Korg nanoKEY2 (BK / WH)

商品説明

Korg nanoKEY2 (BK / WH) は、超スリムでコンパクトな25鍵USB-MIDIキーボードです。DTM環境やモバイル音楽制作において、限られたスペースでも手軽に鍵盤入力を行いたいユーザーのために設計されました。その薄型デザインは、ラップトップPCの前に置いても邪魔にならず、省スペースでのセットアップを実現します。

シンプルながらも、演奏表現に必要なベロシティ対応鍵盤、そしてピッチやモジュレーション、サスティンといった重要なコントロール機能をボタンとして搭載しています。これにより、本格的な楽曲制作からちょっとしたアイデアのスケッチまで、幅広い用途に対応します。ブラックとホワイトの2色のカラーバリエーションがあり、お使いの環境に合わせて選択可能です。

ドライバーのインストールや複雑な設定は不要で、USBケーブルでコンピュータと接続するだけでバスパワー駆動するため、手軽に音楽制作を始めることができます。KORG KONTROL Editorソフトウェアを使えば、さらに詳細なカスタマイズも可能です。

使用シーンと対象ユーザー

本製品は、以下のような幅広いシーンやユーザーに最適です。

• 自宅での音楽制作: デスクスペースが限られているクリエイターや、シンプルな鍵盤入力が必要なDTMユーザー。
• モバイル音楽制作: ノートPCやタブレットと組み合わせて、カフェや外出先、移動中に手軽に楽曲制作を行いたい方。
• 初心者の方: 始めてMIDIキーボードに触れる方や、複雑な機能よりもシンプルな操作性を求める方。
• ギタリスト、ボーカリストなど: 普段鍵盤を弾かないが、DAWへの打ち込みや簡単なフレーズ入力が必要な方。
• サブキーボードとして: メインの大型キーボードとは別に、持ち運び用やサブの入力デバイスとして。

使用時のポイント・注意事項

Korg nanoKEY2を快適にご利用いただくために、以下のポイントにご留意ください。

• USBバスパワー駆動: 本製品はUSBケーブル経由で電源供給を受けます。安定した動作のため、PCのUSBポートやバスパワー対応のUSBハブに接続してください。電力不足の場合、動作が不安定になることがあります。
• ドライバのインストール: 基本的にOS標準のMIDIドライバで動作しますが、OSのバージョンによってはKORG公式サイトから最新のドライバやKORG KONTROL Editorのインストールが必要になる場合があります。
• KORG KONTROL Editor: ベロシティカーブの調整、コントロールボタンへの機能アサインなど、本製品の機能を最大限に活用するためには、専用エディターソフトウェア「KORG KONTROL Editor」の使用を強く推奨します。
• 持ち運び時の保護: 薄型で軽量ですが、カバンに入れて持ち運ぶ際は衝撃から保護するためのケースやカバーの使用をおすすめします。

基本仕様

コントローラー詳細

接続端子

電源・消費電流

付属品

動作環境 (コンピュータに接続する場合)

※ 最新のOS対応状況については、Korg公式サイトをご確認ください。

旧モデル (nanoKEY) との主な違い

モデル別機能比較

競合製品との比較

Korg nanoKEY2は、同じ25鍵のコンパクトMIDIキーボード市場において、極限までシンプルさと携帯性を追求したモデルという点で差別化されています。

例えば、Akai MPK mini MK3やArturia MiniLab MKIIのような競合製品は、パッドやアサイナブルノブ、アルペジエーターなど、より多機能なコントロールを搭載し、ソフトウェア音源の演奏やトラックメイクの幅を広げます。しかし、その分サイズや重量が増し、価格帯もnanoKEY2より高くなる傾向にあります。

nanoKEY2は、こうした多機能性よりも、「どこへでも気軽に持ち運べる軽さと薄さ」「最低限の鍵盤入力と表現に必要な機能」に焦点を当てています。そのため、既存の機材セットアップに手軽に鍵盤を追加したい方や、外出先でのアイデア出し、純粋なMIDIキーボードとしての役割を求める方には、優れた選択肢となります。不要な機能を省くことで実現された圧倒的なコンパクトさと手頃な価格が、本製品の最大の魅力と言えるでしょう。

ユーザー評価（メリット）

• 驚異的なコンパクトさ: ノートPCとほぼ同じ横幅で、非常に薄いため、カバンに入れても邪魔にならない。
• 抜群の携帯性: 244gという軽さは、どこへでも気軽に持ち運べ、モバイル環境での音楽制作に最適。
• USBバスパワー駆動: 別途電源アダプター不要で、PCからのUSBケーブル一本で動作するため、配線がシンプル。
• シンプルで直感的な操作: 必要な機能がボタンに集約されており、初心者でも迷わず使える。
• 手頃な価格: MIDIキーボード入門用として、またサブ機としても導入しやすい価格帯。
• KORG KONTROL Editorによるカスタマイズ性: ベロシティカーブやボタンのアサインを細かく設定でき、好みに合わせた使い方が可能。

ユーザー評価（デメリット）

• 鍵盤の打鍵感: 薄型設計のため、一般的なシンセサイザー鍵盤やピアノ鍵盤のようなストロークや重さはない。好みが分かれる点。
• 限られたコントロール: パッドやノブ、フェーダーといった多機能なコントローラーは搭載されていないため、複雑なリアルタイムコントロールには不向き。
• サスティンペダル端子がない: 専用のサスティンペダルを接続することはできず、本体のサスティンボタンを使用する必要がある。
• USB mini B端子: 現在主流のUSB Type-Cではなく、mini Bであるため、ケーブルを別途用意する必要がある場合がある。