Nektar Technology Impact LX49+



基本情報
モデル名: Impact LX49+
タイプ: USB MIDI コントローラー
鍵盤数: 49鍵(ベロシティ対応、シンセアクション)
ベロシティカーブ: 4種類 + 3つの固定ベロシティ
ピッチベンド: ホイール搭載
モジュレーション: ホイール搭載
オクターブシフトボタン: 搭載
トランスポーズシフトボタン: 搭載
コントロール部
ロータリーポット: 8基
フェーダー: 9本の 30 mm フェーダー
ボタン: 9個(割り当て可能)
専用トランスポートボタン: 6個
プリセットコントロール設定: 5個のプリセットコントロール設定の保存
ページボタン: 搭載(Nektar DAW インテグレーション使用時のみ機能)
DAWインテグレーション: Nektar DAW インテグレーションに対応(多くのメジャーDAWに対応)
パッド
パッド数: 8つのベロシティ対応パッド
パッドイルミネーション: 4色LED(緑、黄、橙、赤)
パッドベロシティカーブ: 4つのベロシティカーブ + 3つの固定ベロシティ
ノートラーン機能: 搭載
パッド設定: パッドごとにノートと MIDI CC の設定が可能
パッドマッピング: 4個のパッドマッピングの保存と呼び出し
クリップとシーンLEDボタン: 搭載
接続端子
フットスイッチ端子: 1/4インチTSジャック(MIDI 設定可能)
フットスイッチ対応: *ハーフダンパー対応(3P/TRS)のフットスイッチはご使用いただけません。
USBポート: 搭載(USBバスパワー、クラスコンプライアント)
寸法と重量
寸法: 80.33 cm x 26.67 cm x 7.62 cm
重量: 3.18 kg
システム必要条件
Mac OS: X 10.7 以降
Windows: 7 以降
Apple iOS: 対応(接続には別売の Apple Lightning - USB 3 カメラアダプタ などが必要です)
その他: DAW の動作条件も併せてご確認ください
※ 価格や仕様は予告なく変更となる場合があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
目次
商品説明
Nektar Technology Impact LX49+ は、インテリジェントで表現豊かな演奏と操作を実現する USB MIDI コントローラーです。その利便性はこれまでの数々のプレミアム・コントローラーでも達することのできなかった領域を突破することに成功しました。DAW と自動で接続するコントローラーを夢に見たことはありませんか?Impact LX49+ がその思い描いた夢を現実にします。
Nektar によるカスタムデザインの DAW インテグレーションによって、Impact LX49+ は Cubase、Nuendo、Digital Performer、Bitwig、FL Studio、GarageBand、Logic、Reaper、Reason、Sonar および Studio One との融和が図られています。Impact LX49+ により、さらに創作に集中することができるでしょう!
Impact LX49+ にはベロシティに対応するシンセタッチの鍵盤(49鍵)が採用され、ほどよいテンションが特徴となっています。このピアノスタイルのボックス型鍵盤には、内部へのホコリや異物の侵入を防ぐ効果もあります。また、演奏スタイルに合わせて4種類のベロシティ・カーブが用意されており、オルガンなどのベロシティが不要となる演奏のために3つの固定ベロシティ設定も用意されています。オクターブとトランスポーズボタン、ピッチベンド、モジュレーションホイールも備え、幅広い表現をサポートします。
主な特徴
DAWインテグレーション
Nektar の DAW インテグレーションは、Cubase、Nuendo、Digital Performer、Bitwig、FL Studio、GarageBand、Logic、Reaper、Reason、Sonar、および Studio One に対応しています。レコーディング、演奏、操作など、一般的なワークフローで必要な機能の多くを Impact LX49+ で実行できます。本体のボタンやコントロールには DAW インテグレーションに対応したラベルが印字されており、割り当てを覚える必要がありません。
トランスポートコントロール: 6つのトランスポートボタン(ループ、巻戻し、早送り、停止、再生、録音)と Shift ボタンの併用で、"L" ポジションに移動、"L" ポジションに設定、"R" ポジションに設定、アンドゥ、クリック、モードの切り替えが行えます。
ミキサーコントロール: ミキサーボタンを押すと、8つのロータリーポットはDAWのミキサーの8チャンネル分とリンクします。バンクアップ/ダウン機能で、リンクさせるチャンネルバンクを8チャンネルごとに前後できます。MIXER ボタンを再度押すと、ノブをパンコントロールに切り替えられます。本体左部のフェーダーは選択されているチャンネルのボリュームにアサインされ、右部の8つのパッドは選択されているバンクのミュートスイッチとして機能させることができます。また、DAW上のミキサー画面の表示/非表示を操作することも可能です。
インストゥルメント・プリセット: インストゥルメント(Instrument)ボタンを押すことで、DAWのインストゥルメントトラックが選択されている場合にソフトウェア音源のパラメーターを操作できます。ほとんどの場合、パラメーターの割り当ては Nektar 側で自動的に行われます。本体パネル上の青色のラベルが大まかな音源パラメーターを示します。
ページ・ボタン: Nektar DAW インテグレーションは、ページボタンによって、Nektar が用意したデフォルト設定と任意で割り当てたユーザー設定とを切り替えることが可能です。1ページにつき、8つまでのノブ設定が可能です。多くの音源は2ページ(16ポット)分が割り当てられています。Instrument ボタンを併用することで、アンプとフィルターADSRエンベロープが8つのポットに配置され、即座にアクセスできます。
Grab モードと Nektar マッピング: Nektarの "Grab" モードは作業中のプロジェクトの一時的なパラメーター割り当てとして機能します。Shift ボタンを押しながら、コントロールしたい音源のパラメーターを動かし、次に Impact LX49+ 本体のコントロールを動かせば設定が完了します。いくつかの DAW ではこのパラメーター設定を Nektar マッピングに保存することができます。これは割り当て設定をユーザー側でフルカスタマイズ可能であることを意味します。
コントロール部詳細
Impact LX49+ は、8基のロータリーポット、9本の 30 mm フェーダー、9個の割り当て可能なボタンを装備しています。これらのコントロールへお好みの MIDI CC メッセージを設定し、他の MIDI 対応ハードウェアやソフトウェアを操作することが可能です。"Nektar DAW インテグレーション" を使えば、お使いの DAW の操作もより直接的になり、ワークフローは快適なものとなるでしょう。あらかじめ用意された割り当ては度重なるテストによって入念にプログラミングされ、柔軟性と効率性を両立しています。
コントロールの設定は最大5つまでをユーザープリセットとして Impact LX49+ 本体に保存可能で、瞬時に呼び出して使用することができます。Null スイッチをオンにすればそこでのパラメーター値は保持され、プリセット変更後の不意なパラメーター値のジャンプを防ぐこともできます。
オクターブとトランスポーズを行うためのボタンが独立して4つ用意されています。これらのボタンはファンクション・ボタンとしても機能し、演奏時に重要な操作が瞬時に行えます。その割り当てはキーコンビネーションによって簡単に手早く実行することが可能で、MIDI プログラムチェンジの送信、グローバル MIDI チャンネルの変更、あるいは任意のユーザープリセットの呼び出しをオクターブやトランスポーズ・ボタンで行うことができます。
パッド
Impact LX49+ は、グルーヴやビート制作のために最適なパッドを8つ装備しています。これらのパッドはベロシティ対応で、フィンガードラミング用に軽いタッチに調整されています。また、各パッドに MIDI ノート、あるいは MIDI CC を設定し、トリガーやトグルスイッチとして利用することも可能です。パッドのノート設定は Nektar の誇る "パッド・ラーン" 機能によって素早い設定が可能です。設定方法は至って簡単で、パッドを選び、鳴らしたいサウンドの鍵盤を押すだけです。面倒なノート番号を覚える必要もありません。もちろん、パッドのカスタム設定は電源を切っても保持されます。最大で4つのパッド・マップを保存し、必要に応じて呼び出し、使用することが可能です。
パッドには4色のLEDが用意され外周を彩ります。これにより、どのパッドプリセットを使用しているのかを瞬時に識別できます。また、Nektar DAW インテグレーションによって、パッドの割り当ては自動で Reason や Bitwig などの DAW に適した設定になります。例えば Bitwig ではクリップとシーンボタンの操作にパッドが使用できます。Reason では Reason ソングでのシーントリガーによるロケーションポイントの操作が可能となります。
接続端子
寸法と重量
システム必要条件
付属品
Nektar Technologyについて
2009年の創立以来、Nektar Technology は、「強力な音楽ソフトウェアとコントローラー・ハードウェアとの間のギャップを埋める」という使命を掲げ、情熱を燃やしています。ソフトウェアが常に進化し続ける中で、数多くのインストゥルメントやエフェクトが手軽に利用できるようになり、音楽制作はより身近なものとなりました。しかし、コントローラー・ハードウェアの進化は、残念ながらそれに及びません。Nektar Technology が目指すもの、それはミュージシャンが音楽ソフトウェアをハードウェアのように操作できる、直感的かつ刺激的なツールを開発、提供することです。
彼らの製品はすでに飛躍的な進化を遂げていますが、探求はまだ始まったばかりと言えます。エキスパート揃いの Nektar チームは、今後もその使命を果たすべく心血を注いでいくことでしょう。
旧モデル Impact GXシリーズとの機能差分
Nektar Impact LX+ シリーズは、Nektar の DAW インテグレーションのコンセプトをより深いレベルで提供するために開発されました。Impact GXシリーズと比較して、以下のような点が強化されています。
競合製品との比較
Impact LX49+ は、Nektar独自のDAWインテグレーションの深度と、豊富な物理コントロールが特徴です。以下に一般的な競合製品との違いを示します。
Nektar Technology Impact LX49+ (本製品)
Arturia KeyLab Essential 49
M-Audio Oxygen Pro 49
Novation Launchkey 49 MK3
※ 価格や仕様は予告なく変更となる場合があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。