MOOG Messenger

MOOG Messenger

MOOG Messenger
MOOG Messenger
MOOG Messenger
MOOG Messenger
MOOG Messenger
MOOG Messenger
約 119,799 円〜

目次

商品説明

Moog Messengerは、世界的に有名なMoogが開発した次世代のモノフォニック・アナログ・キーボード・シンセサイザーです。長年にわたり愛され続けてきたMoog独自の回路構成に革新的なアレンジを加え、象徴的なMoogサウンドに、柔軟かつ現代的な機能を融合。新たな時代の音楽家、プロデューサー、そしてサウンドデザイナーの創造性を刺激し、未来のサウンドデザインを形作るための新しい方法を提供します。

コンパクトな筐体ながらも迫力のサウンドを生み出すMessengerは、ウェーブフォルディング機能を備えた2基のVCO(電圧制御オシレーター)、連続可変のウェーブシェイプを持つサブオシレーター、ループ対応のADSRエンベロープを2基搭載しています。さらに、ベロシティとアフタータッチに対応した32鍵のフルサイズ・セミウェイテッド鍵盤により、自然なタッチ感とダイナミックなコントロールを実現。演奏者の表現力を最大限に引き出します。

伝説的なMoogトランジスター・ラダー・フィルターは、レゾナンスを高めた際の低域補正や複数のフィルタースロープ、マルチモード動作に対応しており、強力なサウンドシェイピングを可能にします。力強いリードや繊細なテクスチャ、そして深く唸るようなベースまで幅広く対応するMessengerは、ステージやスタジオでの即戦力となる、表現力豊かで親しみやすいクリエイティブツールとして設計されています。

使用シーンと対象ユーザー

Moog Messengerは、その多様な機能と表現力から、幅広い音楽制作シーンで活躍します。

  • ステージパフォーマンス: 堅牢な筐体と直感的な操作性、そして力強いアナログサウンドは、ライブパフォーマンスにおいて中心的な存在となるでしょう。ベロシティとアフタータッチ対応の鍵盤は、ライブでの繊細な表現を可能にします。
  • スタジオ制作: 深みのあるベースライン、刺激的なリードサウンド、豊かなパッドサウンドなど、多彩な音色を生成できるため、あらゆるジャンルの楽曲制作において中心的なシンセサイザーとして活用できます。シーケンサーやアルペジエーターも内蔵されており、アイデアを素早く形にすることが可能です。
  • サウンドデザイン: 独自のウェーブフォルダーやMoogラダーフィルター、豊富なモジュレーションオプションは、実験的なサウンドデザインや効果音制作に最適です。新しい音の探求に挑戦したいクリエイターに強く推奨されます。
  • 初心者からプロまで: 直感的なインターフェースとプリセット機能は、シンセサイザー初心者でもすぐにMoogサウンドを楽しむことができます。一方で、詳細なパラメーターエディットやCV/Gate接続、MIDI/USB-C接続は、経験豊富なプロフェッショナルにも満足のいく柔軟性を提供します。

使用時のポイント・注意事項

Moog Messengerを最大限に活用し、長くお使いいただくためのポイントと注意事項です。

  • アナログシンセサイザーの特性理解: Messengerはアナログシンセサイザーであるため、電源投入後すぐに安定したピッチが得られない場合があります。起動後数分間、ウォームアップ時間を設けることで、より正確なピッチで演奏できます。
  • 適切な接続: ヘッドホン端子やライン出力、MIDI、CV/Gateなど、多様な接続オプションがあります。使用する機材や環境に合わせて、適切なケーブルと接続方法を選択してください。特にCV/Gate接続は、他のアナログシンセサイザーやユーロラックモジュールとの連携に非常に強力です。
  • ファームウェアの更新: メーカーから新しいファームウェアがリリースされることがあります。最新のファームウェアに更新することで、新機能の追加やパフォーマンスの改善、バグ修正などが行われる場合がありますので、定期的に公式サイトを確認することをお勧めします。
  • プリセットの活用とカスタマイズ: 256のプリセットスロットがあり、そのうち240はプロ仕様の音色を収録しています。これらを活用しつつ、自分好みのサウンドにカスタマイズすることで、Messengerの可能性をさらに引き出せます。
  • 物理的な保護: 精密な電子機器であるため、直射日光や高温多湿な場所を避け、安定した場所に設置してください。持ち運びの際は、専用のケースを使用するなどして衝撃から保護しましょう。
  • お手入れ: 柔らかい乾いた布で定期的に本体を拭き、清潔に保ってください。液体や研磨剤の使用は避けてください。

基本仕様

鍵盤数
32鍵(フルサイズ・セミウェイテッド鍵盤、ベロシティ、アフタータッチ対応)
タイプ
モノフォニック・アナログ・キーボード・シンセサイザー
音源
アナログ音源
アフタータッチ
対応
オシレーター数
  • 2基の連続可変波形VCO(電圧制御オシレーター)
  • 1基の連続可変波形サブオシレーター(低域補強用)
フィルター
Moogトランジスター・ラダー・フィルター(4ポール・ローパス、2ポール・ローパス、バンドパス、ハイパスに対応する独自のポールミックス設計、RES BASSスイッチ付きレゾナンス・コントロール、外部入力、フィードバック、VCOによるFMに対応)
エンベロープ
ループ可能なADSRエンベロープ × 2基(ベロシティ対応、マルチトリガー対応)
LFO
  • LFO 1: 同期・リセット・独立モジュレーションバス付き可変波形LFO(PWM、ダイナミックなウェーブフォールディング、フィルターFMなどに対応)
  • LFO 2: トライアングル波LFO(モジュレーションホイール連動、複数宛先にルーティング可能)
ノイズジェネレーター
ホワイトノイズ・ジェネレーター(テクスチャと奥行きを加える)
プリセット
256スロット(240はプロ仕様の音色を収録、16のカテゴリ別バンクに整理)
シーケンサー
最大256個のシーケンスを各64ステップまで保存可能(確率的な自動生成、パラメーター記録対応)
アルペジエーター
複数のパターン・モードとリズム・プログラミングに対応したユニークな設定可能アルペジエーター
内蔵スピーカー
なし
サイズ
58.5cm (W) × 32.2cm (D) × 9.65cm (H)
重量
4.95 kg

接続端子

MIDI端子
5ピンDIN MIDI IN/OUT
USB端子
USB-C(MIDI IN/OUT対応、DAWとの高互換性)
オーディオ出力
ライン出力(6.35mm標準フォンジャック)
ヘッドホン端子
専用ヘッドホン出力(6.35mmステレオ標準フォンジャック): 使用可能
ペダル入力
サステインペダル入力(6.35mm標準フォンジャック)×1、エクスプレッションペダル入力(6.35mm標準フォンジャック)×1
CV/Gate入出力
6系統の3.5 mmジャック(アナログ・クロック入出力、CV(コントロール電圧)入出力、ゲート入出力対応。アナログシンセやEurorackとの接続に最適)

電源

電源方式
ACアダプター
バッテリー持続時間
バッテリー駆動には対応していません。

付属品

電源アダプター
付属
説明書
ユーザーマニュアル付属

その他の特徴

ピッチホイール
搭載
モジュレーションホイール
搭載(LFO 2に連動、複数宛先にルーティング可能)
オクターブ・トランスポーズ
搭載
グライド
可変レスポンスのグライド機能を搭載
ウェーブフォルダー
独自のハイブリッド・ウェーブフォルダー搭載
シンク/FM機能
VCOシンクおよびFM機能を搭載

旧モデルとの主な違い

Moog Messengerは、その製品名から直接的な旧モデルを示すものはありませんが、Moogのこれまでのモノフォニックシンセサイザーの技術とデザイン思想を継承しつつ、現代のニーズに合わせた進化を遂げた製品と言えます。特に「Sub Phatty」や「Subsequent 37」といった人気のモノフォニックシンセサイザーと比較すると、その設計思想の違いが見えてきます。

商品名
旧モデル:Moog Sub Phatty / 新モデル:MOOG Messenger
鍵盤数
Sub Phatty: 25鍵 / Messenger: 32鍵
アフタータッチ
Sub Phatty: なし / Messenger: あり
ウェーブフォルダー
Sub Phatty: なし / Messenger: 独自のハイブリッド・ウェーブフォルダー搭載
プリセットスロット
Sub Phatty: 16個 / Messenger: 256個
シーケンサー
Sub Phatty: なし / Messenger: 最大256個のシーケンス保存可能
アルペジエーター
Sub Phatty: なし / Messenger: ユニークな設定可能アルペジエーター搭載
商品名
旧モデル:Moog Subsequent 37 / 新モデル:MOOG Messenger
鍵盤数
Subsequent 37: 37鍵 / Messenger: 32鍵
タイプ
Subsequent 37: パラフォニック/モノフォニック / Messenger: モノフォニック
ウェーブフォルダー
Subsequent 37: なし / Messenger: 独自のハイブリッド・ウェーブフォルダー搭載

モデル別機能比較

Moog Messengerは、よりコンパクトなボディに現代的な機能を凝縮した、次世代のモノフォニックシンセサイザーとして位置づけられます。ここでは、Moogの代表的なモノフォニックシンセサイザーと比較して、その特徴を明確にします。

Moog Subsequent 37

  • 鍵盤数: 37鍵
  • タイプ: パラフォニック/モノフォニック
  • ウェーブフォルダー: なし
  • プリセット: 256個
  • シーケンサー: 64ステップシーケンサー(各プリセットに紐付け)
  • アルペジエーター: あり
  • CV/Gate: 豊富

Moog Subharmonicon

  • 鍵盤数: なし(パッチケーブルで操作)
  • タイプ: セミモジュラーデスクトップシンセサイザー(ポリリズム生成に特化)
  • ウェーブフォルダー: なし
  • プリセット: なし
  • シーケンサー: 6ステップ、2系統シーケンサー
  • アルペジエーター: なし
  • CV/Gate: 豊富

MOOG Messenger(本製品)

  • 鍵盤数: 32鍵
  • タイプ: モノフォニック
  • ウェーブフォルダー: 独自のハイブリッド・ウェーブフォルダー搭載
  • プリセット: 256個(プロ仕様音色240、カテゴリ分け)
  • シーケンサー: 最大256個、各64ステップまで保存可能(確率的自動生成、パラメーター記録対応)
  • アルペジエーター: ユニークな設定可能アルペジエーター(複数のパターン・モード、リズム・プログラミング対応)
  • CV/Gate: 6系統の入出力

競合製品との比較

Moog Messengerは、そのアナログサウンドと特徴的な機能セットにより、他の主要なシンセサイザーブランドの製品とは異なる魅力を持っています。ここでは、代表的な競合製品との比較を通じて、Messengerの立ち位置を明確にします。

KORG minilogue XD

  • タイプ: ポリフォニック・アナログ・ハイブリッドシンセサイザー
  • 鍵盤数: 37鍵
  • 音源: アナログ+デジタルマルチエンジン
  • ボイス数: 4ボイス
  • 特徴: デジタルオシレーターとエフェクトセクションにより、幅広い音色に対応。

Roland SH-4d

  • タイプ: デジタル・デスクトップシンセサイザー(キーボードなし)
  • 鍵盤数: なし
  • 音源: 11種類のシンセモデルとリズムセクション
  • ボイス数: モデルによる
  • 特徴: コンパクトながら多機能で、様々なシンセサウンドとリズムパターンを生成可能。

Arturia MiniFreak

  • タイプ: ハイブリッド・ポリフォニックシンセサイザー
  • 鍵盤数: 37鍵
  • 音源: デジタル(22種類のオシレーターモード)+アナログフィルター
  • ボイス数: 6ボイス
  • 特徴: ユニークなオシレーターとアナログフィルターの組み合わせによる幅広いサウンドメイク、豊富なモジュレーション。

Moog Messengerは、上記の製品と比較して、純粋なモノフォニック・アナログシンセサイザーとしてのアイデンティティを確立しています。特に、象徴的なMoogラダーフィルターと、新機能であるウェーブフォルダー、そして充実したシーケンサー・アルペジエーター機能は、他の追随を許さないユニークなサウンドと操作性を提供します。コンパクトなサイズながらも、妥協のないアナログサウンドと現代的な制作環境への対応力は、唯一無二の存在感を放ちます。

ユーザー評価(メリット)

  • 伝統的なMoogサウンドと現代的機能の融合: 伝説的なMoogサウンドを継承しつつ、ウェーブフォルダーや高機能なシーケンサー・アルペジエーターなど、現代の音楽制作に求められる機能が充実している点が評価されています。
  • コンパクトながらパワフルな音: そのコンパクトな筐体からは想像できないほど、パワフルで深みのあるアナログサウンドが出力され、ライブやスタジオで即戦力となる点が好評です。
  • 優れた鍵盤の演奏性: 32鍵のフルサイズ・セミウェイテッド鍵盤は、ベロシティとアフタータッチに対応しており、表現豊かな演奏が可能だとユーザーから支持されています。
  • 多様な音作り: 2基のVCO、サブオシレーター、ノイズジェネレーター、そして特にウェーブフォルダーと多機能なMoogラダーフィルターにより、力強いベース、鋭いリード、豊かなパッド、実験的なテクスチャまで幅広い音作りができると評価されています。
  • 充実した接続性: USB-C MIDI、DIN MIDI、そしてアナログシンセやユーロラックとの連携を可能にするCV/Gate入出力が豊富に用意されており、様々な環境に柔軟に対応できる点がメリットとして挙げられます。
  • プリセットとシーケンサーの利便性: 256ものプリセットスロットと、充実したシーケンサー・アルペジエーター機能により、アイデアを素早く形にし、即座に制作プロセスに取り掛かれる点が評価されています。

ユーザー評価(デメリット)

  • 内蔵スピーカーの非搭載: ヘッドホンまたは外部スピーカーが必要となるため、手軽に音を出すには別途機器を用意する必要があります。
  • バッテリー駆動非対応: 持ち運びの際に電源確保が必要となり、外出先での使用には制約があると感じるユーザーもいます。
  • 価格: Moog製品の例にもれず、高品質なアナログシンセサイザーであるため、価格が高めに設定されており、予算が限られているユーザーにとってはハードルとなる可能性があります。
  • モノフォニックであること: ポリフォニックシンセサイザーを求めているユーザーにとっては、モノフォニックである点がデメリットとなり得ます。

※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

関連動画

MOOG Messenger

Amazon

MOOG Messenger

楽天市場

関連タグ


このページに掲載されている商品の内容について、動画リンクの不具合や記載ミス、ご要望・追加してほしい機能などがありましたら、ぜひご意見をお聞かせください。今後の改善に活かしてまいります。
購入数が設定された在庫数を超えています。
閉じる
読み上げ
音量
速度
音程
▶️