Ashun Sound Machines HYDRASYNTH Desktop

Ashun Sound Machines HYDRASYNTH Desktop

Ashun Sound Machines HYDRASYNTH Desktop
Ashun Sound Machines HYDRASYNTH Desktop
約 136,899 円〜

目次

商品説明

Ashun Sound Machines(ASM)の「HydraSynth Desktop」は、同社のHydraSynth Keyboardと同じ強力なサウンドエンジンを搭載したデスクトップモジュールタイプのデジタル・ウェーブ・モーフィング・シンセサイザーです。このサウンドエンジンは、最大限の柔軟性と、最小限の階層で手早くサウンドを編集できる直感的なユーザーインターフェイスを両立させるために設計されています。

高度なウェーブテーブルシンセシスエンジンを核に、3基のオシレーター、デュアルウェーブミューテーター、そして直列または並列に接続可能な2基のフィルターによって、比類のない音作りの可能性を提供します。オシレーター1と2には、219種類のシングルサイクル波形から8つを選択し、独自の順序に並べ替えてモーフィングできるWAVELISTモードが用意されています。これにより、従来のウェーブテーブルシンセサイザーでは困難だったユーザー独自のウェーブテーブル生成が可能になります。

各オシレーター1と2には「MUTATOR」がルーティングされており、FMリニア、Wavestack™、ハードシンク、パルスウィズ、PW-スクイーズ、PW-ASM、ハーモニックスウィープといった7種類のウェーブシェイパー機能で波形を変調し、新たなサウンドを生み出します。特にWAVELISTモードとの組み合わせにより、これまでになかった複雑でダイナミックな音色を生成できます。

パフォーマンス面では、HydraSynth Desktopは24個のポリフォニック・プレッシャー対応パッドを搭載しており、外部コントローラーなしでも直接演奏が可能です。複数のパッドレイアウトモードとスケールモードにアクセスできるため、音楽的なフレーズを容易に演奏できます。また、テーブルトップでの使用はもちろん、付属のラックイヤーを使えば標準19インチラックにマウントすることもでき、様々なセットアップに対応します。

5基のLFOと5基のDAHDSRエンベロープ、そして32スロットのモジュレーションマトリクスにより、ほぼ全てのシンセエンジンパラメーターを変調可能。エフェクトセクションも充実しており、プリエフェクトとポストエフェクトでサウンドをユニークに処理できます。ディレイとリバーブは市場で人気の高いエフェクトをモデリングしており、外部エフェクトに頼ることなく、HydraSynth Desktop単体で完結した音作りが可能です。

使用シーンと対象ユーザー

ASHUN SOUND MACHINES HydraSynth Desktopは、その多機能性と柔軟性から、幅広いユーザーに最適なシンセサイザーです。

  • プロデューサー / サウンドデザイナー: 高度なウェーブテーブルシンセシス、豊富なMUTATOR機能、広範なモジュレーションマトリクスにより、実験的で個性的なサウンドを追求したいユーザーに最適です。複雑な音作りや新しい音色の探求に没頭できます。
  • ライブパフォーマー: 24個のポリフォニック・プレッシャー対応パッドとリボンコントローラーにより、外部キーボードなしでも即座に演奏を開始できます。リアルタイムでの音色変化やフレーズ生成が可能で、ライブパフォーマンスにダイナミックな要素を加えます。
  • スタジオミュージシャン / 作曲家: 8ボイスの同時発音数と豊富なパッチメモリーにより、楽曲制作において多様なサウンドを提供します。CV/GATE、MIDI、USB接続に対応しているため、既存のスタジオセットアップにスムーズに統合できます。
  • モジュラーシンセ愛好家: ユーロラック規格のCV/GATE入出力に対応しており、モジュラーシンセとの連携が容易です。HydraSynthの強力なデジタルエンジンとモジュラーの自由なパッチングを組み合わせることで、無限の可能性が広がります。
  • 新しいサウンドを求める全てのシンセサイザーユーザー: ウェーブモーフィングやMUTATORなど、HydraSynth独自の機能は、従来のシンセサイザーでは得られなかった新しい音色体験を提供します。

使用時のポイント・注意事項

ASHUN SOUND MACHINES HydraSynth Desktopを最大限に活用し、安全にお使いいただくためのポイントと注意事項です。

  • 電源供給: HydraSynth Desktopは付属のDCアダプターで駆動します。安定した電源供給を確保し、指定された電圧・電流以外の電源を使用しないでください。
  • パッドの感触: 24個のポリフォニック・プレッシャー対応パッドは、一般的な鍵盤とは異なる演奏感です。慣れることで表現豊かな演奏が可能になりますが、必要に応じて外部MIDIキーボードを接続することも検討してください。
  • 音作り: ウェーブモーフィングやMUTATOR機能は非常に強力で、複雑な音色変化を生み出せます。最初はプリセットを参考に、少しずつパラメーターを変化させて音作りの感覚を掴むことをお勧めします。
  • モジュレーションマトリクス: 32スロットのモジュレーションマトリクスは非常に柔軟性が高い反面、最初は戸惑うかもしれません。まずはシンプルなルーティングから試し、徐々に複雑な組み合わせに挑戦することで、HydraSynthの真価を発揮できます。
  • ファームウェアアップデート: ASMは定期的にファームウェアのアップデートをリリースし、新機能の追加やバグ修正を行っています。公式サイトを確認し、常に最新のファームウェアにアップデートすることをお勧めします。
  • 外部接続: MIDI、USB-MIDI、CV/GATEなど豊富な接続オプションがありますが、それぞれの接続方法に応じた正しいケーブルと設定を確認してください。特にCV/GATEは電圧規格が複数あるため、接続する機器と互換性があるか確認が必要です。
  • 移動時の保護: 堅牢な金属製シャーシですが、ツマミやパッドを保護するために、持ち運びの際は適切なケースや保護材の使用を推奨します。

基本仕様

発売日
2021年12月発売
鍵盤数
なし(24個のポリフォニック・プレッシャー対応パッド、4オクターブリボンコントローラー)
タイプ
デジタル・ウェーブ・モーフィング・シンセサイザー、デスクトップ/ラックマウントモジュール
同時発音数
8ボイス
音源
ウェーブスキャン・サウンドエンジン(3基のオシレーター、デュアルMUTATOR)
パッチ数
1024(8バンク x 128パッチ)
アフタータッチ
ポリフォニック・プレッシャー対応パッド
オシレーター数
3基(Oscillator 1, Oscillator 2: ウェーブモーフィングオシレーター、Oscillator 3: 固定波形オシレーター)
基本波形
219種類(シングルサイクル波形)
ウェーブテーブル
WAVELISTモード(ユーザー選択8波形からのモーフィング)
リングモジュレーション
搭載
ノイズジェネレーター
搭載(ホワイト、ピンク、ブラウン)
ハードシンク
搭載
PWM
搭載
FM
搭載(リニアFM、Mutator機能内)
フィルター数
2基(直列/並列接続可能)
フィルタータイプ
フィルター1:11タイプ(ラダー系12dB/24dB、ステートバリアブル系、フォルマント系、MS20 HP/LP、Low Pass Gateなど)
フィルター2:12dB/Octマルチモードフィルター(LP/BP/HP連続可変)
LFO
5基(10種類の波形、8ステップパターン生成可能なSTEPモード搭載)
エンベロープジェネレーター
5基(DAHDSR 6ステージ、テンポシンク対応、ループ機能)
モジュレーションマトリクス
32スロット(29ソース、155デスティネーション)
アルペジエーター
8タイプ(Up, Down, Up/Down, Up&Down, Random, Note Order, Chord, Pattern)、RATCHET, CHANCEパラメーター搭載
エフェクト
プリエフェクト(コンプレッサー、イコライザー、コーラス、フランジャー、ロータリー、トレモロ、ローファイ)、ディレイ(アナログ系、テープエコー系、ピンポン、ピッチシフト、リバース、フィルター)、リバーブ(ホール系、ルーム系、プレート系)
内蔵スピーカー
なし
ピッチシフト可能
可能(オシレーターのチューニング、モジュレーションマトリクス、リボンコントローラー等による)
オクターブシフト可能
可能(オシレーターのチューニング範囲 +/- 3オクターブ、リボンコントローラーの4オクターブ範囲)
サイズ(W x D x H)
44.0 x 22.3 x 7.0 cm
重量
3.6 kg
シャーシ
トップ&ボトム:スチール製、サイドパネル:アルミニウム製

接続端子

USB端子
USB Type-B(USB-MIDI IN/OUT)
MIDI端子
MIDI IN、MIDI OUT、MIDI THRU
オーディオ出力端子
2 x 6.3mm バランスモノラル標準フォン端子(L/モノラル、R)
ヘッドホン端子
1 x 6.3mm ステレオ標準フォン端子(マスターボリュームと連動)
ペダル入力端子
2 x 6.3mm 標準フォン端子(エクスプレッション、サスティン、極性自動判別)
CV/GATE端子
CV-IN、CV-OUT、GATE-OUT(V/Octave、Hz/V対応)、MOD IN 1/2、MOD OUT 1/2、CLOCK IN/OUT

電源

電源方式
DC 12V スイッチングACアダプター(付属)
バッテリー駆動
非対応

付属品

電源アダプター
DC 12V ACアダプター
説明書
クイックスタートガイド、日本語マニュアル(ダウンロード可能)
その他
ラックイヤー

その他の特徴

ポリフォニック・プレッシャータッチパッド
24個のベロシティ&ポリフォニックアフタータッチ対応マルチカラーバックライト付きパッドを搭載。キーボードなしでも演奏可能で、複数のパッドレイアウトモードとスケールモードにより演奏の柔軟性が高い。
MUTATORS(ミューテーター)
オシレーター1と2にそれぞれ7種類のウェーブシェイパー機能(FMリニア、Wavestack™、ハードシンク、パルスウィズ、PW-スクイーズ、PW-ASM、ハーモニックスウィープ)を搭載し、波形を多様にモジュレーション可能。
豊富なフィルターオプション
2基のフィルターは直列または並列に接続可能。フィルター1は11種類のタイプ、フィルター2は12dB/Octのマルチモードフィルターで、クラシックなSEMフィルターのような動作も可能。
先進的なLFOとエンベロープ
5基のLFOはSTEPモードにより最大8ステップのパターンを生成可能。5基のDAHDSRエンベロープは6ステージ構成で、テンポシンクやループ機能により複雑なモジュレーションが可能。
広範なモジュレーションマトリクス
32スロットのモジュレーションマトリクスにより、29のソースと155のデスティネーションを自由にルーティング可能。CV/GATEやMIDI CCもモジュレーションソースとして利用できる。
高機能アルペジエーター
標準的なノートアルペジオに加え、フレーズアルペジオも生成可能。「RATCHET」や「CHANCE」などのパラメーターにより、生き生きとしたフレーズやリズムパターンにランダム性を与えることができる。
多様な外部連携
MIDI IN/OUT/THRU、USB-MIDI、CV/GATE(V/Octave、Hz/V両対応)を搭載し、他のシンセサイザー、DAW、モジュラーシンセなどとの連携がスムーズ。
堅牢な筐体とラックマウント対応
トップ&ボトムはスチール製、サイドパネルはアルミニウム製の堅牢な筐体。付属のラックイヤーで19インチラックにマウント可能。

モデル別機能比較

HydraSynth Keyboard

  • 鍵盤: 49鍵 ポリフォニックアフタータッチ対応セミウェイテッド鍵盤
  • コントロール: ピッチベンド、モジュレーションホイール
  • 物理サイズ: 幅80cm、奥行35cm、高さ10.3cm

HydraSynth Explorer

  • 鍵盤: 37鍵 ポリフォニックアフタータッチ対応スリム鍵盤
  • コントロール: ジョイスティック
  • 物理サイズ: 幅55.4cm、奥行25.5cm、高さ7.4cm

Hydrasynth Deluxe

  • 鍵盤: 73鍵 ポリフォニックアフタータッチ対応セミウェイテッド鍵盤
  • コントロール: ピッチベンド、モジュレーションホイール
  • 物理サイズ: 幅113.1cm、奥行42.3cm、高さ11.9cm
  • 機能: デュアルサウンドエンジン、デュアルヘッドホン出力

HydraSynth Desktop(本製品)

  • 鍵盤: なし(24個のポリフォニック・プレッシャー対応パッド、4オクターブリボンコントローラー)
  • コントロール: リボンコントローラー
  • 物理サイズ: 幅44.0cm、奥行22.3cm、高さ7.0cm

ユーザー評価(メリット)

  • 革新的なウェーブモーフィングとMUTATOR機能により、非常にユニークで複雑なサウンドを生成できる。
  • デスクトップながら24個のポリフォニック・プレッシャー対応パッドを搭載しており、外部キーボードなしでも表現力豊かな演奏が可能。
  • 広範なモジュレーションマトリクスと豊富なLFO/エンベロープにより、音作りの可能性が無限大。
  • 堅牢な金属製筐体と、デスクトップ/ラックマウント両対応の柔軟な設置性。
  • 充実したエフェクトセクションにより、外部エフェクターなしでも完成度の高いサウンドメイクができる。
  • MIDI、USB-MIDI、そしてCV/GATE入出力に対応しているため、様々な機材との連携が容易。特にモジュラーシンセとの親和性が高い。
  • ファームウェアアップデートにより、常に機能が拡張され、進化を続ける。

ユーザー評価(デメリット)

  • 音作りの自由度が高い反面、機能が多すぎて慣れるまで時間がかかる可能性がある。
  • 内蔵スピーカーがないため、単体で音を出すにはヘッドホンや外部スピーカーが必要。
  • 複雑なサウンドデザインを行う際、CPU負荷が高まり、レイテンシーが発生する可能性がある。
  • パッドでの演奏は便利だが、鍵盤に慣れているユーザーにとっては正確な演奏が難しいと感じる場合がある。
  • 価格が高価な部類に入るため、初心者には敷居が高いと感じられるかもしれない。

※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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