Roland FA-08



基本情報
モデル名: FA-08 Music Workstation
販売状況: 販売完了
コンセプト: ゼロから音楽を生み出す新しいワークステーション。現代のハードウェア・シンセサイザーに求められるクオリティー、リアルタイム性、スピーディなワーク・フローを徹底的に追及。
音源ライブラリ: 音源モジュールINTEGRA-7から継承した膨大なサウンド・ライブラリを搭載。
対応モデル: FAシリーズ(61鍵のFA-06、76鍵のFA-07、88鍵のピアノ・アクション搭載のFA-08)
鍵盤: 88鍵アイボリー・フィールG鍵盤(可搬性と極上のアクションを両立)
主な特徴
軽量・コンパクト設計: 可搬性に優れる軽量/コンパクトな設計。
豊富なサウンド: SuperNATURALアコースティック/シンセ/ドラム・トーンを含む、音源モジュールINTEGRA-7から厳選された2,000以上のサウンドを搭載。内蔵された拡張スロットにより、さらに音色を拡張することも可能。
SuperNATURALシンセ・エンジン: シンセサイザー音色ダウンロードサイト Axial に用意されているINTEGRA-7用シンセ・トーンの読み込みにも対応。
16トラック・シーケンサー: ノンストップ・ループ録音が可能な16トラック・シーケンサーで曲作りも簡単。シーケンサーのトラックはステレオ・ミックスだけでなく、各トラック個別のオーディオ・データ、そしてMIDIデータとして書き出しDAWで使用することも可能。
内蔵サンプラー: SP-404SXをベースとする内蔵サンプラーには16パッド×4バンクが用意され、SDHCカードによるダイレクト録音/再生が可能。
豊富なエフェクト: サウンド・メイクに活用できるMFXを全16パートに1系統ずつ実装。楽曲制作に役立つグローバルEQ、コーラス、リバーブはもちろん、ドラム・パートには専用のCOMP+EQプロセッサ、そして演奏時に活躍するTFX(トータルエフェクト)など、豊富なエフェクトで音に磨きをかけることができます。
リアルタイム・コントロール: 割り当て可能な6つの「SOUND MODIFY」ノブを使えば、FA-08本体の音色やエフェクト、さらに外部の音源をもリアルタイムに操作可能。
直感的インターフェース: 直感的で合理的なインターフェースと大型カラーLCD。
Studio Set機能: 内部音源だけでなく外部音源の様々なコントロール設定ができます。
DAWコントロール機能: ボタン1つでDAWと連動するDAWコントロール機能。
創造性拡大機能: Dビーム、リズム・パターン、アルペジエーター、コードメモリー機能。
入力ジャック: 楽器演奏の録音やサンプリングに対応する「ギター/マイク」入力ジャックと「ライン」入力ジャック。入力専用のリバーブも搭載。
USBポート: サウンドの拡張や本体のアップデートに対応するUSBポート。コンピュータに接続するオーディオ/MIDIインターフェース。Appleの「iPadカメラ接続キット」を使用すればiPadとのMIDI通信も可能。
ワークステーションのコンセプト
ミュージック・ワークステーションは、ライブでの演奏から楽曲制作に至るまで、非常に幅広い音楽創作の分野で重要な役割を果たします。しかし、従来のミュージック・ワークステーションは時として複雑で扱いづらく、そのポテンシャルをフルに使いこなせない場合もありました。ローランドはFAシリーズの開発に際し、ミュージック・ワークステーションのあり方を徹底的に見直しました。FAシリーズでは、煩雑な操作で音楽制作や演奏の流れを止められることはありません。常に、直感的にあなたのインスピレーションを形にしていくことができます。
ライブに音楽制作に、厳選されたRoland最高峰のサウンド
ミュージック・ワークステーションの真価は、そのサウンド・クオリティと多様性に現れます。プロ・ミュージシャンの定番となった音源モジュールINTEGRA-7から2,000以上のトーンを継承したFAシリーズは、この基準を完全に満たしています。INTEGRA-7と同じSuperNATURALシンセ・トーン、数々のヒット曲で使われた名器XV-5080のPCMトーンが搭載されているほか、ピアノ、オルガン、ドラム、ベース、セクション・ストリングスなど、ミュージシャンにとって不可欠なSuperNATURALアコースティック・トーンも、厳選して搭載しています。
無料音色ダウンロードサイトAxialで、音色コレクションを拡張
音色バリエーションの拡張性も抜群です。無料音色ダウンロードサイト「Axial」で公開しているINTEGRA-7用のシンセ・トーン、EXPシリーズをはじめとするFAシリーズ専用の音色拡張シリーズで好みの音色を追加し、本体に搭載されたサウンドの幅を広げることもできます。EXPシリーズは、新登場のEXP-11「Analog/Digital Vintage Synth Collection」をはじめとする全11タイトルがラインアップしています。
楽曲のひらめきを形にする16トラック・シーケンサー
内蔵の16トラック・シーケンサーは、インスピレーションを素早く確実に形にすることができます。RECボタンを押すだけですぐに録音がスタート、豊富なサウンドを駆使して、思い浮かんだアイデアを瞬時に形にします。各パートを縦横無尽に行き来して録音できるループ・モードで録音すれば、全16トラックを一気に仕上げることも簡単。もちろん、ステップ録音や、イベント・リストを見ながら、じっくりトラック編集することも可能です。完成した曲はステレオ・オーディオ・ファイルとしてSDHCカードに保存できます。FAシリーズは、まさにひらめきを形にするスケッチブックです。
本体だけでプロ・クオリティーのサウンド・メイク
豊富なプロ仕様のエフェクトを使えば、プロ・クオリティの完成度まで楽曲を磨きあげることができます。「STUDIO SET」の全16パートには個別にMFXを利用可能。また、ドラム・サウンドには6通りのCOMP+EQプロセッサが用意されています。曲全体を整えるグローバルEQやコーラス、リバーブを使えば、本体のみで楽曲を仕上ることもできます。TFX(トータル・エフェクト)では、DJ FXルーパーやアイソレーターといった過激なエフェクトを使って、音声出力全体をリアルタイムにエディットできます。どのエフェクトも「SOUND MODIFY」ノブを使って、いつでもリアルタイムに調整が可能です。
インスピレーションを逃さない、直感的なリアルタイム・コントロール
電源を入れてから起動するまでに時間のかかる多くのワークステーションと違い、FAシリーズはわずか数秒で使用可能。大型カラーLCDにはFA専用にデザインされた高解像度グラフィックが表示され、トーンを選んだり、シーケンサーを使ってアイデアを形にしたり、各種設定を細かく調整するのも簡単です。内蔵の膨大なサウンドはカテゴリー別に簡単に探し出すことができ、気に入ったサウンドは「FAVORITE」として画面下のボタンに割り当てて即座に読み出し可能。6つのノブによる「SOUND MODIFY」での様々なサウンド・コントロールや各種専用スイッチで、ライブでも制作でもストレスフリーな操作を実現します。
オーディオ素材を即座に扱えるサンプラー
FAシリーズのサンプラーは、汎用性に優れるSDHCカードを使って、サンプリング/再生が可能です。サンプルの読み込み/再生は、待ち時間なし。パネル上の16個のパッドを使ってダイレクトにオーディオ・サンプルを再生できます。コンピュータで作成したWAV、AIFF、MP3もインポートして再生可能。ループ・フレーズやサウンドFXなどのワンショット素材はもちろん、バッキング・トラックの再生まで、パフォーマンスの幅を一気に広げることができます。
複雑なライブ・セッティングにも対応するマスター・キーボード機能
「STUDIO SET」では、最大16個のトーンとそれぞれに対応したレベル、パンニング、エフェクトなどのパラメーター設定が記憶出来ます。さらに、外部音源をコントロールするための、様々なMIDIコントロールを詳細に設定することが可能。「STUDIO SET」を選択するだけで、内部音源の設定だけでなく、外部音源の設定も一気に切り替えることができるので、ライブでのマスター・キーボードとしても強力なパートナーになります。
DAWとの連携も簡単
FAシリーズは、DAWと連携した音楽制作にも最適です。専用の「DAWコントロール」ボタンを押すだけで、USB経由で*、FAシリーズの演奏情報をMIDIデータとしてDAWへ送信できます。ソフトウェア・シンセサイザーを再生したり、プラグイン・エフェクトなどのコントロールも可能。また、Live、Logic Pro、SONAR、CubaseといったDAWに対応したコントロール・マップが用意されており、簡単な設定だけでDAWを操作できます。また、USBオーディオ・インターフェースとしての使用も可能。外部入力に接続した様々な音源を直接録音したり、ライン出力やヘッドホンからDAWのサウンドのモニタリングも可能です。今ならAbleton Live Liteのライセンスも付属していますので、すぐにDAWとの優れた連携を体験できます。
* USB接続を行うには、USBドライバをコンピュータにインストールする必要があります。
※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
目次
商品説明
Roland FA-08 Music Workstationは、ゼロから音楽を生み出すことをコンセプトに開発された、新時代のミュージックワークステーションです。現代のハードウェア・シンセサイザーに求められる高音質、リアルタイム性、スピーディなワークフローを徹底的に追求し、ライブパフォーマンスから楽曲制作まで、あらゆるシーンでクリエイターを強力にサポートします。
音源には、Rolandのフラッグシップ音源モジュールINTEGRA-7から継承した膨大なサウンドライブラリを搭載。プロクオリティの多彩なエフェクトと直感的なリアルタイムコントロールにより、内蔵音色の豊かな表現力を最大限に引き出します。さらに、16個のパッドから読み込み時間なしでオーディオフレーズを再生するサンプラーや、ノンストップループ録音に対応したシーケンサー、DAWとの連携機能など、音楽制作に必要な機能を網羅しています。
演奏スタイルや音楽制作のニーズに合わせて、61鍵のFA-06、76鍵のFA-07、そして88鍵ピアノアクション鍵盤搭載のFA-08の3タイプがラインナップされています。このFA-08は、本格的なピアノタッチを求めるプレイヤーに最適なモデルです。
使用シーンと対象ユーザー
Roland FA-08は、その多機能性と高いパフォーマンスから、幅広いユーザー層に最適です。
特に、一台でライブから制作まで完結させたいミュージシャン、高品位なサウンドと素早いワークフローを求めるクリエイター、そしてプロの現場にも対応できる本格的なシンセサイザーを探している方に最適なモデルです。
製品の主な特徴
音源とトーン
エフェクト
シーケンサーとサンプラー
シーケンサー
サンプラー
コントローラーとディスプレイ
コントローラー
ディスプレイ
基本仕様
接続端子
電源
付属品
別売品
FAシリーズのラインナップ
Roland FAシリーズは、鍵盤数とタイプが異なる3モデルをラインナップしており、ユーザーの演奏スタイルや用途に合わせて最適なモデルを選べます。
Roland FA-06
Roland FA-07
Roland FA-08 (本製品)
競合製品との比較
FA-08は、同クラスの他社ワークステーションと比較しても、その強力なサウンドエンジン、直感的な操作性、そしてDAWとのシームレスな連携機能において優位性を持っています。特に、INTEGRA-7直系の高品位サウンドと、ノンストップシーケンス録音、読み込み時間なしのサンプラーは、スピーディな音楽制作を可能にするFAシリーズならではの強みです。
Roland FA-08 (本製品)
KORG KROSS 2 (88鍵モデルと比較)
YAMAHA MODX8 (88鍵モデルと比較)
※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。