KORG multi/poly module シンセモジュール

商品説明

KORGの「**multi/poly module シンセモジュール**」は、伝説的な名機KORG Mono/Polyからインスパイアされた、革新的なアナログ・モデリング・シンセサイザーのモジュール版です。息をのむようなアナログ・サウンドと、デジタルならではの卓越したパワーと柔軟性をコンパクトな19インチ・デスクトップ/ラックマウント・パッケージに凝縮しています。

本機は、新たに設計されたフィルターやオシレーターに加え、アナログ・ハードウェア・コンポーネントの微妙なバリエーションまでモデル化した、次世代のアナログ・モデリング技術を採用しています。これにより、自然で豊かな音色と、各ボイスが独自のキャラクターを持つアナログシンセ特有の挙動を実現しています。ヴィンテージシンセのエンベロープ・カーブ（Mono/Poly, MS-20, ARP Odysseyなど）やVCAレスポンスも忠実に再現されており、ポルタメントも6種類のモデルから選択可能です。

MIDI 2.0のプロパティ・エクスチェンジとポリフォニック・アフタータッチに対応しており、KORG Keystageコントローラーとの連携でその真価を発揮します。また、multi/polyネイティブ・ソフトウェアやサードパーティ製ライブラリとも完全な互換性を持ち、常に最新のサウンドとソフトウェア環境を提供します。デスクトップでもラックマウントでも快適に操作できるよう、筐体設計にも工夫が凝らされています。

使用シーンと対象ユーザー

KORG multi/poly moduleは、そのコンパクトさとパワフルなサウンドエンジンから、**スタジオでの楽曲制作**はもちろん、**ライブパフォーマンス**、**サウンドデザインの実験**など、幅広いシーンで活躍します。特に、**アナログシンセの温かみとデジタルの柔軟性を両立させたいプロデューサーやミュージシャン**に最適です。限られたスペースで本格的なシンセサイザーサウンドを追求したいデスクトップユーザーや、既存のラックシステムに強力なシンセサイザーを追加したいスタジオオーナーにも推奨されます。MIDI 2.0対応のため、次世代の音楽制作環境を構築したいユーザーにとっても魅力的な選択肢となるでしょう。

使用時のポイント・注意事項

multi/poly moduleは鍵盤を持たないモジュールタイプのため、別途MIDIコントローラー（KORG Keystageなど）やDAWからのMIDI信号で演奏・制御する必要があります。MIDI 2.0に対応しているコントローラーと組み合わせることで、ポリフォニック・アフタータッチなどの表現力を最大限に引き出すことができます。また、内部で複雑なアナログ・モデリングを行っているため、CPU負荷が高い場合があります。使用環境のスペックを確認し、最適なパフォーマンスが得られるように設定を調整することをお勧めします。サウンドの奥行きを深く探求するために、様々なヴィンテージシンセのエンベロープやVCAレスポンスを試してみるのも良いでしょう。

基本仕様

接続端子

電源

付属品

その他の特徴

旧モデルとの主な違い

モデル別機能比較

競合製品との比較

KORG multi/poly moduleは、その先進的なアナログ・モデリング技術とMIDI 2.0対応という点で、現在の市場においてユニークな位置を占めています。

KORG multi/poly moduleは、Roland JU-06Aのような特定のヴィンテージシンセの再現に特化したモジュールとは異なり、**Mono/Polyをインスピレーション源としつつも、より広範なアナログシンセの特性（エンベロープ、VCA、ポルタメントなど）をモデル化することで、多彩で豊かなアナログサウンドを実現**しています。また、Behringer DeepMindのような純粋なアナログシンセとは異なり、デジタル技術を駆使することで**60ボイスという高い同時発音数と、MIDI 2.0対応による次世代の表現力**を提供します。特に、ハードウェアとしての堅牢性とラックマウント対応の柔軟性は、プロフェッショナルなスタジオ環境にも適しています。

ユーザー評価（メリット）

• **極めてリアルなアナログサウンド**：ヴィンテージシンセ特有の揺らぎやキャラクターまで再現されており、デジタルとは思えない暖かみと深みのあるサウンドが評価されています。
• **高いポリフォニー数**：最大60ボイスという同時発音数により、複雑なパッドサウンドやレイヤーも余裕を持って作成できます。
• **MIDI 2.0対応**：将来性のあるMIDI規格に対応しており、より詳細な表現やコントロールが可能になります。
• **ポリフォニック・アフタータッチ対応**：対応するコントローラーと組み合わせることで、非常に表現力豊かな演奏が可能です。
• **コンパクトで設置しやすい**：デスクトップにもラックにも対応する設計で、様々な制作環境に組み込みやすい点が好評です。
• **幅広いサウンドメイク**：Mono/Polyだけでなく、MS-20やARP Odysseyなど、様々な名機のエンベロープやVCA特性をモデリングしているため、多彩な音色を創造できます。

ユーザー評価（デメリット）

• **鍵盤非搭載**：モジュールタイプのため、演奏には別途MIDIキーボードなどが必要になります。
• **価格**：高機能な分、価格が他のモジュールシンセと比較して高めだと感じるユーザーもいるかもしれません。
• **操作子の多さ**：多機能ゆえに操作子が多く、慣れるまでに時間がかかる場合があります。

※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。