Modal Electronics PLASMA VOICE

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約 73,700 円〜

目次

商品説明

GAMECHANGER AUDIOのPLASMA Voice Synthesizer Eurorack Moduleは、革新的なプラズマテクノロジーを利用したユニークなボイスシンセサイザーです。キセノンガスで満たされたガス管上の二つの電極間で高電圧の電気を発生させ、その電気放電から生じる音をモジュレーション制御することで、従来のシンセサイザーでは得られない太く荒々しい、独自の音響表現を実現します。真空管のような温かみのある倍音と独特なテクスチャーが特徴で、青い稲妻の視覚的な強度に合わせた魅惑的な電気音が生成されます。

本製品はEurorack規格に準拠しており、既存のモジュラーシンセ環境に容易に組み込むことができます。独自のプラズマアークによる豊かな倍音成分は、ボーカルサンプルの加工はもちろん、リードやパッド音色、パーカッションなど、幅広いサウンドメイキングに最適です。多彩なCV入力に対応し、外部機器からの詳細なコントロールも可能です。

PLASMA Voiceは、PLASMA製品ラインの最新モデルであり、従来の製品が主に歪みユニットとして設計されていたのに対し、外部音源を必要としない完全に独立したボイスとして機能します。音の形成パラメータに制約がなく、より広い範囲の音響表現と創造的な可能性を大幅に拡張します。

このモジュールには、特定の楽曲パーツ(BASS、LEAD、PLUCK、DRUM、METAL、STATIC、SPARK)にそれぞれ専用のBANKが用意され、選択可能なSOUNDSが割り当てられています。SLIDERSを使用して各SOUNDを微調整し、意図された使い方を超えて変化させることで、素晴らしくも奇妙な音の可能性を探求し、自分だけの独創的なサウンドを生み出すことができます。

発売日:2021年6月

使用シーンと対象ユーザー

PLASMA Voice Synthesizer Eurorack Moduleは、プロのサウンドデザイナーやモジュラーシンセ愛好家、そして実験的な音作りを追求する電子音楽家に特に推奨されます。プラズマの持つ独特の音響特性を活かしたサウンドメイクは、ライブパフォーマンスやスタジオ制作において、他と差別化された独自性のあるサウンドを求めるユーザーに支持されています。

Eurorackモジュラーシステムを既に持っているユーザーにとっては、既存のモジュールにはない新鮮な音響表現をシステムに加えるための重要なツールとなるでしょう。エレクトロニカ、実験音楽、現代的なサウンドデザインなど、幅広いジャンルでの活躍が期待されます。

使用時のポイント・注意事項

本製品はプラズマアークの発生に伴う高電圧部分があるため、取り扱いには十分な注意が必要です。以下の点にご留意ください。

  • 設置場所: 通気性の良い場所で使用し、周囲に可燃物を置かないようにしてください。湿気の多い環境は故障の原因となるため避けてください。
  • 操作: モジュールのパラメーターは繊細な調整が必要です。初めて扱う場合はマニュアルを熟読し、少しずつパラメーターを動かしながら音の変化を確認することをお勧めします。
  • 安全: 故障や予期せぬ動作を防ぐため、正しい電圧と極性で接続してください。Eurorackシステムの電源供給が安定していることを確認してください。
  • ファームウェア: 公式サイトで最新のファームウェアが提供されていないか定期的に確認し、必要に応じてアップデートを行うことで、機能改善や不具合修正が適用される場合があります。

基本仕様

鍵盤数
鍵盤なし (Eurorackモジュール)
タイプ
モジュラーシンセサイザー (Eurorack規格)
音源
プラズマテクノロジーを利用した独自のアナログボイスシンセサイザー
発音方式
キセノンガス放電による音生成
ボイス数
独立したボイス (単音)
フィルター
選択可能な12dB/Oct LPまたはHPのアナログステート可変VCF(共鳴アンプ付き)
エフェクト
アナログ信号経路ソフトクリッピングDRIVE回路、BASSおよびTREBLE周波数ブースト/カットEQセクション
サイズ
幅: 16HP (81.3 mm) / 高さ: 128.5 mm / 厚さ: ノブを除く35mm、ノブを含む54mm
重量
190g

接続端子

CV入力
7つのCV入力(各スライダーに1つ、割り当て可能なMULTI CV入力として1つ)、ピッチCV (1V/Oct、+/-10Vの範囲)、パラメータCV (+/-5Vの範囲)、トリガーおよびアクセント入力 (最低2V、立ち上がりと立ち下がりのエッジ検出)
オーディオ出力
標準モノラルフォーンジャック (オーディオ出力レベル+/-8Vの最大値)
MIDI
3.5mm MIDI INジャック (DIN5から3.5mmアダプター付属)
USB端子
MIDI SysEx経由でのファームウェア更新の可能性
ヘッドホン端子
なし (オーディオ出力から別途ミキサー等へ接続)

電源

電源方式
Eurorack標準パワーバス接続(+/-12V DC、10-16ピンケーブル付属)
消費電流
+12V時のピーク220mA(平均75mA)、-12V時の35mA、+5Vで0

付属品

ケーブル
10-16ピン Eurorack電源ケーブル、DIN5-3.5mm MIDIアダプター
説明書
英語マニュアル (PDFダウンロード案内)

その他の特徴

コントロール
6つの中央インデントSLIDERポテンショメータ (PITCH, TIME, MOD, HARM, FLUX, FILTER)、5つの中央インデントATTENUVERTER(減衰器)CV入力、ALTボタン (FINE TUNE, ACCENTパラメータ, FILTER RESONANCEへの代替SLIDER機能)、マニュアルTRIGGER / GATEボタン、CLUTCHボタン (一時的なパラメータ編集バッファー用)、PUSH & TURN ENCODERおよびSOUND & BANKの選択、オクターブ選択、設定メニューナビゲーション用の7:7 LEDインジケータ
トリガー入力モード
5つのモード: TRIG, GATE, LOOP, OSC, ON/OFF
アクセントモード
7つのモード: ACC, DUCK, STARVE, CVFREEZE, JUMP, REVERSE, BURST
サウンドBANK
7つのBANK (BASS, LEAD, PLUCK, DRUM, METAL, STATIC, SPARK) にまたがる49の変形可能なSOUNDS
サウンドエンジン構成要素
管ドライバーパルス幅および周波数変調、サンプルピッチ変調、エンベロープタイムストレッチ、ウェーブフォールド、クロスモッド、サブオクターブ変調
ピッチシフト可能
PITCHスライダーによる+/-1オクターブのピッチコントロール、微調整およびオクターブ設定も利用可能
オクターブシフト可能
マスターオクターブオフセット設定、およびPUSH & TURN ENCODERによるオクターブ選択
サスティンペダル対応
なし (モジュール型のため)
内蔵スピーカー搭載
なし

旧モデルとの主な違い

商品名
旧モデル:なし (初のプラズマ音声シンセサイザーモジュール) / 新モデル:PLASMA Voice Synthesizer Eurorack Module
コンセプト
これまでのPLASMA製品が主に歪みユニットとして設計され、音の形成パラメータが安定した歪みを確保するために最適なスイートスポットに設定されていたのに対し、PLASMA Voiceは管のドライバーをモジュレートすることの可能性を完全に活用し、外部の音源を必要としない独立したボイスとして設計されています。

モデル別機能比較

GAMECHANGER AUDIO PLASMA Voice Synthesizer(本製品)

  • 音源方式: プラズマ技術による独自のボイスシンセシス
  • 用途: 独立した音声生成、実験音楽、シンセサイザー拡張
  • フォーマット: Eurorackモジュール (16HP)
  • コントロール: SLIDERポテンショメータ、ATTENUVERTER CV入力、TRIGGER/GATEボタン、エンコーダー
  • MIDIサポート: 3.5mm MIDI INジャック(Notes, Velocity, CCパネル制御, PC BANK&SOUND変更など)

Mordax DATA

  • 音源方式: 音声生成機能なし
  • 用途: 波形表示、オーディオ解析、CV/Gateモニタリング、クロックソースなど
  • フォーマット: Eurorackモジュール
  • コントロール: 画面とボタン
  • MIDIサポート: なし (主にCV/Gate信号の解析)

Make Noise Morphagene

  • 音源方式: サンプルベースのグラニュラー・シンセシス
  • 用途: サンプル操作、タイムストレッチ、ピッチシフト、グラニュラーエフェクト
  • フォーマット: Eurorackモジュール
  • コントロール: ノブ、CV入力
  • MIDIサポート: なし (主にCV/Gate信号による制御)

競合製品との比較

PLASMA Voice Synthesizer Eurorack Moduleは、その独特な音源方式により、一般的なシンセサイザーモジュールとは一線を画します。以下に同カテゴリの他社製品との比較を示します。

GAMECHANGER AUDIO PLASMA Voice Synthesizer(本製品)

  • 音源技術: 高電圧電気放電によるプラズマ音源
  • 主な機能: 独立したボイスシンセサイザー、ユニークな倍音生成、変調制御
  • 音色特性: 太く荒々しい、実験的、金属的なサウンド

Waldorf M

  • 音源技術: クラシックなウェーブテーブルシンセシス
  • 主な機能: 8音ポリフォニー、豊富なウェーブテーブル、フィルター、エフェクト
  • 音色特性: 伝統的なデジタルシンセサウンドから複雑なパッドまで

ASM Hydrasynth Desktop

  • 音源技術: ウェーブスキャンとFMを組み合わせたデジタルシンセシス
  • 主な機能: アフタータッチ対応パッド、高度なモジュレーションマトリクス、豊富なオシレーターモード
  • 音色特性: 多彩なデジタルサウンド、複雑なテクスチャー、表現力豊かな音色

PLASMA Voiceは、特に他にはない革新的なサウンドを求めるユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となります。その独自のプラズマ技術は、既成概念にとらわれない音作りを可能にし、ジャンルを問わず新しい表現の扉を開くでしょう。

ユーザー評価(メリット)

  • 他では得られない独特な倍音とサウンドテクスチャーが魅力で、音作りの幅が格段に広がる。
  • ライブパフォーマンスでの存在感が非常に強いサウンドを生み出すことができる。
  • Eurorackモジュラーシステム内で他のモジュールとの連携がしやすい設計となっている。
  • 製品のビルドクオリティが高く、頑丈で長時間の使用にも耐える信頼性がある。
  • MIDI入力に対応しており、外部MIDIコントローラーからの制御も可能で、既存のセットアップに組み込みやすい。
  • コンパクトなサイズと軽量設計(190g)により、Eurorackケースへの組み込みが容易。

ユーザー評価(デメリット)

  • 価格が比較的高価であり、入手が難しいと感じるユーザーもいる。
  • プラズマアークの発生に伴う高電圧部分があるため、取り扱いには十分な注意が必要となる。
  • 生成される音色が非常に独特であるため、ユーザーによっては好みが分かれる可能性がある。
  • 付属マニュアルが英語のみであり、日本語対応がないため、初めてモジュラーシンセを扱うユーザーには敷居が高いと感じられることがある。
  • 鍵盤を持たないモジュール型のため、別途MIDIキーボードやシーケンサーが必要となる。

※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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