BEHRINGER 2600



基本情報
製品名: BEHRINGER 2600 BLUE MARVIN セミモジュラーシンセサイザー
メーカー: Behringer
タイプ: セミモジュラー・アナログシンセサイザー
モジュール数: 27モジュール(オシレーター、フィルター、エンベロープ、LFO、ミキサーなど)
オシレーター: 3基(シングル波形サイン、三角、ノコギリ波、矩形波、パルス幅変調対応)
フィルター: 24dB/Oct ラダーフィルター(モデルはARP 2600のクラシックなMoogタイプ)
エンベロープジェネレーター: 2基 ADSR エンベロープ
LFO: 1基(複数波形対応)
アナログシグナルパス: 完全アナログ回路設計
セミモジュラー接続: パッチベイにより自由なルーティングが可能(バナナプラグ対応)
鍵盤: 37鍵 フルサイズ・ミニ鍵盤(ベロシティ非対応)
アフタータッチ: 非対応
内部メモリー: なし(完全アナログ設計)
機能詳細
オシレーター詳細: 各オシレーターは波形切替可能(ノコギリ波、矩形波、パルス幅変調、サイン波、三角波)。複数の波形をミックスし、多彩な音色作成が可能。
フィルター機能: 伝統的な24dB/Octラダーフィルター搭載。カットオフ周波数およびレゾナンスをコントロール可能。外部信号入力もフィルターにルーティング可能。
エンベロープジェネレーター: 2つの独立したADSRエンベロープジェネレーターを搭載。フィルターやVCAにアサインでき、多彩な音の変化が可能。
LFO機能: 複数波形(矩形、三角、ランダムなど)を持つLFOでピッチやフィルター、パルス幅のモジュレーションが可能。
パッチベイ: フルサイズのパッチポイント(約40個)を装備し、自由なモジュレーションと音声信号のルーティングを実現。オシレーター、エンベロープ、LFO、VCAなどの接続が自在。
内蔵VCA: アナログVCA搭載で、音量やエンベロープ制御が可能。
モジュレーション機能: パルス幅変調(PWM)、FM、AMなど多彩なモジュレーションオプションを搭載。
シーケンサー・アルペジエーター: 非搭載(別途外部機器接続可能)
外部オーディオ入力: モジュラー回路に外部音声信号を取り込み、加工可能
トーン生成: 伝統的なアナログシンセのウォームで厚みのある音色が特徴
サイズ・重量
幅: 約710 mm
高さ: 約280 mm
奥行き: 約110 mm
重量: 約5.6 kg
電源
電源仕様: ACアダプター(付属)
消費電力: 約15W
対応電圧: 100-240V AC (50/60Hz)
接続端子
オーディオ出力: 1/4インチ標準フォーンジャック(モノラル)
ヘッドフォン出力: 1/4インチ標準フォーンジャック
パッチポイント: 約40箇所のバナナプラグ用パッチジャック
MIDI端子: MIDI IN / OUT
外部オーディオ入力: 1/4インチ標準フォーンジャック
その他の特徴
・ARP 2600の復刻版として設計されており、クラシックなアナログシンセのサウンドを再現。
・バナナプラグを使ったパッチシステムにより、自由度の高い音作りが可能。
・パッチングなしでも標準設定で基本的な音作りが可能なセミモジュラー設計。
・耐久性の高いメタルシャーシ採用でステージ使用にも対応。
・レトロな青いパネルデザイン("Blue Marvin" モデル)
・本格的なサウンドデザインに最適なアナログ機材。
付属品
・ACアダプター
・取扱説明書(日本語版含む複数言語対応)
・保証書
・パッチケーブル(付属モデルによる)
メーカー保証
・購入日より1年間のメーカー保証が付属(国内正規代理店の場合)
・故障時の修理サポートあり
推奨利用環境
・安定したAC電源の確保
・オーディオインターフェースやMIDI機器との連携に適応
・安定した平坦な設置面の上での利用推奨
保守・メンテナンス
・定期的な接点清掃推奨(特にパッチジャック)
・高温多湿を避け、ホコリの少ない環境での保管推奨
・専門知識のあるサービスセンターでの点検推奨
※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
目次
商品説明
BEHRINGER 2600 BLUE MARVINは、伝説的なARP 2600セミモジュラーシンセサイザーを忠実に再現したベリンガーのセミモジュラーシンセサイザーです。青いカラーリングが特徴的な「BLUE MARVIN」モデルは、豊かなアナログサウンドと直感的なパッチングが魅力で、シンセサイザー愛好家やサウンドデザイナーに高く評価されています。
オリジナルのARP 2600にインスパイアされた設計ながら、現代の音楽制作環境に対応するための改良も加えられ、幅広い音作りが可能です。多彩なモジュールを備え、初めてのセミモジュラーシンセサイザーとしてもおすすめできるモデルです。
使用シーンと対象ユーザー
本製品は、アナログシンセサイザーに興味がある初心者から、エレクトロニックミュージックや実験音楽のクリエイター、音響エンジニアまで幅広いユーザーに適しています。スタジオやライブパフォーマンスでの音作りに最適で、シンセサイザーパッチングの学習にも理想的なツールです。
使用時のポイント・注意事項
セミモジュラー方式のため、パッチケーブルの配線によって音色が大きく変化します。はじめは付属のマニュアルやオンラインリソースを参考に基本的なパッチングを学習することをおすすめします。電源はACアダプターを使用し、過電流や過熱に注意してください。
また、モジュラーシンセ特有のノイズやハムが発生する場合がありますので、グラウンドやケーブルの品質に注意すると良いでしょう。
基本仕様
接続端子
電源
付属品
旧モデルとの主な違い
競合製品との比較
ユーザー評価(メリット)
ユーザー評価(デメリット)