRSタイプA、アダプター2個付属)
USB端子
USBタイプB (デバイス): コンピュータへのMIDI接続用
USBタイプA (ホスト): ストレージメディアおよびMIDIデバイス接続用
CV入力
高解像度CV入力 x 2 (Mod-Matrixのモジュレーションソースとして使用可能)
クロック入出力
アナログクロック入出力 (クロックデバイダー設定可能)
サスティンペダル
本体に専用端子はありませんが、MIDIキーボードコントローラー経由、またはUSBホスト端子にMIDIフットペダルコントローラーを接続することで使用可能です。
ピッチシフト/オクターブシフト
本体のパラメーター設定やMIDIコントローラー(ピッチベンドホイール、モジュレーションホイールなど)を通じて、ピッチシフトやオクターブシフトの機能をサウンドに適用できます。
MicroSDスロット
搭載

電源

電源方式
外部ACアダプター (入力 100-240 V / AC 50-60 Hz、出力 12 V DC / 3 A)
バッテリー持続時間
バッテリー駆動には対応していません。

付属品

本体
WALDORF Iridium Core シンセサイザー本体
MIDIアダプター
2個 (ミニTRS-DINソケット)
電源アダプター
1個
説明書
クイック・スタートガイド

その他の特徴

パフォーマンス機能
高度なアルペジエーター、最大64ステップのステップシーケンサー (ノートとパラメーター用)、ノートまたはコードに割り当て可能な2x4ボタンパッド、ユーザー割り当て可能な4つのポテンショメーター、ユーザー設定可能な6つのマクロボタン、パッチを素早く呼び出せるFavouritesスクリーン、タッチスクリーンでのXYコントロール
サウンドライブラリ
著名なサウンドデザイナーによって作成された1,700以上のファクトリープリセットと、2GBを超える膨大なサンプルコレクションを搭載
堅牢な筐体
頑丈な金属ケースを採用し、耐久性と信頼性を確保
OS共通化
Quantum、Iridium Desktop、Iridium Keyboardと共通のOSプラットフォームを採用しており、将来の機能強化や開発を共有します。

旧モデルとの主な違い

商品名
旧モデル:WALDORF Iridium Keyboard / WALDORF Iridium Desktop / 新モデル:WALDORF Iridium Core
フォームファクター
旧モデル(Keyboard):49鍵盤搭載、より大型の筐体 / 旧モデル(Desktop):鍵盤なし、Coreより大型のデスクトップ筐体、物理コントロールが多い
新モデル(Core):鍵盤なし、非常にコンパクトなデスクトップモジュール、物理コントロールがIridium Desktopより少ない
サイズと重量
旧モデル(Keyboard/Desktop):Coreと比較して大幅に大きいサイズと重さ
新モデル(Core):幅 346 mm x 奥行き 200 mm x 高さ 64 mm、重量 2.2kgと極めてコンパクトで軽量
物理コントロール
旧モデル(Keyboard/Desktop):より多くの専用ノブ、ボタン、スライダーを搭載
新モデル(Core):コンパクト化に伴い物理コントロールは最小限に抑えられ、タッチスクリーンでの操作が主
価格
旧モデル(Keyboard/Desktop):Coreと比較して高価格帯
新モデル(Core):Iridiumの強力なシンセシスエンジンを手頃な価格で提供

モデル別機能比較

WALDORF Quantum Mk2

  • 鍵盤数: 61鍵
  • アフタータッチ: ポリフォニック・アフタータッチ対応
  • ディスプレイ: 大型カラータッチスクリーン
  • コントロール: 多数の専用ノブ、ボタン、大型パフォーマンスコントローラー
  • 特徴: Waldorfフラッグシップモデル、Iridium Coreと同等のシンセエンジンを搭載しつつ、より多くの物理インターフェースとパフォーマンス性を重視。

WALDORF Iridium Keyboard

  • 鍵盤数: 49鍵
  • アフタータッチ: ポリフォニック・アフタータッチ対応
  • ディスプレイ: Iridium Coreと同等のタッチスクリーン
  • コントロール: 多数の専用ノブ、ボタン、パフォーマンスパッド
  • 特徴: Iridium Coreとほぼ同等のシンセエンジンを搭載したキーボードバージョン。鍵盤一体型で、より演奏に特化したインターフェース。

WALDORF Iridium Core(本製品)

  • 鍵盤数: なし (デスクトップモジュール)
  • アフタータッチ: MIDI経由で対応 (MPE対応)
  • ディスプレイ: 1024 x 600 ピクセル 高品質レスポンスタッチスクリーン
  • コントロール: 必要最低限の物理コントロールとタッチスクリーン操作が主
  • 特徴: Iridiumシリーズのコアエンジンを最もコンパクトかつ軽量なデスクトップフォームファクターに凝縮。持ち運びや限られたスペースでの使用に最適。

競合製品との比較

WALDORF Iridium Coreは、その多様なシンセシスエンジンとコンパクトなフォームファクターで独自の地位を築いていますが、市場には同様に強力なデジタルシンセサイザーモジュールが存在します。ここでは、代表的な競合製品との比較を通じて、Iridium Coreの立ち位置を明確にします。

ASM Hydrasynth Desktop

  • シンセシス方式: ウェーブモーフィング・シンセシス
  • 同時発音数: 8ボイス
  • アフタータッチ: ポリフォニックアフタータッチ対応(パッド/リボン)
  • フィルター: 2基のマルチモードフィルター(直列/並列)、多様なフィルタータイプ
  • 特徴: ユニークな「Mutators」による波形変調、豊富なモジュレーションマトリクス、視覚的に分かりやすいインターフェース。Iridium Coreと同様に多機能だが、シンセシス方式の方向性が異なる。

Korg Wavestate Mk II

  • シンセシス方式: Wave Sequencing 2.0 (ウェーブシーケンス、サンプル再生)
  • 同時発音数: 64ステレオボイス
  • アフタータッチ: 非対応 (キーボードモデルは対応)
  • フィルター: マルチモードフィルター
  • 特徴: 時間軸で変化する複雑なパッドやテクスチャー、リズミカルなパターン生成に特化。Iridium Coreとは異なるアプローチで、エフェクトやモジュレーションも充実しているが、よりプリセットを深く探索するスタイル。

WALDORF Iridium Core(本製品)

  • シンセシス方式: ウェーブテーブル、グラニュラー、ウェーブフォーム、Kernel FM、レゾネーター (5種類)
  • 同時発音数: 12ボイス
  • アフタータッチ: MIDI経由で対応 (MPE対応)
  • フィルター: デュアル・ステレオ・フィルター、デジタルフォーマー、多様なフィルターモデル
  • 特徴: 5種類の強力なシンセシスエンジンを統合し、広範な音作りが可能。直感的なタッチスクリーン操作とコンパクトなサイズが魅力。多様なシンセシス手法を1台でカバーしたいユーザーに最適。

Iridium Coreは、複数のシンセシス方式を統合し、1台で多様なサウンドキャラクターを生み出せる点が大きな強みです。Hydrasynthはウェーブモーフィングに特化し、Wavestateは時間的な音の変化に秀でています。それぞれの製品が異なるアプローチを持つため、ユーザーの求めるサウンドやワークフローによって最適な選択が変わるでしょう。

ユーザー評価(メリット)

  • **サウンドの多様性**: 5つの強力なシンセシスエンジンにより、広範なサウンド(パッド、リード、ベース、FX、パーカッションなど)をカバーし、これ1台で何でも作れると感じるユーザーが多い。
  • **コンパクトなサイズ**: デスクトップに収まりやすく、持ち運びも容易なため、場所を選ばずに制作やパフォーマンスができる点が評価されている。
  • **タッチスクリーン操作**: 高解像度かつレスポンスの良いタッチスクリーンは、膨大なパラメーターへのアクセスを直感的にし、ワークフローをスムーズにする。
  • **MPE対応**: 表現力豊かな演奏が可能となり、特にMPE対応コントローラーと組み合わせることで、音に命を吹き込むような演奏体験ができる。
  • **Waldorfサウンドクオリティ**: Waldorfならではのクリアでパワフル、そして深みのあるサウンドは、多くのユーザーから高い評価を得ている。
  • **OSの共通性**: QuantumやIridium Keyboard/DesktopとのOS共通化により、今後のアップデートや機能追加への期待が高い。

ユーザー評価(デメリット)

  • **物理コントロールの少なさ**: コンパクトさゆえに、専用ノブやボタンが少なく、深掘りした音作りにはタッチスクリーンでのメニューダイビングが必要になる場面がある。
  • **鍵盤非搭載**: 本体に鍵盤がないため、別途MIDIキーボードなどのコントローラーを用意する必要がある。
  • **習得の難易度**: 多機能かつ複雑なシンセシスエンジンを持つため、完全に使いこなすまでにはある程度の学習期間が必要となる。
  • **価格**: コンパクトモデルとはいえ、その高機能性から価格は比較的高価であり、入門者には敷居が高いと感じる場合がある。
  • **内蔵スピーカーなし**: 音を出すにはヘッドホンや外部スピーカーが必須。

※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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