ELEKTRON Digitone II

ELEKTRON Digitone II

ELEKTRON Digitone II
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ELEKTRON Digitone II
約 181,900 円〜

目次

商品説明

Elektron Digitone IIは、サウンドを色彩豊かに変換できるパワフルなシンセサイザー兼シーケンサーです。モジュラーワークフローで構成されたマルチティンバー・ポリフォニックシンセで、最大16トラックをシンセまたはMIDIで使用でき、合計16ボイスのポリフォニーに対応しています。独自のFM合成エンジンを搭載し、革新的なサウンドデザインを可能にします。柔軟なフィルターオプション、拡張されたElektronシーケンサー、そして演奏性を高める多様な機能により、あなたのクリエイティブな可能性を無限に広げます。

Digitone IIは、オリジナルDigitoneのFM合成エンジンを継承しつつ、さらに進化を遂げたモデルです。新しく追加された「Wavetone」と「Swarmer」を含む4つのシンセマシン、そして「Comb-」「Comb+」を含む6種類のフィルターマシンにより、より幅広い音作りが可能になりました。また、各ボイスに独立したエンベロープ(ADSR/AHD)と3つのLFOが搭載され、複雑なモジュレーションも思いのままです。

内蔵シーケンサーは128ステップで、パラメーターロックやトリガー条件、確率設定、リトリガーなど、Elektronならではの高度な機能が充実しています。さらに、ユークリッドシーケンサーモードや、パターンを組み合わせて楽曲を作成できるソングモードも搭載しており、作曲からライブパフォーマンスまで幅広く対応します。

パフォーマンス面では、ノート編集機能により、各ノートの微細な調整が可能。アフタータッチ、ピッチベンド、モジュレーションホイール、ベロシティ、ブレスコントロール、キートラッキングなどのカスタマイズ可能なモジュレーション設定により、表現豊かな演奏を実現します。豊富なプリセットサウンドも内蔵されており、購入後すぐにインスピレーションを得ることができます。

使用シーンと対象ユーザー

Elektron Digitone IIは、プロデューサー、ライブパフォーマー、サウンドデザイナー、そして実験的な音楽制作に挑戦したいアーティストに最適なデジタルシンセサイザーです。

  • スタジオでの音楽制作: 多彩なFMサウンドと強力なシーケンサーを活用し、複雑なリズムやメロディー、独特のテクスチャーを持つ楽曲を制作できます。特にエレクトロニックミュージック、テクノ、アンビエント、IDMなどのジャンルで真価を発揮します。
  • ライブパフォーマンス: Elektronシーケンサーのリアルタイムでのパラメーター変更やソングモード、パフォーマンス機能により、ダイナミックで変化に富んだライブセットを構築できます。Control All機能を使えば、瞬時にサウンド全体を変化させることも可能です。
  • サウンドデザイン: 4種類のシンセマシンと6種類のフィルター、豊富なエフェクト、詳細なモジュレーションオプションにより、無限のサウンドバリエーションを生み出せます。ゲームや映像のサウンドトラック制作にも活用できます。
  • 実験的な音楽制作: ユークリッドシーケンスジェネレーターやトリガー条件、確率設定などを駆使することで、従来の音楽理論にとらわれない、予測不能でありながら刺激的なシーケンスを生成し、新たな音楽表現を追求できます。

使用時のポイント・注意事項

Elektron Digitone IIを最大限に活用し、より良い体験を得るためのポイントと注意事項を以下に示します。

  • FM合成の理解: Digitone IIはFM合成を核としています。FM合成の基本的な概念(オペレーター、アルゴリズム、モジュレーションインデックスなど)を理解することで、より深いサウンドデザインが可能になります。最初はプリセットから触れ、徐々にパラメーターを掘り下げていくことをおすすめします。
  • シーケンサーの習得: Elektronのシーケンサーは非常に強力で多機能ですが、その分習得には時間がかかる場合があります。パラメーターロック、トリガー条件、マイクロタイミングなど、Elektron独自の機能を一つずつ試しながら慣れていきましょう。公式マニュアルやオンラインのチュートリアル動画が役立ちます。
  • 豊富なモジュレーション: 各ボイスに3つのLFOと多様なモジュレーションデスティネーションが用意されています。これらの機能を活用することで、静的なサウンドに動きや生命感を吹き込むことができます。ピッチベンド、モジュレーションホイール、アフタータッチ、ブレスコントロールなど外部コントローラーとの連携も積極的に試しましょう。
  • Overbridgeの活用: Overbridgeは、Digitone IIをDAWとシームレスに統合するための強力なツールです。USB経由でマルチトラックオーディオのストリーミングや、DAWからのパラメーター制御が可能になります。レイテンシーの少ない環境を構築し、レコーディングやミキシングに活用しましょう。
  • ファームウェアの更新: Elektronは定期的にファームウェアのアップデートをリリースし、新機能の追加やバグ修正を行っています。常に最新のファームウェアに更新することで、最高のパフォーマンスと機能を利用できます。
  • クリーニングとメンテナンス: 頑丈なスチールケースですが、精密機器であるため、定期的な清掃と適切な保管を心がけましょう。ホコリや湿気は故障の原因となります。

基本仕様

鍵盤数
なし(デスクトップモジュールタイプ)
タイプ
デジタルシンセサイザー / シーケンサー
音源
FM合成(16ボイスポリフォニー、複数のFMアルゴリズム)
アフタータッチ
対応(外部MIDIコントローラー接続時)
オシレーター数
4 × 選択可能なSYN (合成) マシン: Wavetone, Swarmer, FM Tone, FM Drum
フィルター
6 × 選択可能なFLTRマシン: マルチモード, ローパス4, イコライザー, Comb-, Comb+, レガシーLP/HP。ボイスあたり1 × デジタルベース幅フィルター
エフェクト
  • ボイスごと: デジタルオーバードライブ、デジタルビットリダクション、デジタルサンプルレートリダクション
  • マスターエフェクト: オーバーライブ、ステレオコンプレッサー
  • センドエフェクト: サチュレーターディレイ、スーパーヴォイドリバーブ、パノラミックコーラス
サイズ
W 215 × D 176 × H 63 mm (ノブと脚を含む)
重量
約 1.48 kg
発売日
2024年10月23日

接続端子

USB端子
高速 USB 2.0 ポート (USBオーディオ対応)
ヘッドホン端子
1 × ¼” ステレオヘッドホンジャック(使用可)
オーディオ出力
2 × ¼” インピーダンスバランスオーディオ出力ジャック
オーディオ入力
2 × ¼” バランスオーディオ入力ジャック(外部入力ミキサー対応)
MIDI I/O
MIDI In/Out/Thru with DIN Sync out
サスティンペダル
直接接続するサスティンペダル端子はありませんが、MIDI経由で対応するMIDIコントローラーを使用することでサスティンコントロールが可能です。

電源

電源方式
ACアダプター (PSU-3c)
バッテリー持続時間
バッテリー駆動には非対応です。

付属品

ケーブル
Elektron USBケーブル
説明書
独占アートワーク、日本語ユーザーマニュアルはElektron Distribution Groupのウェブサイトからダウンロード可能。
電源アダプター
PSU-3c

その他の特徴

シーケンサー
16トラック(シンセまたはMIDI)、パターンおよびトラックごとに128ステップ、アルペジエーター(シンセトラックごと)、ノート編集、ポリフォニックシーケンス、ステップごとのサウンド変更、個別のパターン長、個別のタイムスケールマルチプライヤー、パラメーターロック、トリガー条件とトリガーチャンス、リトリガー(オーディオトラックのみ)、マイクロタイミング、トラックあたり1 × ユークリッドシーケンスジェネレーター、ページループ
ディスプレイ
128 × 64 ピクセル OLEDスクリーン
ビルドクオリティ
頑丈なスチールケース
Overbridge対応
DAWとの統合を可能にするOverbridgeに対応
クラス準拠USBオーディオ
USBオーディオに対応し、ドライバーなしでDAWとの接続が可能
モジュレーション
ボイスあたり3 × 割り当て可能なLFO、ピッチベンド、ベロシティ、キートラック、モジュレーションホイール、ブレスコントロール、アフタータッチのモジュレーション設定
プリセット
多様なプリセットライブラリを内蔵
パフォーマンス機能
4つのトリガーモード(トラック、ベロシティ、リトリガー、プリセットプール)、36の異なるスケールを持つキーボードモード、ソングモード、Control All機能
内蔵スピーカー
非搭載
ピッチシフト/オクターブシフト
ピッチベンド、オクターブシフトはMIDIコントローラー経由で制御可能

旧モデルとの主な違い

商品名
旧モデル:Elektron Digitone / 新モデル:Elektron Digitone II
ボイス数
旧モデル:8ボイス / 新モデル:16ボイス
シンセマシン
旧モデル:FM Toneのみ / 新モデル:Wavetone, Swarmer, FM Tone, FM Drumの4種類
フィルター
旧モデル:マルチモード、ローパス4、イコライザー、レガシーLP/HP / 新モデル:上記に加え、Comb-, Comb+が追加
トラック数
旧モデル:8シンセまたはMIDIトラック / 新モデル:16シンセまたはMIDIトラック
アンプエンベロープ
旧モデル:AHDのみ / 新モデル:ADSRとAHDを選択可能
パフォーマンス機能
Digitone IIではノート編集、キートラッキングモジュレーション、より多くのトリガーモードが追加され、パフォーマンス性が向上しています。

モデル別機能比較

Elektron Digitone

  • ボイス数: 8ボイス
  • シンセマシン: FM Tone
  • フィルター: マルチモード、ローパス4、イコライザー、レガシーLP/HP
  • トラック数: 8シンセまたはMIDIトラック
  • アンプエンベロープ: AHD

Elektron Syntakt

  • 音源: デジタルシンセシスとアナログシンセシス(Hybrid)
  • トラック数: 12トラック(8アナログ、4デジタル)
  • ポリフォニー: 制限付き(真のポリフォニーではない)
  • 音作り: ドラムマシンとしての機能が強力、幅広いサウンドに対応
  • 特徴: ドラムとメロディーを両立する万能型

Elektron Digitone II(本製品)

  • ボイス数: 16ボイス
  • シンセマシン: Wavetone, Swarmer, FM Tone, FM Drum
  • フィルター: マルチモード、ローパス4、イコライザー、Comb-, Comb+, レガシーLP/HP
  • トラック数: 16シンセまたはMIDIトラック
  • アンプエンベロープ: ADSR/AHD選択可能

競合製品との比較

Elektron Digitone IIは、そのユニークなFM合成とElektron独自のシーケンサーにより、他のデジタルシンセサイザーとは一線を画します。ここでは、一般的なデジタルシンセサイザーやドラムマシンと比較した際の、Digitone IIの主要な差別化ポイントを挙げます。

KORG Opsix

  • 合成方式: オルタードFMシンセシス(一般的なFMとは異なるアプローチ)
  • 特徴: FM合成の概念を視覚的に分かりやすくし、より直感的な音作りを可能にするインターフェース。6オペレーター構成。
  • シーケンサー: 16ステップのポリフォニックシーケンサーを搭載。
  • 強み: FM合成へのアクセスしやすさと、幅広い音色の可能性。

Yamaha MONTAGE M6/M7/M8x

  • 合成方式: FM-X(8オペレーター、88アルゴリズム)とAWM2(ウェーブテーブル)のハイブリッド
  • 特徴: 膨大なプリセット、ライブパフォーマンスに特化したMotion Control Synthesis Engine、キーボード搭載型。
  • シーケンサー: パターンシーケンサーとソングシーケンサーを内蔵。
  • 強み: 幅広い音源とプロフェッショナルなライブ・スタジオ機能、鍵盤一体型で即座に演奏可能。

Elektron Digitone II

  • 合成方式: 独自のFM合成(Wavetone, Swarmer, FM Tone, FM Drumの4種類)
  • 特徴: Elektron独自の強力なステップシーケンサー、パラメーターロック、トリガー条件による詳細なコントロール。デスクトップモジュール型。
  • シーケンサー: 16トラック、128ステップ、ポリフォニックシーケンス、ユークリッドシーケンサー、ソングモード。
  • 強み: 独特のFMサウンドと、他の追随を許さないシーケンサー機能による複雑なリズムとメロディーの生成。コンパクトな筐体。

Digitone IIは、一般的なデジタルシンセの広範な音源や鍵盤一体型の利便性とは異なり、FM合成に特化した深遠なサウンドデザインと、Elektronならではの高度なシーケンサーによる精密なコントロールが最大の魅力です。特に、従来のシンセサイザーでは実現しにくい、複雑で変化に富んだシーケンスや、パーカッシブなFMサウンドを求めるユーザーに最適です。

ユーザー評価(メリット)

  • 進化したFMサウンド: 新しいシンセマシン「Wavetone」と「Swarmer」の追加により、従来のDigitoneでは難しかったよりアグレッシブなサウンドや、リッチなテクスチャーの音作りが可能になったと高く評価されています。
  • 大幅なポリフォニー増加: 8ボイスから16ボイスへの増加は、より複雑なコードやレイヤー、密度の高いシーケンスを組む上で非常に大きなアドバンテージとされています。
  • Elektronシーケンサーの進化: パラメーターロックやトリガー条件に加え、ユークリッドシーケンスジェネレーターや強化されたノート編集機能、ソングモードなど、より創造的で精密なシーケンス作成が可能になった点が好評です。
  • モジュレーションの柔軟性: LFOの数やモジュレーションデスティネーションの増加、ADSRとAHDエンベロープの選択肢により、サウンドに躍動感を与える表現力が向上しました。
  • 堅牢なビルドクオリティ: Elektron製品に共通する頑丈なスチールケースは、スタジオワークだけでなくライブパフォーマンスでも安心して使用できると評価されています。
  • Overbridge対応: DAWとのシームレスな統合は、レコーディングやミキシングのワークフローを大幅に効率化すると喜ばれています。

ユーザー評価(デメリット)

  • FM合成の難解さ: FM合成は他の合成方式に比べて直感的な理解が難しい場合があり、慣れるまでに時間がかかると感じるユーザーもいます。特に初心者にとっては、習得曲線が急に感じられるかもしれません。
  • Elektronワークフローの癖: 強力なElektronシーケンサーですが、独自のワークフローに慣れるまでには時間を要します。他のメーカーの機材に慣れているユーザーにとっては、最初は戸惑うこともあるでしょう。
  • 価格: 高度な機能と高品質なサウンドを備えているため、価格帯は比較的高めです。予算が限られているユーザーにとっては、購入のハードルとなる可能性があります。
  • 内蔵鍵盤がない: デスクトップモジュール型であるため、演奏には外部MIDIキーボードやコントローラーが必要となります。これにより、別途機材の購入や設置スペースが必要になる場合があります。

※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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