KORG modwave mk II ウエーブテーブル・シンセサイザー

KORG modwave mk II ウエーブテーブル・シンセサイザー

KORG modwave mk II ウエーブテーブル・シンセサイザー
KORG modwave mk II ウエーブテーブル・シンセサイザー
KORG modwave mk II ウエーブテーブル・シンセサイザー
約 59,800 円〜

目次

商品説明

KORG modwave mk IIは、ウェーブテーブルシンセシスの可能性を最大限に引き出すために設計された、進化形ウェーブテーブル・シンセサイザーです。2023年11月12日に発売されたこのモデルは、初代modwaveの優れた機能を受け継ぎつつ、さらに大幅な機能強化が施されています。特に、最大同時発音数がオリジナルの約2倍となる60ステレオ・ボイスに向上したことで、より複雑で豊かなサウンドデザインが可能になりました。アグレッシブなリードサウンドから、広大なアンビエントパッド、緻密なテクスチャまで、あらゆるジャンルの音楽制作に対応します。 Kaoss PhysicsとMotion Sequencing 2.0といった革新的なモジュレーション機能も搭載しており、リアルタイムでの演奏表現や複雑なパターンの生成を直感的に行えます。また、KORG独自のマルチ・フィルターや豊富なエフェクト群により、サウンドにさらなる深みと個性を加えることができます。ハードウェアとシームレスに連携する付属のソフトウェアエディター/ライブラリアンも提供され、PC/Macからの詳細なサウンドエディットと管理が可能です。

使用シーンと対象ユーザー

KORG modwave mk IIは、幅広い音楽制作者やサウンドデザイナーに最適なシンセサイザーです。

  • **プロの音楽プロデューサーや作曲家:** 60ボイスの豊かな同時発音数と強力なサウンドエンジンにより、複雑なレイヤーやテクスチャを多用する楽曲制作に適しています。スタジオワークでのメインシンセサイザーとしても、既存のセットアップへの追加としても活躍します。
  • **サウンドデザイナーやゲーム音楽制作者:** 広範なウェーブテーブルとモジュレーション機能により、ユニークな効果音やアンビエントサウンド、SFXなどのデザインに無限の可能性を提供します。
  • **ライブパフォーマー:** Kaoss PhysicsやMotion Sequencing 2.0といった直感的なリアルタイムコントローラーにより、ライブパフォーマンスでのダイナミックなサウンド変化や即興演奏が可能です。コンパクトなボディは持ち運びにも便利です。
  • **電子音楽愛好家や実験的なサウンドを求める方:** 他にはないユニークなウェーブテーブルシンセシスと深遠なモジュレーションオプションにより、従来のシンセサイザーでは得られないような新しい音色を追求できます。
  • **KORGのシンセサイザーシリーズのファン:** wavestateやopsixと並ぶKORGの「デジタルシンセ三部作」の一つとして、その進化を体験したいユーザーに特におすすめです。

使用時のポイント・注意事項

KORG modwave mk IIを最大限に活用し、快適に使用するためのポイントと注意事項を以下にまとめます。

  • **ソフトウェアの活用:** 付属のSound Editor/LibrarianソフトウェアをPC/Macにインストールし、modwave mk IIとUSB接続することで、より詳細なサウンドエディットやプログラムの管理、ライブラリの構築が容易になります。ファームウェアのアップデートもKorg System Updater経由で行われるため、常に最新の状態に保つようにしましょう。
  • **Kaoss Physicsの理解:** Kaoss Physicsは非常に強力な表現ツールですが、その挙動を理解し、目的のサウンド変化を得るためには慣れが必要です。最初はシンプルなパラメーター割り当てから試してみることをお勧めします。
  • **モジュレーションの深掘り:** modwave mk IIは非常に多岐にわたるモジュレーションソースとデスティネーションを持っています。マニュアルを参照し、それぞれのモジュレーションオプションがサウンドにどのような影響を与えるかを理解することで、より高度なサウンドデザインが可能になります。
  • **エフェクトの活用:** 内蔵された豊富なエフェクトはサウンドに大きな変化をもたらします。Pre FX、Mod FX、Delay、Reverb、Master EQを組み合わせることで、音色に広がりや奥行きを与えることができます。
  • **外部ペダルの接続:** サスティンペダル(ダンパーペダル)は別売ですが、DS-1H、PS-1、PS-3などのKORG純正品を使用することで、より表現豊かな演奏が可能です。ハーフダンパーには非対応なのでご注意ください。
  • **ヘッドホンの使用:** ヘッドホン端子(6.3 mmステレオ・フォーン・ジャック)が搭載されているため、外部スピーカーがない環境でも直接ヘッドホンを接続してサウンドチェックや練習が可能です。音量調整は本体で行えます。
  • **内蔵スピーカーは非搭載:** KORG modwave mk IIは、内蔵スピーカーを搭載していません。そのため、音を出すためにはヘッドホンか外部のモニタースピーカー、またはアンプに接続する必要があります。
  • **MIDI 2.0対応:** 最新のSystem UpdaterによりMIDI 2.0プロパティ・エクスチェンジに対応しています。将来的なMIDI 2.0対応機器との連携を考慮する際には重要なポイントです。

基本仕様

鍵盤数
37鍵 (ベロシティおよびリリース・ベロシティ対応)
タイプ
ウェーブテーブル・シンセサイザー
音源
modwaveシンセシス・エンジン
最大同時発音数
60ステレオ・ボイス
コントローラー
Mod Wheel、Pitch Wheel、Kaoss Physics、4x Mod Knobs
フィルター
MS-20タイプローパスフィルター、KORG独自のマルチ・フィルターなど多数
エフェクト
Pre FX (デシメーター, グラフィックEQ, ギター・アンプ, モダン・コンプレッサー, パラメトリックEQ, レッド・コンプレッサー, リング・モジュレーター, トレモロ, ウェーブ・シェーパー), Mod FX (ブラック・コーラス/フランジャー, ブラック・フェーズ, CX-3ビブラート・コーラス, EPコーラス, ハーモニック・コーラス, モダン・コーラス, モダン・フェーザー, オレンジ・フェーズ, Polysix アンサンブル, スモール・フェーズ, トーキング・モジュレーター, ビンテージ・コーラス, ビンテージ・フランジャー, ビンテージ/カスタム・ワウ, Voxワウ), Delay (L/C/Rディレイ, マルチバンドModディレイ, リバース・ディレイ, ステレオ/クロス・ディレイ, テープ・エコー), Reverb (アーリー・リフレクション, Overb), マスターEQ (4バンド・パラメトリックEQ)
サイズ (W × D × H)
$565 \times 338 \times 92$ mm
重量
2.9 kg

接続端子

USB端子
USB B端子 (PC/MacとのMIDI通信、エディター/ライブラリアンとの連携用)
ヘッドホン端子
6.3 mmステレオ・フォーン・ジャック (使用可)
オーディオ出力
OUTPUT L/MONOおよびR端子 (6.3mm TRSフォーン・ジャック、インピーダンス・バランス)
ダンパー端子
6.3 mmフォーン・ジャック (ハーフ・ダンパー非対応)
MIDI端子
MIDI IN /OUT端子 (DIN MIDI)

電源

電源方式
ACアダプター (DC12V, 2500mA)
消費電力
5 W
バッテリー持続時間
非対応(バッテリー駆動不可)

付属品

ACアダプター
KA390VI
説明書
製品マニュアル (通常はオンラインで提供、またはダウンロード)
その他
ソフトウェアダウンロードコード (modwave nativeなど)

その他の特徴

モーション・シーケンシング 2.0
wavestateのウェーブ・シーケンシング 2.0をさらに進化させた機能。よりカスタマイズされたフレーズやモーションを4つの独立したシーケンスに記録可能で、複雑で有機的な音作りを実現します。
Kaoss Physics
XY両軸に設定されたモーション動作を、デジタルのモーションボールがピンポン玉のように跳ね返りながら動くことで、デジタルモーションやフィジカルモーションを生成する独自コントローラー。リアルタイムで音色を変化させ、演奏に連動させることが可能です。
豊富なウェーブテーブル
200以上のウェーブテーブルと64波形、A/Bブレンド、モーフ、モディファイアを駆使した音作りが可能。外部ウェーブテーブルの読み込みにも対応し、無限のサウンドバリエーションを提供します。
拡張されたLFOオプション
すべてのLFOにフリーラン、ディレイ・スタート、リトリガーのオプションが追加され、モジュレーションの自由度がさらに向上しました。
MIDI 2.0 Property Exchange対応
最新のシステムアップデータにより、MIDI 2.0 Property Exchangeに対応し、将来のMIDI環境との連携が強化されています。
セットリスト&SST機能
ライブ演奏中に音切れなく音色を切り替えられる機能。

旧モデルとの主な違い

商品名
旧モデル:KORG modwave / 新モデル:KORG modwave mk II
最大同時発音数
旧モデル:32ステレオ・ボイス / 新モデル:60ステレオ・ボイス (約2倍に増加)
LFOオプション
旧モデル:一部LFOに制限あり / 新モデル:すべてのLFOにフリーラン、ディレイ・スタート、リトリガーのオプションを追加
リバーブ・センド
旧モデル:非搭載 / 新モデル:リバーブ・センド用のプリ/ポスト・スイッチを追加
その他モジュレーションソース
旧モデル:限定的 / 新モデル:新しいモジュレーションソースが追加され、より詳細なモジュレーションが可能

モデル別機能比較

KORG wavestate mk II

  • **音源方式:** ウェーブ・シーケンシング 2.0 (サンプリング音源)
  • **最大同時発音数:** 96ステレオ・ボイス
  • **特徴:** サンプルを波形のようにシーケンスし、複雑なパッドや動きのあるサウンドを生成。

KORG opsix mk II

  • **音源方式:** FMシンセシス (オペレーター・ミキシング)
  • **最大同時発音数:** 64ボイス
  • **特徴:** FM音源をより直感的に操作でき、多様なFMサウンドを生成。オペレーターの組み合わせが自由。

KORG modwave mk II(本製品)

  • **音源方式:** ウェーブテーブル・シンセシス (デジタル波形)
  • **最大同時発音数:** 60ステレオ・ボイス
  • **特徴:** 豊富なウェーブテーブルをモーフィングさせ、 Kaoss PhysicsやMotion Sequencing 2.0でダイナミックなサウンド変化を創出。

競合製品との比較

KORG modwave mk IIは、特にウェーブテーブルシンセシスに特化した製品ですが、市場には他の強力なデジタルシンセサイザーが存在します。ここでは、一般的なデジタルシンセサイザーの比較として、いくつかの代表的な製品を挙げ、modwave mk IIとの違いを明確にします。

Waldorf Kyra

  • **音源方式:** 仮想アナログ/ウェーブテーブルシンセシス
  • **最大同時発音数:** 128ボイス
  • **特徴:** 強力なDSPエンジンによるポリフォニックなサウンド、複数のパートを同時に演奏可能。ウェーブテーブルも搭載しているが、Korg modwave mk IIのような物理モデリングのコントローラーは持たない。

ASM Hydrasynth (Desktop/Keyboard)

  • **音源方式:** ウェーブ・モーフィング・シンセシス (Mutant機能)
  • **最大同時発音数:** 8ボイス
  • **特徴:** 独自のウェーブ・モーフィング・シンセシスにより、非常に複雑な波形を生成。ポリフォニック・アフタータッチ対応の鍵盤モデルがあり、表現力が高い。modwave mk IIに比べると同時発音数は少ないが、各ボイスの深さは同等かそれ以上。

Native Instruments Massive X (ソフトウェアシンセ)

  • **音源方式:** 次世代ウェーブテーブルシンセシス
  • **最大同時発音数:** PCのCPUに依存
  • **特徴:** ソフトウェアベースであるため、ハードウェアのような物理的な操作感はないが、無限のサウンドデザインの可能性を秘める。ウェーブテーブルシンセシスの代表格として知られ、様々なモジュレーションとエフェクトを搭載。Korg modwave mk IIのハードウェアとしての操作性やKaoss Physicsは、ソフトウェアでは得られない体験を提供します。

KORG modwave mk IIは、ウェーブテーブルシンセシスに特化しつつ、Kaoss PhysicsやMotion Sequencing 2.0といった独自の表現ツールをハードウェアに組み込むことで、直感的な操作性と深いサウンドデザインを両立させています。競合製品と比較しても、この独特の操作感と、KORGが培ってきたデジタルシンセの技術が融合した点で差別化されています。

ユーザー評価(メリット)

  • **圧倒的なサウンドバリエーション:** ウェーブテーブルの豊富さと、それらを組み合わせるモーフィング、モディファイア機能により、想像を超えるような新しい音色を簡単に作り出せる点が評価されています。
  • **Kaoss Physicsの表現力:** 直感的なXYパッドでの操作が、サウンドに予測不能でダイナミックな変化をもたらし、演奏の幅を広げるという声が多く聞かれます。
  • **モーション・シーケンシング 2.0の柔軟性:** 複雑なシーケンスを簡単にプログラムでき、時間と共に変化するサウンドを生成するのに非常に強力であると好評です。
  • **同時発音数の向上:** mk IIで60ステレオ・ボイスに増えたことで、重厚なパッドや複雑なレイヤーでも音切れの心配が少なく、より豊かな表現が可能になったと喜ばれています。
  • **コンパクトなサイズ:** 37鍵ながらも、持ち運びやすく、限られたスペースでも設置しやすい点がメリットとして挙げられます。
  • **ソフトウェアとの連携:** 専用のエディター/ライブラリアンがあるため、PC/Macからの細かいエディットや管理がしやすく、ハードウェアとソフトウェアの連携がスムーズであるという意見があります。

ユーザー評価(デメリット)

  • **内蔵スピーカーがない:** 音を出すために別途ヘッドホンか外部スピーカーが必要なため、手軽に音を出す用途には向かないという声があります。
  • **操作の複雑さ:** 多機能ゆえに、特にシンセシスやモジュレーションの概念に慣れていない初心者には学習コストが高いと感じられることがあります。
  • **アフタータッチの有無:** 鍵盤にアフタータッチが搭載されていないため、アフタータッチによる表現を重視するユーザーにとっては物足りなく感じる場合があります。
  • **ダンパーペダルのハーフダンパー非対応:** サスティンペダル使用時、ハーフダンパーに対応していないため、ピアノのような繊細なペダリングはできません。
  • **Kaoss Physicsのピーキーさ:** 独特のコントローラーであるKaoss Physicsは、慣れないうちは意図しない音色変化を引き起こす可能性があり、扱いが難しいと感じるユーザーもいます。
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※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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