Novation Launchkey 25 MK4



基本情報
モデル名: Launchkey 25 MK4
鍵盤数: 25鍵
鍵盤タイプ: シンセスタイル鍵盤(フルサイズ)
パッド: 16個のRGBバックライト付きベロシティ・センシティブ・パッド
アフタータッチ: ポリフォニック・アフタータッチ(パッドに搭載)
クリエイティブ機能
アルペジエーター:
- ジェネレイティブ・アルペジエーター搭載
- 8ステップ・エディター機能(タイ、アクセント、ラチェットの調整が可能)
スケールモード:
- 30種類の内蔵スケールから選択可能
- 演奏を音階に固定
- イージー・スケールモード:スケールに含まれる音を白鍵のみにマッピング可能
コードモード:
- コードマップモード
- 固定コードモード(1つの鍵盤からコードをトリガー)
- ユーザーコードモード(コード進行を保存し、16個のベロシティセンシティブ・パッドで演奏可能)
コードディテクター: 演奏中のコードを鮮明な有機ELディスプレイに表示
カスタムモード: パッドとエンコーダーのカスタマイズが可能
オクターブ: オクターブ・アップ/ダウン・ボタン搭載
コントロールとパッド
パッド: 16個のLaunchpadスタイルのベロシティ対応ドラムパッド
- クリップの起動、コードの演奏、ドラムプレイに最適
- ポリフォニック・アフタータッチ対応(各パッドが押す強さに応じて反応)
パッドページボタン: 2つのボタン(シーンのローンチ / ファンクションボタン)
ピッチベンド: ピッチベンド・ホイール搭載
モジュレーション: モジュレーション・ホイール搭載
エンコーダー: 8個のエンドレスエンコーダー
エンコーダーページボタン: 2つのボタン
トランスポートコントロール: 再生/停止/録音/ループボタン
MIDIキャプチャー: キャプチャーMIDIボタン搭載
ディスプレイ
タイプ: 128 x 64 モノクロ有機ELディスプレイ
DAWとの統合
カスタムスクリプト対応DAW:
- Ableton Live 11以降
- Logic Xおよび11
- Cubase 11および12
- Reason Studios
- FL Studio
- Ardour
汎用互換性: HUIを通じて他のすべてのDAWと互換性あり
コントロール範囲: トランスポート操作、タイムラインナビゲーション、ミキシング&EQ、クリップのトリガー、インストゥルメントやエフェクトのパラメーター調整など、ハードウェア主体のワークフローで直感的にコントロール可能
接続端子
USB: USB-C端子
MIDI出力: 3.5mmジャックのMIDI OUT端子(5ピン)
サスティンペダル: 1/4インチジャックのサステインペダル端子
セキュリティ: ケンジントン・セキュリティ・スロット
サイズ・重量
幅: 461mm
深さ: 251mm
高さ: 79mm
重量: 1.8kg
電源
方式: USBバスパワー
電源アダプター: 付属なし
付属ソフトウェア
DAW:
- Ableton Live 12 Lite
- Cubase LE 14
シンセサイザー:
- GForceシンセ(クラシックなNovationやOberheimシンセのエミュレーション: Bass Station、SEM、OB-EZ、AXXESS)
インストゥルメント:
- Klevgrand Slammer(ドラム音源)
- Orchestral Tools Parallel Orchestraバンドル(オーケストラ音源)
エフェクト:
- Klevgrand ROverb(リバーブ&ディレイエフェクト)
- Klevgrand Luxe(リバーブ&ディレイエフェクト)
学習アプリ: Melodicsのレッスンコンテンツ(英語)
その他: Komplete 15 Select(Native Instruments製品の一部)
NKS対応: Native Instrumentsとのパートナーシップにより、Launchkey MK4がNKS(Native Kontrol Standard)に対応し、Native Instrumentsソフトウェアとのシームレスな連携を実現
メーカー保証
保証期間: 3年保証
環境への取り組み
気候変動対策: 製品購入ごとに0.5ドルの寄付を通じて気候変動対策に貢献
※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
目次
商品説明
Novation Launchkey 25 MK4は、音楽制作を加速させるクリエイティブな機能を多数搭載した、多機能なMIDIキーボードコントローラーです。省スペースながら、フルサイズの25鍵シンセスタイル鍵盤と、ポリフォニック・アフタータッチに対応した16個のベロシティセンシティブ・パッドを備えています。直感的な操作性と、主要なDAWとのシームレスな統合により、音楽制作のワークフローを大幅に向上させます。
特に注目すべきは、強化されたアルペジエーター、多彩なコードモード、正しい音階を維持するスケールモードなど、クリエイティブなアイディアを素早く形にするための強力なツール群です。演奏性だけでなく、楽曲制作におけるインスピレーションを刺激し、音楽的表現を広げるための機能が凝縮されています。セットアップも不要で、購入後すぐに制作を開始できる点が大きな魅力です。
主な特徴
クリエイティブ機能
Launchkey 25 MK4は、ユーザーの創造性を最大限に引き出すための多彩な機能を備えています。
コードモードとコードマップ
音楽的なコード進行を素早く作成するための3つのコードモードを搭載しています。固定コードモードでは1つの鍵盤からコードをトリガーでき、ユーザーコードモードでは独自のコード進行を保存し、16個のベロシティセンシティブ・パッドで演奏できます。また、コードマップ機能を使えば、クリエイティブなコード進行を直感的に探求し、楽曲に新たなインスピレーションをもたらします。さらに、コードディテクターが現在演奏中のコードを鮮明な有機ELディスプレイに表示し、ユーザーのコード学習もサポートします。
スケールモード
誰でも思い通りの演奏ができるよう、スケールモードはノートを30種類のスケールのいずれかに固定し、演奏が音階から外れるのを防ぎます。イージー・スケールモードでは、スケールに含まれる音を白鍵のみにマッピングすることも可能で、初心者でも安心して演奏に集中できます。
パワフルなアルペジエーター
最新のジェネレイティブなアルペジエーターを搭載し、プロジェクトのテンポに合わせて実験的なグルーヴを探求できます。新しい8ステップのエディターは、タイ、アクセント、ラチェットの調整を可能にし、表現力豊かなシーケンスを簡単に作成したり、変化させたりすることが可能です。
DAWとの強力な統合
Launchkey 25 MK4は、主要なDAW(デジタルオーディオワークステーション)と非常に強力な統合を実現しています。
Ableton Live、Logic Pro、Cubase、Bitwig Studio、Reason Studios、FL Studio、ArdourといったDAW向けに、カスタム統合スクリプトが提供されています。これにより、トランスポート操作(再生、停止、録音など)、タイムラインナビゲーション、ミキシング(ボリューム、パン、センド、EQ)、クリップのトリガー、インストゥルメントやエフェクトのパラメーター調整まで、多くの機能をハードウェアから直接、直感的にコントロールできます。コンピューターの画面に集中することなく、ハードウェア主体のワークフローで音楽制作に没頭できる点が大きな利点です。
上記以外のDAWに対しても、標準的なHUIプロトコルを介して互換性があり、基本的なコントロールが可能です。
パッドとコントロール
Launchkey 25 MK4は、音楽表現の幅を広げるための多種多様なコントロールを搭載しています。
16個のパッドで広がる可能性
16個のLaunchpadスタイルのRGBバックライト付きベロシティセンシティブ・パッドは、演奏を自由にコントロールするために設計されています。クリップの起動、コードの演奏、ドラムプレイに最適で、直感的に操作でき、表現力豊かに演奏できます。特に、ポリフォニック・アフタータッチに対応しているため、各パッドが押す強さに応じて個別に反応し、よりダイナミックで感情豊かな演奏が可能になります。2つのパッドページボタン(シーンのローンチ / ファンクションボタン)により、操作の切り替えもスムーズです。
直感的なノブとホイール
8個のエンドレスエンコーダーは、DAWのミキサーやバーチャル・インストゥルメント、エフェクトのパラメーターを素早くコントロールするために活用できます。また、2つのエンコーダーページボタンにより、さらに多くのパラメーターにアクセス可能です。ピッチベンドとモジュレーション・ホイールは、演奏に表情豊かな変化を与えるための必須コントロールであり、表現力を高めます。
その他の便利なボタン
再生/停止/録音/ループボタンといったトランスポートコントロールは、DAWの操作をキーボードから直接行えるため、ワークフローの中断を最小限に抑えます。また、キャプチャーMIDIボタンは、演奏したMIDIノートをDAWに自動的に記録する機能で、アイディアを逃さずに捉えるのに役立ちます。
ディスプレイ
本体には128 x 64 モノクロ有機ELディスプレイが搭載されており、現在の設定やモード、演奏中のコードなど、必要な情報を鮮明に表示します。これにより、コンピューターの画面を見ることなく、キーボード本体で多くの情報を確認できるため、集中して音楽制作に取り組むことができます。
使用シーンと対象ユーザー
Novation Launchkey 25 MK4は、そのコンパクトさと多機能性により、様々なシーンで活躍し、幅広いユーザー層に対応します。
使用時のポイント・注意事項
Launchkey 25 MK4を最大限に活用し、長くお使いいただくために、以下のポイントにご注意ください。
基本仕様
接続端子
電源
付属ソフトウェア
Launchkey 25 MK4には、購入後すぐに音楽制作を始められるように、高品質なソフトウェアバンドルが付属しています。
旧モデルとの主な違い(Launchkey 25 MK3との比較)
Launchkey 25 MK4は、旧モデルであるLaunchkey 25 MK3からいくつかの重要な進化を遂げています。
Novation Launchkey MK4シリーズ モデル別機能比較
Launchkey 25 MK4 (本製品)
Launchkey 37 MK4
Launchkey 49 MK4
Launchkey 61 MK4
Launchkey Mini 25 MK4
Launchkey Mini 37 MK4
競合製品との比較
Novation Launchkey 25 MK4は、25鍵のMIDIキーボード市場において、その独自のクリエイティブ機能とDAW統合の強みで差別化を図っています。同価格帯の競合製品と比較すると、以下の点が特徴的です。
Launchkey 25 MK4は、パッドのポリフォニック・アフタータッチと、詳細なアルペジエーター・コードモードといった「生成系」のクリエイティブ機能が特に充実しており、インスピレーションを求めるユーザーに強く訴求します。一方、Arturia KeyLab Essentialは、膨大な数のプリセットが魅力のAnalog Lab Vとの連携が強みです。Native Instruments Komplete Kontrol M32は、同社のエコシステムとの連携に特化しており、Kompleteユーザーには最適な選択肢となります。
ユーザー評価(メリット)
ユーザー評価(デメリット)