Kawai VPC1

Kawai VPC1

Kawai VPC1
Kawai VPC1
Kawai VPC1
Kawai VPC1
Kawai VPC1
Kawai VPC1
約 143,000 円〜

目次

商品説明

KAWAI VPC1は、ソフトウェアピアノ音源の表現力を最大限に引き出すために開発された、88鍵のMIDIキーボードです。単なるコントローラーではなく、本物の楽器としての感性を追求し、グランドピアノのようなリアルなタッチを実現するために、KAWAIが長年培ってきた木製鍵盤の技術が惜しみなく投入されています。 RM3グランドⅡ鍵盤は、積層の木製鍵盤、シーソー構造、3つのセンサー、異なる支点位置、レットオフフィール、象牙調仕上げのアイボリータッチなど、MIDIキーボードとしては類を見ない贅沢な仕様を採用しています。これにより、強打時の手応えや弱打時の軽やかさ、同音連打やトリル、レガートなど、アコースティックピアノに極めて近い演奏感を再現し、ソフトウェアピアノ音源の持つポテンシャルを最大限に引き出します。 また、PCやMacとのUSB接続による電力供給に対応しており、ACアダプターなしでも動作します。付属の3本構成ペダルはハーフペダルにも対応し、VPCエディターソフトウェアを使用することで各ペダルにCC#を自在にアサインでき、ソフトウェア音源のパラメーターをペダルでコントロールすることも可能です。フェーダーやノブといった操作子を排除したシンプルなデザインは、グランドピアノを思わせる洗練された外観で、演奏に集中できる環境を提供します。

使用シーンと対象ユーザー

KAWAI VPC1は、特に以下のような使用シーンとユーザーに最適です。

  • ソフトウェアピアノ音源のヘビーユーザー: ピアノ音源のリアルな表現力を追求したい方。高品位な鍵盤で、ソフト音源の可能性を最大限に引き出したい方に最適です。
  • 本格的なピアノタッチを求めるDTM/DAWユーザー: 録音や作曲において、デジタル環境下でもグランドピアノに近い演奏感を重視する方。
  • ピアノ演奏家: アコースティックピアノのタッチに慣れている方が、練習用やサブの機材として、高い演奏性と感触を求める場合。
  • 教育機関やスタジオ: 質の高い鍵盤で、生徒への指導やプロフェッショナルなレコーディング環境を構築したい場合。
  • シンプルなマスターキーボードを求める方: 複雑なコントローラーは不要で、純粋に鍵盤の演奏性に特化したマスターキーボードを探している方。
自宅での練習からプロフェッショナルなレコーディングスタジオまで、幅広いシーンで活躍します。

使用時のポイント・注意事項

KAWAI VPC1を最大限に活用し、快適に使用するためのポイントと注意事項は以下の通りです。

  • ソフトウェア音源との連携: VPC1は音源を内蔵しないMIDIキーボードであるため、別途ソフトウェアピアノ音源(例: Pianoteq, Galaxy, Alicia's Keys, Ivory IIなど)やハードウェア音源が必要です。
  • VPCエディターソフトウェアの活用: 鍵盤のタッチカーブ、各鍵のベロシティ調整、MIDIルーティングなど、詳細な設定を行うためには付属のVPCエディターソフトウェアを使用します。Windows版とMac版が提供されていますが、動作環境を事前に確認しましょう。VPC EditorソフトウェアはWindows XP/Vista/7/8とMacに対応しており、これにより自分好みのタッチに追い込むことができます。
  • 設置場所の確保: 本体のサイズ(幅138cm、奥行き42.5cm、高さ18.5cm)と重量(29.5kg)があるため、安定した設置場所と十分なスペースを確保する必要があります。
  • ペダルユニットの接続: 付属の3本構成ペダルユニットは、グランドピアノと同様のダンパー、ソステヌート、ソフトペダルに対応しています。これらを接続することで、より豊かな表現が可能になります。ダンパーペダルはハーフペダルにも対応しています。
  • メンテナンス: アイボリータッチ鍵盤は、濡らして固く絞った布で拭くだけで表面の汚れを除去できます。定期的なメンテナンスで清潔に保ちましょう。
  • ピッチシフト・オクターブシフト機能: 本製品には専用のピッチベンド/モジュレーションホイールやオクターブシフトボタンは搭載されていません。ソフトウェア側で設定するか、別途MIDIコントローラーを接続して使用する必要があります。
  • 内蔵スピーカー: 本製品には内蔵スピーカーが搭載されていません。音を出すには、ヘッドホン、外部スピーカー、またはオーディオインターフェースなどを別途用意する必要があります。

基本仕様

鍵盤数
88鍵
タイプ
木製鍵盤 RM3グランドⅡ、アイボリータッチ(象牙調仕上げ)、レットオフフィール
音源
なし(MIDIコントローラー)
アフタータッチ
なし
オシレーター数
なし
フィルター
なし
エフェクト
なし
サイズ
幅:138 cm x 奥行き:42.5 cm x 高さ:18.5 cm
重量
29.5 kg
内蔵メモリ
5メモリー(VPC Editorで編集可能)
タッチカーブ
Normal, Ivory, Pianoteq, Galaxy, Alicia's Keys(専用タッチカーブ搭載)

接続端子

USB端子
USB to HOST 端子
ヘッドホン端子
なし(別途オーディオインターフェースやミキサーが必要)
MIDI端子
MIDI IN / OUT 端子
ペダル端子
専用ペダル端子(付属のF-30 3本ペダル接続用)
電源端子
DC IN 12V

電源

電源方式
USBバスパワー(USB接続時)またはACアダプター(単体使用時)
消費電力
USBバスパワー使用時:1.0W / ACアダプター使用時:3.0W
バッテリー持続時間
バッテリー駆動には非対応

付属品

ペダル
フットペダル(F-30:ダンパー/ソステヌート/ソフトの3本ペダル)
譜面立て
付属
ケーブル
USBケーブル、電源コード
電源アダプター
ACアダプター
説明書
取扱説明書

その他の特徴

木製鍵盤RM3グランドⅡ
積層の木製鍵盤、シーソー構造、3つのセンサーを搭載し、グランドピアノのタッチ感を忠実に再現。同音連打やトリル、レガートなど高度な演奏表現に対応。
アイボリータッチ
象牙調の表面素材で、指先の滑りを抑え、適度な摩擦感で心地よいフィット感を実現。
レットオフフィール
グランドピアノ特有の鍵盤を押さえ切った時のクリック感を再現。
柔軟な拡張性
USBバスパワー駆動に対応し、PC/MacとUSBケーブルで接続するだけで動作可能。ACアダプターを使えばVPC1単体での使用や、ハードウェア音源とのMIDI接続も可能。
VPCエディターソフトウェア
タッチカーブの編集、各鍵のベロシティ調整、MIDIルーティングなどを詳細に設定可能。作成した設定は本体の5つのプリセットに保存でき、ソフトウェアなしでも瞬時に呼び出し可能。
専用タッチカーブ
人気ソフトウェアピアノ音源(Pianoteq, Galaxy, Alicia's Keysなど)に最適化された専用タッチカーブを搭載。
デザイン
グランドピアノを思わせるシンプルなデザイン。フェーダーやノブといった操作子を排除し、演奏に集中できるプロフェッショナルな外観。
ピッチシフト・オクターブシフト
本体にはピッチベンド/モジュレーションホイール、オクターブシフトボタンはありませんが、ソフトウェア側での設定や外部MIDIコントローラーで対応可能です。
サスティンペダル
付属のF-30 3本ペダルにより、ダンパー、ソステヌート、ソフトペダルの使用が可能です。ダンパーペダルはハーフペダルに対応しています。

旧モデルとの主な違い

商品名
KAWAI VPC1は2013年11月1日発売のモデルであり、直接的な旧モデルという位置づけの製品はありませんが、KAWAIの電子ピアノの鍵盤技術をMIDIキーボードとして凝縮した製品です。

競合製品との比較

KAWAI VPC1は、MIDIキーボードの中でも特に「ピアノのタッチ」に特化した製品であり、その点で一般的なMIDIキーボードや、簡易的な鍵盤を持つ電子ピアノとは一線を画します。ここでは、同じく88鍵のピアノタッチ鍵盤を持つ主要な電子ピアノやMIDIキーボードとの比較を行います。

Roland A-88MKII

  • 鍵盤タイプ: PHA-4スタンダード鍵盤(エスケープメント付き、象牙調)
  • 接続性: USB-C (MIDI/オーディオ)、MIDI IN/OUT
  • コントローラー: ピッチ/モジュレーションレバー、コントロールノブ×8、パッド×8
  • 内蔵音源: なし
  • サイズ (W×D×H): 1438 × 274 × 114 mm
  • 重量: 16.3 kg
  • 特徴: MIDIキーボードとしての汎用性が高く、多くのコントローラーを搭載。軽量で持ち運びやすい。

Studiologic SL88 Grand

  • 鍵盤タイプ: TP/40WOOD(木製鍵盤、3コンタクトシステム、アフタータッチ対応)
  • 接続性: USB MIDI、MIDI IN/OUT/THRU
  • コントローラー: ジョイスティック×3、ナビゲーションノブ
  • 内蔵音源: なし
  • サイズ (W×D×H): 1260 × 310 × 117 mm
  • 重量: 20.8 kg
  • 特徴: TP/40WOOD鍵盤はVPC1に匹敵するリアルなタッチが特徴。アフタータッチに対応している点も強み。

KAWAI VPC1(本製品)

  • 鍵盤タイプ: RM3グランドⅡ鍵盤(木製鍵盤、シーソー構造、3センサー、アイボリータッチ、レットオフフィール)
  • 接続性: USB to HOST、MIDI IN/OUT
  • コントローラー: なし(シンプルなデザイン)
  • 内蔵音源: なし
  • サイズ (W×D×H): 1380 × 425 × 185 mm
  • 重量: 29.5 kg
  • 特徴: グランドピアノのタッチ感を極限まで追求した木製鍵盤が最大の特長。専用エディターで詳細なタッチカーブ設定が可能。

KAWAI VPC1は、その重量と操作子の少なさから、純粋に「最高のピアノタッチ」を求めるユーザーに特化しています。汎用的なMIDIコントローラーとしての機能や、持ち運びやすさを重視するならRoland A-88MKIIやStudiologic SL88 Grandなども選択肢になりますが、VPC1の鍵盤の質感と応答性は、ソフトウェアピアノ音源の表現力を最大限に引き出す上で他に類を見ません。

ユーザー評価(メリット)

  • グランドピアノと遜色ないタッチ: ユーザーレビューでは「生ピアノの代わりに練習に用い得るタッチ」と評価されており、グランドピアノに非常に近い打鍵感と重さが再現されています。特に「スッと力を逃がせる感覚」が高く評価されています。
  • 高い演奏性: 3センサー検出方式により、従来の2センサーでは難しかった同音連打やトリル、レガートなどの発音性能が飛躍的に向上し、より自然な演奏が可能になったと評価されています。
  • ベロシティカーブの調整: VPCエディターソフトウェアにより、ベロシティカーブを細かく調整できるため、使用するソフトウェア音源や個人の好みに合わせて最適なタッチに追い込める点が大きなメリットとされています。Mac版もサポートされており、対応OSの幅が広がっています。
  • 剛性と打鍵音: 本体が堅牢で重いため、打鍵時の振動がほとんど気にならず、打鍵音も88鍵盤のピアノタッチキーボードとしては平均的かそれよりも静かであるとの評価があります。
  • ペダルユニットの充実: 付属の3本ペダルはハーフペダルにも対応しており、付属のエディターでCC#をアサインできるため、ソフトウェア音源のパラメーターをペダルでコントロールできる点が好評です。
  • デザイン性: フェーダーやノブを排除したシンプルなデザインは、グランドピアノのような洗練された美しさがあり、演奏に集中できる環境を提供すると評価されています。

ユーザー評価(デメリット)

  • 価格の高さ: MIDIキーボードとしては高価格帯に属するため、「コスパは良いが、MIDIキーボードと考えると高価格」という意見もあります。ただし、同等タッチの音源入り電子ピアノと比較するとコストパフォーマンスが良いという見方もできます。
  • 音源非搭載: 音源を内蔵していない純粋なMIDIキーボードのため、別途ソフトウェアピアノ音源や再生環境を準備する手間が必要です。
  • 機能の特化性: ピアノタッチに特化しているため、ピッチベンド/モジュレーションホイールやその他の物理コントローラーは搭載されていません。多機能なマスターキーボードを求めるユーザーには物足りない場合があります。
  • タッチの個人差: 一部のユーザーからは「正直、質があまりよくない?と感じた」という意見もあり、KAWAIの電子ピアノ最上位機種と比較するとタッチのリアルさに感動が薄いと感じる人もいます。これは個人の好みや、コンサートグランドピアノの経験の有無によって感じ方が異なる可能性があります。購入前に試奏を推奨する声もあります。
  • 初期不良の可能性: レビューの中には、ダンパーペダルのベロシティ出力に関する初期不良の報告もあり、メーカー対応が必要となるケースがあるようです。
---

※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

関連動画

Kawai VPC1

Amazon

Kawai VPC1

楽天市場

関連タグ


このページに掲載されている商品の内容について、動画リンクの不具合や記載ミス、ご要望・追加してほしい機能などがありましたら、ぜひご意見をお聞かせください。今後の改善に活かしてまいります。
購入数が設定された在庫数を超えています。
閉じる
読み上げ
音量
速度
音程
▶️