HAMMOND M-solo BRG

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約 128,000 円〜

目次


商品説明

HAMMOND M-solo BRGは、ハモンド史上最小・最軽量の49鍵盤ドローバーキーボードです。その最大の魅力は、「超リアルタイム志向」で、音色の創り込みから演奏まで、直感的な操作性を追求している点にあります。B-3を含む4種類のオルガンに加え、ストリングスアンサンブルキーボード、ポリフォニックシンセサイザーの計6種類の楽器タイプを搭載し、1970年代のヴィンテージサウンドを幅広く網羅しています。

特に、ヴィンテージハモンドオルガンの心臓部である91枚のトーンホイールを緻密に再現する新音源「Modelled Tone Wheel 2 (MTW2)」を搭載しており、バーチャルマルチコンタクト機能と相まって、まるで本物のB-3を演奏しているかのようなリアルなサウンド体験を提供します。パーカッション、レスリー、ビブラート&コーラスといったハモンドオルガンに不可欠な機能やエフェクトも網羅しています。

また、シンプルな構成ながらも多機能なポリフォニックシンセサイザーを内蔵しており、ドローバーでオシレーター、フィルター、エンベロープを滑らかにコントロールできます。さらに、コンパクトな筐体からは想像できないほどの本格的なサウンドと、3.6kgという驚異的な軽さを両立し、持ち運びのしやすさも大きな特徴です。ファーストハモンドとして、またセカンドキーボードとしても、あらゆる音楽シーンで活躍する機能をコンパクトに集約したモデルです。


発売日

M-solo(標準カラー)
2023年春
M-solo BRG(リミテッドカラー)
2025年

使用シーンと対象ユーザー

HAMMOND M-solo BRGは、そのコンパクトさと多機能性から、幅広いユーザーと多様なシーンでの使用に適しています。

  • ファーストハモンドとして: 本格的なハモンドサウンドを手軽に体験したい初心者から、スペースの制約がある環境でオルガン演奏を楽しみたい方まで、最初のハモンドオルガンとして最適です。
  • セカンドキーボードとして: メインの電子ピアノやシンセサイザーの横に設置し、オルガン、シンセ、ストリングスといったヴィンテージサウンドを加えたいキーボーディストに最適です。特にライブパフォーマンスやスタジオでのセッションにおいて、多彩な音色を素早く切り替えながら演奏したい場合に威力を発揮します。
  • 自宅での練習・制作: 軽量かつコンパクトなため、限られたスペースでも設置しやすく、自宅での練習やDTMなどの音楽制作において、リアルなヴィンテージサウンドを求める方に適しています。
  • ライブパフォーマンス: わずか3.6kgという軽さで、持ち運びが非常に容易です。頻繁にライブハウスやスタジオへ機材を持ち運ぶミュージシャンにとって、この可搬性は大きなメリットとなります。
  • 70年代ヴィンテージサウンド愛好家: B-3、Vx、Farf、Aceといった著名なオルガンタイプに加え、ストリングスアンサンブルやポリフォニックシンセサイザーなど、70年代の象徴的なサウンドを再現したいプレイヤーに最適です。

使用時のポイント・注意事項

HAMMOND M-solo BRGを最大限に活用し、快適にお使いいただくためのポイントと注意事項を以下に示します。

  • 外部アンプ・PAシステムへの接続: M-soloには内蔵スピーカーがないため、サウンドを出力するには別途、ヘッドホン、キーボードアンプ、ミキサー、またはPAシステムなどへの接続が必要です。高品質なサウンドを体験するためには、オルガンサウンドの特性を活かせるアンプやレスリースピーカーシミュレーター(内蔵エフェクト)との組み合わせを検討してください。
  • エクスプレッションペダルの活用: 別売りのエクスプレッションペダル(EXP-20, EXP-50Jなど)を接続することで、音量やワウワウエフェクトなどを足元で直感的にコントロールでき、より表現豊かな演奏が可能です。特にオルガン演奏には不可欠な要素です。
  • レスリーファースト端子の活用: 別売りのフットスイッチ(FS-9Hなど)を「LESLIE FAST」端子に接続することで、レスリースピーカーの回転速度(ファースト/スロー)を足元で切り替えることができ、オルガン特有の演奏表現を広げます。
  • ドローバーの特性理解: 各楽器タイプ(B-3、Vx、Synなど)によってドローバーの役割が異なります。B-3では音色作り、Vxでは音色の明暗、Synではフィルターや音量コントロールなど、それぞれの特性を理解することで、M-soloの音作りの幅を最大限に引き出せます。
  • パッチボタンの活用: 3つのパッチボタンは、演奏中に瞬時に音色を切り替えるのに非常に便利です。よく使う音色や、特定の楽曲に必要なセッティングをあらかじめ保存しておくことで、ライブパフォーマンスでの操作性が格段に向上します。
  • USB MIDI接続: M-soloはUSB TO HOST端子を備えているため、PCやタブレットと接続することで、MIDIコントローラーとして使用したり、DAWソフトウェアと連携して音楽制作に活用したりできます。
  • 持ち運び時の保護: 軽量でコンパクトなM-soloですが、持ち運びの際には別売りの専用ソフトケース(SC-M49)を使用することで、本体を傷や衝撃から保護し、長く愛用することができます。

基本仕様

鍵盤数
49鍵
タイプ
ライトウェイト(ベロシティ対応)
音源

【トーンホイールオルガン(B-3)】
MTW2(Modelled Tone Wheel 2)音源、同時発音数61

【トランジスターオルガン(Vx、Farf、Ace)】
サンプリング音源、同時発音数96

【ストリングスアンサンブル(Ens)】
サンプリング音源、同時発音数96

【ポリフォニックシンセサイザー(Syn)】
アナログモデリング音源、同時発音数8
アフタータッチ
なし
オシレーター数 (シンセサイザー部)
2オシレーター + サブオシレーター
フィルター (シンセサイザー部)
LPF 24dB/oct
エフェクト

【トーンホイールオルガン(B-3)】
レスリー、ビブラート&コーラス、オーバードライブ

【トランジスターオルガン(Vx、Farf、Ace)】
レスリー、ビブラート、オーバードライブ

【ストリングスアンサンブル(Ens)】
ビブラート、コーラス

【ポリフォニックシンセサイザー(Syn)】
ディレイビブラート & ワウワウ/PWM、コーラス

【マスター】
ディレイ/リバーブ
コントローラー
ドローバー(1組9列)、パーカッションボタン(オン、ソフト、ファースト、サード)
レスリー(バイパス、ストップ、ファースト)
ピッチベンド機能(ボタン操作またはパラメータ制御)、オクターブシフト、トランスポーズ(キーマップ)
パッチメモリ
3つのパッチボタン(即座に保存・呼び出し可能、初期プリセットあり)
サイズ (W×D×H)
731 × 274 × 85 mm
重量
3.6 kg

接続端子

USB端子
TO HOST (USB MIDI対応)
MIDI端子
MIDI IN、MIDI OUT
オーディオ出力
LINE OUT(L/R)、PHONES(ヘッドホン専用端子)
オーディオ入力
AUX IN(入力レベル調整可)
コントロール入力
EXPRESSION IN(エクスプレッションペダル接続用、極性スイッチ付き)、LESLIE FAST(レスリースピーカー回転速度切り替え用フットスイッチ接続用)

電源

電源方式
付属のACアダプター(AD3-1230-2P)を使用
バッテリー駆動
非対応

付属品

標準付属品
ACアダプター(AD3-1230-2P)×1、電源ケーブル×1
別売アクセサリー
専用ソフトケース SC-M49
エクスプレッションペダル EXP-20、EXP-50J
フットスイッチ FS-9H

その他の特徴

コンパクト&軽量設計
ハモンドオルガン史上最小・最軽量(3.6kg)を実現し、可搬性に優れています。セカンドキーボードとしての使用を想定した極限までコンパクトな設計です。
Modelled Tone Wheel 2 (MTW2) 音源
ヴィンテージハモンドオルガンの心臓部である91枚のトーンホイールを緻密に再現し、リアルなB-3サウンドを提供します。バーチャルマルチコンタクト機能により、B-3特有の多列接点の発音も再現可能です。
6種類の楽器タイプ搭載
B-3、Vx(英国製トランジスターオルガン)、Farf(イタリア製トランジスターオルガン)、Ace(日本製トランジスターオルガン)の4種類のオルガンに加え、70年代のストリングスアンサンブルキーボード(Ens)、シンプルなポリフォニックシンセサイザー(Syn)を搭載し、幅広いヴィンテージサウンドを網羅しています。
直感的なドローバーコントロール
ドローバーはB-3の音色作りだけでなく、楽器タイプごとに異なる役割(Vxではミキサー、Synではフィルター/音量コントローラーなど)を持ち、シンプルなスライド操作で直感的な音作りが可能です。
即時アクセス可能なパッチボタン
3つのパッチボタンにより、簡易な操作で音色セッティングを即座に保存・呼び出しが可能です。初期プリセットとして代表的なB-3、Ens、Synのパッチが保存されており、M-soloの音作りの幅をすぐに体感できます。
カラ―バリエーション
ベーシックカラーの「ブラック」に加え、2025年にはリミテッドカラーとして「ブリティッシュレーシンググリーン」が新たに登場しました。
内蔵スピーカー
非搭載

ハモンドM-soloの製品位置付け

HAMMOND M-soloは、従来のハモンドオルガンラインナップの中でも特に「携帯性」と「ヴィンテージサウンドの網羅性」に焦点を当てて開発されたモデルです。 これまでのハモンドオルガンは、ステージやスタジオでの使用を前提とした、より本格的で大型なモデル(例えばSKシリーズやXKシリーズ)が主流でした。M-soloは、そうしたモデル群とは一線を画し、ハモンドオルガンの核となるサウンドクオリティを維持しつつ、誰でも手軽に持ち運べ、様々なシーンで即座に演奏できることを目指しています。

具体的には、ハモンドのポータブルシリーズであるSKシリーズや、本格的なドローバーオルガンであるXKシリーズと比較すると、M-soloは鍵盤数が少なく(49鍵)、内蔵スピーカーを持たないなど、よりシンプルでコンパクトな設計となっています。しかし、その分、軽量化と低価格化を実現し、ハモンドサウンドへのエントリーモデルとして、また既存のキーボーディストが手軽にオルガンサウンドを取り入れたい場合のセカンドキーボードとして、新たな市場を開拓する製品として位置付けられています。


同社モデル別機能比較

HAMMOND M-solo BRG(本製品)

  • 鍵盤数: 49鍵
  • 音源: MTW2 (B-3), サンプリング (トランジスター/ストリングス), アナログモデリング (シンセ)
  • 楽器タイプ数: 6種類 (B-3, Vx, Farf, Ace, Ens, Syn)
  • ドローバー: 1組9列
  • 内蔵スピーカー: なし
  • 重量: 3.6kg
  • 特長: ハモンド史上最小・最軽量、超リアルタイム志向、幅広いヴィンテージサウンドを網羅

HAMMOND SK PRO 61

  • 鍵盤数: 61鍵
  • 音源: MTW2 Plus (オルガン), PCM (ピアノ/シンセ), FMシンセ, アナログモデリング (モノシンセ)
  • 楽器タイプ数: オルガン、ピアノ、アンサンブル、モノシンセなど複合
  • ドローバー: 2組9列 + 2列 (ペダル)
  • 内蔵スピーカー: なし
  • 重量: 9.3kg
  • 特長: プロフェッショナルユース向けの多機能性、豊富な音源とエフェクト、デュアルマニュアル対応

HAMMOND XK-5

  • 鍵盤数: 73鍵 (Waterfall鍵盤)
  • 音源: MTW2 (オルガン専用)
  • 楽器タイプ数: B-3オルガンに特化
  • ドローバー: 2組9列 + 2列 (ペダル)
  • 内蔵スピーカー: なし
  • 重量: 15.7kg
  • 特長: B-3オルガンの完全再現を追求したフラッグシップモデル、伝統的な操作性とサウンド

競合製品との比較

HAMMOND M-solo BRGの競合製品としては、コンパクトなボディにオルガンやシンセサイザーの音源を搭載し、ライブやスタジオで手軽に持ち運べるキーボードが挙げられます。ここでは、代表的な2つの競合製品と比較します。

Nord Electro 6D 61

  • 鍵盤数: 61鍵
  • 鍵盤タイプ: セミウェイテッド・ウォーターフォール
  • オルガン音源: B3トーンホイール、Vox、Farfisa、パイプオルガン
  • ピアノ音源: サンプルベース(Nord Piano Library対応)
  • シンセ音源: サンプルシンセ(Nord Sample Library対応)
  • ドローバー: ドローバー(物理ドローバー)
  • 内蔵スピーカー: なし
  • 重量: 8.1kg
  • 特長: 高品質なピアノ、オルガン、サンプラー音源、視認性の高いLEDドローバー、直感的な操作性、幅広い音楽ジャンルに対応

Roland VR-09-B

  • 鍵盤数: 61鍵
  • 鍵盤タイプ: オルガン鍵盤(ベロシティ対応)
  • オルガン音源: バーチャル・トーンホイール、トランジスターオルガン
  • ピアノ音源: アコースティックピアノ、エレクトリックピアノ
  • シンセ音源: スーパーナチュラル・シンセサイザー
  • ドローバー: ドローバー(物理ドローバー)
  • 内蔵スピーカー: なし
  • 重量: 5.5kg
  • 特長: 軽量でポータブル、幅広い音色カテゴリー(オルガン、ピアノ、シンセ)、リアルタイムコントロールに優れたインターフェース、Looper機能搭載

HAMMOND M-solo BRGは、49鍵という最もコンパクトな鍵盤数と3.6kgという最軽量を実現している点が最大の特徴です。音源面では、特にハモンドオルガンサウンドのMTW2に特化しつつ、ヴィンテージトランジスターオルガンやシンプルなシンセサイザー、ストリングスアンサンブルなど、特定の70年代ヴィンテージサウンドを網羅しています。Nord Electro 6DやRoland VR-09-Bがより多様な音源(アコースティックピアノなど)を搭載しているのに対し、M-soloはより「ハモンドオルガンとそれに付随するヴィンテージキーボードサウンドに特化し、最高の携帯性を提供する」という明確なコンセプトを持っています。物理ドローバーによる直感的な操作性も共通していますが、M-soloの「超リアルタイム志向」は、そのシンプルなインターフェースに集約されています。


ユーザー評価(メリット)

  • 圧倒的な軽量・コンパクトさ: 3.6kgという軽さと、片手で持てるほどのコンパクトさで、ライブや練習への持ち運びが非常に楽になったと高評価です。狭いスペースでも設置しやすい点も好評です。
  • 本格的なハモンドサウンド: 小さな筐体からは想像できないほど、本格的でリアルなB-3サウンドが再現されており、MTW2音源のクオリティに驚きの声が多く聞かれます。
  • ヴィンテージサウンドの充実: B-3だけでなく、Vx、Farf、Aceといったトランジスターオルガンや、ストリングス、シンセサイザーなど、70年代の多様なヴィンテージキーボードサウンドが網羅されており、これ一台で幅広い音楽ジャンルに対応できる点が評価されています。
  • 直感的な操作性: ドローバーやボタンによるリアルタイムな音色コントロールが非常にしやすく、音作りの楽しさや演奏中の即興性が向上したとの声があります。
  • セカンドキーボードとしての最適性: メインのキーボードに加えて、オルガンやシンセサウンドを手軽に追加できるセカンドキーボードとして、そのサイズと機能が非常に重宝されています。

ユーザー評価(デメリット)

  • 鍵盤数の少なさ: 49鍵という鍵盤数は、オルガンとしては十分な場面もありますが、ピアノ音源やより幅広い音域を必要とする演奏では物足りなさを感じるユーザーもいます。
  • 内蔵スピーカーの非搭載: 本体から直接音が出ないため、別途ヘッドホンや外部スピーカー、アンプなどを用意する必要があり、手軽に音を出す用途では一手間かかるとの声もあります。
  • 物理的なピッチベンド/モジュレーションホイールの欠如: シンセサイザー音源は搭載されていますが、一般的なキーボードにある物理的なピッチベンドやモジュレーションホイールがないため、シンセ演奏での表現に制約を感じる場合があります(ボタン操作でのピッチベンドは可能)。
  • 本格的なピアノ音源の欠如: オルガンやシンセに特化しているため、アコースティックピアノやエレクトリックピアノなどの本格的なピアノ音源を求めるユーザーには不向きです。

※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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