CASIO CDP-S110

商品説明

CASIO CDP-S110は、奥行きわずか232mmというスリムなボディが特徴の88鍵盤デジタルピアノです。カシオ独自の高密度実装技術により、設置場所を選ばない軽量コンパクトな設計を実現しています。音源にはグランドピアノやエレクトリックピアノなど10種類の音色を内蔵し、弾き方の強弱や時間の経過による音の変化をより自然に再現することで、豊かな演奏表現を可能にします。鍵盤はグランドピアノのようなハンマーの自重によるアクション機構を小型ボディに搭載した「スケーリングハンマーアクション鍵盤Ⅱ」を採用し、スリムなサイズでありながらもしっかりとした弾き応えを実現しています。 また、ACアダプターだけでなく単3形アルカリ乾電池6本での駆動にも対応した2電源方式により、屋内だけでなく様々な場所での演奏が可能です。専用の無料アプリ「CASIO MUSIC SPACE」と連携することで、スマートフォンやタブレットからピアノ本体の音色切り替えや各種設定ができる「ピアノリモートコントローラー」機能、PDF形式の楽譜表示機能、スマートフォン/タブレット内のオーディオデータのテンポ変更やキーシフト、任意の区間のリピート、メロディーキャンセルなどの操作ができる「曲に合わせて弾く」機能が利用でき、デジタルピアノ演奏をさらに楽しむことができます。

発売日:2021年8月27日

使用シーンと対象ユーザー

CASIO CDP-S110は、そのコンパクトさと軽量性、そして電池駆動が可能な点から、様々な使用シーンとユーザーに最適です。

• 自宅での練習用: 狭いスペースにも設置しやすいスリムな設計で、自宅でのピアノ練習に最適です。本格的な鍵盤タッチで、初心者から経験者まで幅広く対応します。
• バンド練習やサブキーボード: 持ち運びやすい質量10.5kgのため、バンド練習への持ち運びや、メインのキーボードのサブとして利用する際にも便利です。
• イベントやストリートパフォーマンス: 電池駆動に対応しているため、電源が確保しにくい屋外でのイベントやストリートパフォーマンスでも活躍します。
• 学校や音楽教室: コンパクトで移動が容易なため、学校の音楽室や個人の音楽教室での導入にも適しています。
• これからピアノを始める初心者: リーズナブルな価格設定でありながら、しっかりとした鍵盤タッチと基本的な機能を備えているため、初めて電子ピアノを購入する初心者の方に特におすすめです。
• グランドピアノをお持ちの方のサブ機: グランドピアノをお持ちで、より手軽に練習したい、あるいは持ち運び可能なピアノが欲しいと考えている方のサブ機としても適しています。

使用時のポイント・注意事項

CASIO CDP-S110を最大限に活用し、快適な演奏体験を得るためのポイントと注意事項です。

• 付属ペダルの活用とアップグレード: 付属のペダル（SP-3）はダンパーペダルとして使用できますが、ユーザーによっては使い勝手に物足りなさを感じる場合があります。より本格的な演奏体験を求める場合は、別売りのハーフペダル対応のサステインペダル（例：CASIO SP-20）や、3本ペダルユニット（例：CASIO CS-46Pとの組み合わせで推奨）の購入を検討することをおすすめします。
• ACアダプターと電池の使い分け: ACアダプターでの使用が基本ですが、電源が確保できない場所では単3形アルカリ乾電池6本で約13時間の駆動が可能です。長時間の電池駆動を予定している場合は、予備の電池を用意するか、充電式ニッケル水素電池の使用を検討すると良いでしょう。
• 「CASIO MUSIC SPACE」アプリとの連携: 無料アプリ「CASIO MUSIC SPACE」を活用することで、音色切り替えや楽譜表示、オーディオデータとの連携など、CDP-S110の機能をさらに拡張できます。スマートフォンやタブレットとの接続には、別途USBケーブルが必要になる場合がありますので、事前に準備してください。
• 設置場所の検討: 奥行き232mmというスリムなデザインですが、安定した演奏のために平坦でしっかりとした場所に設置してください。オプションの専用スタンド（CS-46P）を使用することで、より安定した演奏環境を構築できます。
• 音色の特性理解: 10種類の音色を内蔵しており、特にピアノ音色は自然な変化を追求していますが、一部ユーザーからは「音がちゃんと伸びない」「タッチ感度のカーブが悪い」といった意見もあります。これはコンパクトな電子ピアノの特性でもありますので、購入前に試奏して自身の演奏スタイルに合うかを確認することをおすすめします。
• お手入れ: 鍵盤や本体の汚れは、乾いた柔らかい布で拭き取ってください。シンナーやベンジンなどの溶剤は使用しないでください。

基本仕様

接続端子

電源

付属品

その他の特徴

旧モデルとの主な違い

モデル別機能比較

競合製品との比較

CASIO CDP-S110は、そのスリムさと携帯性、電池駆動の利便性で競合製品と差別化を図っています。

CDP-S110は、競合製品と比較して最も薄型で軽量であり、唯一電池駆動に対応している点が大きな強みです。Roland FP-10はBluetooth MIDIに対応し、より高品質な鍵盤タッチを提供しますが、電池駆動はできません。Yamaha P-45はシンプルで堅実な選択肢ですが、奥行きが最も大きく、電池駆動には非対応です。それぞれのモデルが異なるユーザーニーズに応える設計となっています。

ユーザー評価（メリット）

• 鍵盤の弾き心地が良く、この価格帯としては高い再現度を誇る。
• 奥行き232mmというスリムなボディで、設置場所に困らない。
• 10.5kgと軽量で、持ち運びが容易。
• 単3形アルカリ乾電池6本で約13時間の電池駆動が可能で、場所を選ばずに演奏できる。
• 初心者にとって非常にコストパフォーマンスが高く、最初の電子ピアノとして最適。
• 無料アプリ「CASIO MUSIC SPACE」との連携で、機能拡張や練習のサポートが充実している。

ユーザー評価（デメリット）

• 付属のペダル（SP-3）は簡易的で、本格的な演奏には物足りなさを感じる場合がある（別途上位ペダルの購入を推奨）。
• ピアノ音色の一部で、音の伸びやタッチ感度のカーブに物足りなさを感じるユーザーもいる。
• 鍵盤の後方部分のアクションが、グランドピアノと比較すると若干物足りなく感じることがある。
• Bluetooth接続には非対応のため、スマートデバイスとのワイヤレス連携はできない。

※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。