2600 BLUE MARVIN

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2600 BLUE MARVIN
約 66,880 円〜

目次

商品説明

Behringer 2600 BLUE MARVINは、1970年代に一世を風靡した伝説的なセミモジュラーアナログシンセサイザー、ARP 2600の「BLUE MARVIN」モデルを忠実に再現したスペシャルエディションです。オリジナル同様に3つのVCO(電圧制御オシレーター)とマルチモードVCF(電圧制御フィルター)、そして特徴的な機械式スプリングリバーブユニットを搭載しています。8Uサイズのラックマウント仕様で、当時のサウンドを現代に蘇らせるとともに、さらに現代的な機能も追加されています。

本機は、パッチングなしでも使用できるセミモジュラー設計のため、初心者から経験者まで幅広いユーザーが直感的に音作りを楽しめます。58個のフェーダーと15個のボタン、そして83のパッチ入出力により、非常に柔軟なサウンドメイキングが可能です。純粋なアナログ信号パスは、70年代の本格的なARP BLUE MARVINの回路に基づいており、マッチングされたトランジスタとJFETが使用されています。この設計により、非常に太い低音や繊細なリードサウンドなど、幅広い音色をカバーできます。

使用シーンと対象ユーザー

Behringer 2600 BLUE MARVINは、その幅広いサウンド表現力から、様々な音楽制作シーンで活躍します。

【主な使用シーン】

  • スタジオレコーディング: 非常に太いベースライン、リードサウンド、SFX、実験的なサウンドなど、ユニークなアナログ音色を録音に加えることができます。
  • ライブパフォーマンス: セミモジュラー設計により、ライブ中でも素早い音作りやサウンドの変更が可能です。特に機械式スプリングリバーブはライブでの空間演出に効果的です。
  • サウンドデザイン: 映画やゲーム、CMなどのサウンドエフェクト制作において、特徴的なアナログサウンドを生成するのに適しています。
  • 教育機関: アナログシンセサイザーの構造や音作りを学ぶための教材としても優れています。

【対象ユーザー】
  • ヴィンテージシンセサイザー愛好家: ARP 2600のサウンドを忠実に再現しているため、オリジナルのファンや、そのサウンドを求める方に最適です。
  • モジュラーシンセ初心者: セミモジュラー設計により、パッチングなしでも音が出せるため、モジュラーシンセの入門機としても優れています。将来的にパッチングに挑戦したい方にもおすすめです。
  • サウンドデザイナー: 幅広い音作りが可能で、ユニークな効果音やテクスチャを求めるサウンドデザイナーに最適です。
  • 電子音楽プロデューサー: プログレッシブロック、シンセポップ、アンビエントなど、アナログサウンドを楽曲に取り入れたいプロデューサーに適しています。

使用時のポイント・注意事項

Behringer 2600 BLUE MARVINは、本格的なアナログシンセサイザーであるため、使用にあたっていくつかポイントがあります。

  • 設置スペース: 8Uサイズのラックマウント仕様であり、奥行きもあるため、設置場所の確保が必要です。専用のラックスタンドやデスク上のスペースを検討しましょう。
  • 電源接続: 付属の12V DCアダプターを使用してください。正しい電圧と電流のアダプターを使用しないと、故障の原因となります。
  • パッチングの理解: セミモジュラー設計のため、すぐに音は出ますが、真のポテンシャルを引き出すにはパッチングの理解が不可欠です。付属のクイックスタートガイドやオンラインのリソースを活用して、様々なパッチングを試してみましょう。
  • アナログ回路の特性: アナログシンセサイザーの特性上、電源投入後すぐに安定した音が出ない場合があります。数分間のウォームアップ時間を設けることで、より安定したピッチとサウンドが得られます。
  • MIDI/USB接続: MIDIチャンネルと音声優先の選択が可能なUSB/MIDIを実装しています。DAWとの連携や外部からの制御に活用できます。
  • 機械式スプリングリバーブ: 本機に内蔵されているスプリングリバーブは、本体の振動や衝撃によって独特のノイズ(雷鳴のような音)が発生することがあります。これは故障ではなく、機械式リバーブの特性です。
  • 外部コントローラー: 鍵盤は搭載されていないため、MIDIキーボードやシーケンサーなど、外部のコントローラーを接続して演奏します。

基本仕様

発売日
2021年8月26日
鍵盤数
本製品はキーボード一体型ではなく、音源モジュールのため鍵盤は搭載していません。別途MIDIキーボードなどを接続して使用します。
タイプ
セミモジュラーアナログシンセサイザー
音源
アナログシンセシス(ボイス数:マルチフォニック)
アフタータッチ
鍵盤がないため、本体単体ではアフタータッチ機能はありません。接続するMIDIキーボードに依存します。
オシレーター数
3つのVCO (VCO1, VCO2, VCO3)。それぞれにLFO切り替え、FM入力、複数の波形出力(矩形波、三角波、ノコギリ波、サイン波、パルス波)を備えています。
LFO
VCOとは別に、パルス波とサイン波の2つの出力を持つ専用LFOを搭載 (0.25Hzから25Hz)。
フィルター
1つのVCF (24dB/oct 4極ローパスフィルター、4012モード/4072モード切り替え可能)
エンベロープ
ADSRおよびARエンベロープジェネレーター (タイムファクター切り替え可能: x2, x1, x0.5)
VCA
リニアおよびエクスポネンシャルコントロールの両方の差分入力(+/-)を備えたVCA
エフェクト
機械式スプリングリバーブ内蔵
内蔵スピーカー
内蔵スピーカーは搭載していません。
ピッチシフト/オクターブシフト
本機に直接これらの機能は搭載されていませんが、接続するMIDIキーボードや外部CVコントローラーからの信号で制御可能です。
コントロール
58のフェーダーと15のボタン
サイズ
482 x 356 x 108 mm (W x H x D)
ラックユニット
標準19インチラック (95HP)、8Uサイズ
重量
5.1 Kg
標準動作温度
5℃~40℃

接続端子

USB端子
クラスコンプライアントUSB 2.0 Type B (Windows 7以上またはMac OS X 10.6.8以上に対応)
ヘッドホン端子
専用レベルコントロール付きヘッドホンアウト (3.5mm TSジャック) が使用可能です。
MIDI端子
MIDI IN、MIDI THRU (16ch選択可能)
外部オーディオ入力
あり
パッチ入出力
83系統のパッチ入出力 (3.5mm TSジャック) を備え、究極の柔軟性を提供します。
その他入出力
VCO FM入力、PWM入力、VCFオーディオ入力、VCFコントロール入力、ADSR/ARエンベロープジェネレーターS&Hクロック/ゲート/トリガー入力、VCAオーディオ入力、VCAリニア/エクスポネンシャルコントロール入力、LFO外部VIB入力、リングモジュレーター入力、ラグプロセッサー、S&H、シュミットトリガー、エンベロープフォロワー、ボルテージプロセッサー、アッテネーター、ミキサー、インバーター、スルーレートリミッター、4Wayマルチプルなど多数。

電源

電源方式
電源アダプター (12V DC, 2000mA、付属)
消費電力
最大15W
バッテリー持続時間
バッテリー駆動には対応していません。

付属品

ケーブル
電源アダプター、クイックスタートガイド、パッチケーブル (詳細本数や種類は購入先にご確認ください)
説明書
クイックスタートガイド
その他
国内正規輸入品に限り3年間の保証。

その他の特徴

忠実な回路再現
マッチドトランジスタとJFETを使用し、Arp BLUE MARVINの回路を忠実に再現しています。
セミモジュラー設計
パッチング無しでも音が出せるため、モジュラーシンセに不慣れなユーザーでもすぐに使用を開始できます。
豊富なモジュールとエフェクト
リングモジュレーター、ラグプロセッサー、S&H、シュミットトリガー、エンベロープフォロワー、可変式カラー切り替えを備えたノイズジェネレーターなど、幅広い機能が統合されています。
高い操作性
58のフェーダーと15のボタンにより、すべてのパラメーターにリアルタイムでアクセス可能で、直感的なサウンドメイクが可能です。
USB/MIDI対応
MIDIチャンネルと音声優先の選択が可能なUSB / MIDIを実装し、現代の制作環境にも容易に統合できます。
国内3年保証
国内正規輸入品に限り3年間の保証が提供されるため、安心して使用できます。

旧モデルとの主な違い

商品名
旧モデル:Behringer 2600 (標準モデル) / 新モデル:Behringer 2600 BLUE MARVIN
外観色
標準モデル:オレンジ/ブラックカラーのフェーダーLED / BLUE MARVIN:青色のボディ、単色(青)LEDフェーダー
リバーブ
標準モデル:デジタルリバーブエミュレーション / BLUE MARVIN:ビンテージスタイルの機械式スプリングリバーブユニットを搭載
コンポーネント
標準モデル:一般的なコンポーネント / BLUE MARVIN:厳選された高品質なコンポーネントを使用(「マッチドトランジスタとJFETを使用し、Arp BLUE MARVIN*の回路を忠実に再現」との記載あり)

モデル別機能比較

Behringer 2600 (標準モデル)

  • 外観色: オレンジ/ブラックのフェーダーLED
  • リバーブ: デジタルリバーブエミュレーション
  • 主な特徴: 3 VCOs、マルチモードVCF、セミモジュラー設計、USB/MIDI
  • 発売日: 2021年3月24日

Behringer 2600 Gray Meanie

  • 外観色: グレーのボディ、単色(赤)LEDフェーダー
  • リバーブ: 機械式スプリングリバーブ
  • 主な特徴: 3 VCOs、マルチモードVCF、セミモジュラー設計、厳選コンポーネント、USB/MIDI
  • 発売日: 2021年10月15日

Behringer 2600 BLUE MARVIN(本製品)

  • 外観色: 青色のボディ、単色(青)LEDフェーダー
  • リバーブ: 機械式スプリングリバーブ
  • 主な特徴: 3 VCOs、マルチモードVCF、セミモジュラー設計、厳選コンポーネント、USB/MIDI
  • 発売日: 2021年8月26日

競合製品との比較

Behringer 2600 BLUE MARVINは、ARP 2600のクローンとして非常に高い評価を受けていますが、市場には他にもARP 2600を再現した製品や、類似の機能を持つアナログシンセサイザーが存在します。

Korg ARP 2600-FS

  • タイプ: フルサイズ、セミモジュラーアナログシンセサイザー
  • 特徴: 本家ARP Instruments社の共同創業者であるDavid Friend氏が監修。オリジナルを徹底的に再現したフルサイズモデル。鍵盤部が付属し、内蔵スピーカーも搭載。限定生産品。
  • 価格帯: 非常に高額 (約363,000円 税抜、国内完売済)
  • 比較: Behringer 2600 BLUE MARVINはKorg版よりもはるかに手頃な価格で、より多くのユーザーがARP 2600のサウンドを体験できる点で優れています。Korg版は忠実な再現度とフルサイズである点が強みですが、入手性と価格が課題です。Behringer版はラックマウント型であり、持ち運びや省スペース性にも配慮されています。

Arturia MiniBrute 2 / 2S

  • タイプ: セミモジュラーアナログシンセサイザー
  • 特徴: コンパクトながらも強力なアナログサウンドとパッチング機能を備える。MiniBrute 2は鍵盤付き、MiniBrute 2Sはシーケンサー付き。Eurorackとの互換性も高い。
  • 価格帯: 中価格帯 (Behringer 2600 BLUE MARVINより安価な場合が多い)
  • 比較: Arturia MiniBruteシリーズは、Behringer 2600 BLUE MARVINよりもコンパクトで持ち運びやすく、手軽にアナログモジュラーシンセの世界に入りたいユーザーに適しています。サウンドキャラクターは異なりますが、パッチングによる音作りの楽しさを共有できます。2600 BLUE MARVINの方が、より複雑な音作りや、ARP 2600特有のサウンドを求めるユーザー向けです。

Moog Mother-32 / DFAM / Subharmonicon

  • タイプ: セミモジュラーアナログシンセサイザー (Eurorack対応)
  • 特徴: Moogならではの太く暖かいアナログサウンドが特徴。各モデルが独自のコンセプトを持ち、組み合わせてシステムを構築できる。
  • 価格帯: 中〜高価格帯 (個々のモジュールはBehringer 2600 BLUE MARVINと同等かそれ以上)
  • 比較: Moogのセミモジュラーシリーズは、Moog特有のフィルターサウンドやオシレーターのキャラクターを求めるユーザーに人気です。Behringer 2600 BLUE MARVINはARP 2600のサウンドを再現しているため、サウンドキャラクターが異なります。Moogはモジュールを個別に購入してシステムを拡張する楽しみがありますが、2600 BLUE MARVINは一台で完結したシンセサイザーとして、幅広い音作りが可能です。

Behringer 2600 BLUE MARVINは、オリジナルのARP 2600のサウンドを非常に手頃な価格で提供し、現代の制作環境に対応するための機能(USB/MIDIなど)も備えている点で、競合製品の中でもユニークな立ち位置を確立しています。

ユーザー評価(メリット)

  • **価格対性能比が非常に高い:** 伝説的なARP 2600のサウンドと機能を、非常に手頃な価格で手に入れられる点が最大のメリットとして挙げられます。
  • **本格的なアナログサウンド:** マッチドトランジスタとJFETによる忠実な回路再現により、オリジナルのARP 2600に匹敵する太く、表現力豊かなアナログサウンドが評価されています。
  • **機械式スプリングリバーブ:** 標準モデルではデジタルだったリバーブが機械式になり、よりオーセンティックなヴィンテージサウンドを楽しめると好評です。
  • **セミモジュラー設計の利便性:** パッチングなしでも基本的な音作りができるため、初心者でもすぐに演奏を楽しめます。一方で、83ものパッチポイントにより、深く複雑な音作りも可能です。
  • **高い拡張性:** USB/MIDIを搭載しているため、現代のDAW環境や他の機材との連携もスムーズに行えます。
  • **操作性の高さ:** 多くのフェーダーとボタンが直感的に配置されており、リアルタイムでのサウンドコントロールが容易です。

ユーザー評価(デメリット)

  • **設置スペースの確保:** 8Uのラックマウントサイズであり、奥行きもそれなりにあるため、設置場所を選ぶ可能性があります。コンパクトな環境では導入が難しいと感じるユーザーもいます。
  • **内蔵スピーカーなし:** 本体単体で音を出すことはできないため、ヘッドホンか外部スピーカーへの接続が必須です。
  • **鍵盤なし:** 音源モジュールであるため、別途MIDIキーボードなどのコントローラーが必要になります。
  • **機械式リバーブの特性:** 物理的なスプリングを使用しているため、振動や衝撃でリバーブ音が揺れたり、ノイズが発生したりすることがあります。これは故障ではありませんが、環境によっては気になる場合があります。
  • **細部の作り込み:** 価格を考慮すると妥当ではありますが、Korg ARP 2600-FSなどの高価格帯製品と比較すると、パーツの質感や細部の仕上がりに差を感じるという意見もあります。
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※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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