YAMAHA reface DX

YAMAHA reface DX

YAMAHA reface DX
YAMAHA reface DX
YAMAHA reface DX
約 39,800 円〜

目次

商品説明

YAMAHA (ヤマハ) の「reface DX」は、世界的な大ヒットシンセサイザー「DX7」に代表されるFM音源を搭載したコンパクトシンセサイザーです。プロフェッショナル・ハイグレードな音源と、ハイグレードかつコンパクトな「HQ Mini鍵盤」を搭載しており、往年のDXサウンドから現代のFMサウンドまで、幅広い音色をこの1台で表現できます。

本製品に搭載されたFM音源は、各オペレーターがフィードバックを持つなど、従来のFM音源からさらに進化した設計が施されており、これまで以上に音作りの幅が大きく広がっています。4本のタッチ式データエントリーセクションをタッチ、フリック操作することで、感覚的に音色エディットが可能。さらに2系統のエフェクター(ディスト―ション、タッチワウ、コーラス、フランジャー、フェ―ザ―、ディレイ、リバーブ)を内蔵し、外部エフェクターなしでも完成度の高いサウンドメイクを実現します。まさに「現代のDX」と呼ぶにふさわしいシンセサイザーです。

使用シーンと対象ユーザー

YAMAHA reface DXは、その高い音質とポータビリティから、多様な音楽制作環境や演奏シーンに対応します。

  • プロデューサー / サウンドデザイナー: 進化したFM音源と豊富なエフェクトにより、実験的で個性的なサウンドを追求したいユーザーに最適です。コンパクトながらも複雑な音作りや新しい音色の探求に没頭できます。
  • ライブパフォーマー: 37鍵のHQ Mini鍵盤とフレーズルーパー、内蔵スピーカー、電池駆動対応により、外部機器なしでも即座に演奏を開始できます。コンパクトなボディはステージでの設置場所を選ばず、リアルタイムでの音色変化やフレーズ生成が可能です。
  • スタジオミュージシャン / 作曲家: 「DX7」譲りのFM音源と充実したエフェクトセクションにより、楽曲制作において多様なサウンドを提供します。USB TO HOSTおよびMIDI(ミニDIN IN/OUT)接続に対応しているため、既存のスタジオセットアップにスムーズに統合できます。
  • モバイルミュージシャン: 超軽量(1.9kg)でコンパクトな設計に加え、単3乾電池6本での駆動にも対応しているため、場所を選ばずにどこでも本格的なシンセサイザー演奏やサウンドメイキングを楽しみたいユーザーに最適です。
  • FM音源の初心者: FM音源はエディットの難解さで知られますが、YAMAHAが提供する「Soundmondo」という音色シェアサービスを利用することで、世界中のユーザーが作成した無数の音色をダウンロード可能です。これにより、FM音源に不慣れな方でも手軽に高品質なサウンドを楽しめます。

使用時のポイント・注意事項

YAMAHA reface DXを最大限に活用し、安全にお使いいただくためのポイントと注意事項です。

  • 電源供給: reface DXは付属の電源アダプター「PA-130B」または単3乾電池6本(別売)で駆動します。充電式ニッケル水素電池にも対応しており、約5時間の連続使用が可能です(アルカリ電池使用時)。安定した電源供給を確保し、指定された電圧・電流以外の電源を使用しないでください。
  • FM音源のエディット: FM音源はパラメータが多岐にわたり、音作りが難しいと感じる場合があります。しかし、reface DXは4本のタッチ式データエントリーセクションによる直感的な操作が可能です。最初はプリセットを参考に、少しずつパラメータを変化させて音作りの感覚を掴むことをお勧めします。また、オンラインの「Soundmondo」サービスも活用し、他のユーザーの音色を参考にしたり、自身の音色を共有したりすることで、音作りの幅を広げられます。
  • 外部接続: MIDI(ミニDIN)、USB TO HOST、AUX INなど豊富な接続オプションがありますが、それぞれの接続方法に応じた正しいケーブルと設定を確認してください。USBケーブルは同梱されていないため、別途用意が必要です。
  • 持ち運び時の保護: 筐体は堅牢ですが、持ち運びの際は適切なケースや保護材の使用を推奨します。ヤマハ純正のギグバッグや他社製の専用ケースも販売されています。
  • スピーカーの音質: 内蔵スピーカーは手軽に音が出せる利点がありますが、より高音質で本格的なサウンドを追求する場合は、ヘッドホンや外部スピーカー、キーボードアンプへの接続を推奨します。

基本仕様

発売日
2015年9月1日
鍵盤数
37鍵
鍵盤種
HQ(High Quality)MINI鍵盤
イニシャルタッチ
対応
音源方式
FM音源
最大同時発音数
8音
アルゴリズム数
12タイプ
ボイス数
32
エフェクト
ディスト―ション、タッチワウ、コーラス、フランジャー、フェ―ザ―、ディレイ、リバーブ(2系統)
フレーズルーパー
対応
ディスプレイ
フルドットLCD (128×64ドット)
内蔵スピーカー
あり(3cm×2、アンプ出力:2W×2)
ピッチシフト可能
マスタートランスポーズ(12半音=1オクターブ)対応。また、音色エディットで広範囲なピッチ変調が可能。
オクターブシフト可能
専用のオクターブシフトスライダーにより可能
マスターチューン
414.8~466.8 Hz / 0.2 Hz単位
オートパワーオフ
対応
寸法 (W×D×H)
530 × 175 × 60 mm
重量
1.9 kg

接続端子

DC IN
DC IN(12V)端子
ヘッドホン端子
PHONES(ステレオ標準フォーンジャック)
オーディオ出力端子
OUTPUT L/MONO、R(標準フォーンジャック)
ペダル入力端子
SUSTAIN(サスティンペダル対応)
AUX IN端子
AUX IN(ステレオミニジャック)
USB端子
USB(TO HOST)
MIDI端子
MIDI(ミニDIN IN/OUT)

電源

電源方式
専用ACアダプター「PA-130B」(付属)、または単3乾電池×6(別売)
バッテリー駆動
単3乾電池×6本で駆動可能(充電式ニッケル水素電池対応)
バッテリー持続時間
約5時間(アルカリ電池使用時)
消費電力
6W(電源アダプター PA-130B使用時)

付属品

本体
reface DX本体
電源アダプター
PA-130B
ケーブル
MIDI変換ケーブル
説明書
取扱説明書、保証書

その他の特徴

HQ Mini鍵盤
ヤマハがrefaceシリーズのために新開発した、コンパクトながらも高い演奏性を誇る鍵盤です。白鍵/黒鍵共に支点が奥の方に設定されており、鍵盤の付け根付近でも十分なストロークを確保。ベロシティセンサーの検出精度も高く、演奏者の意図を忠実に反映した表現が可能です。
進化したFM音源
各オペレーターにフィードバック機能が追加され、これまでのFM音源では難しかった複雑な倍音構成やノイジーなサウンドも生成可能になりました。これにより、往年のDXサウンドだけでなく、現代の音楽シーンに対応する新たなFMサウンドも生み出せます。
直感的な音色エディット
FM音源の音作りは複雑な印象がありますが、reface DXでは4本のタッチ式データエントリーセクションにより、タッチやフリック操作で感覚的にパラメータをエディットできます。また、DX7とは異なり、エンベロープ画面なども視覚的に分かりやすく表示され、音作りの敷居が低くなっています。
フレーズルーパー搭載
演奏したフレーズを簡単に録音・再生できるフレーズルーパー機能を搭載。アイディアを即座に形にしたり、バッキングパートを作成してソロ演奏を楽しんだりするなど、ライブパフォーマンスや楽曲制作に役立ちます。
高音質内蔵スピーカー
2W×2のアンプ出力を持つ3cm×2のスピーカーを内蔵。鍵盤左右のスペースにバスレフ構造を埋め込むことで、コンパクトなサイズながらも豊かな低音感を実現しています。ヘッドホンや外部スピーカーがなくても、いつでもどこでも演奏を楽しめます。
Soundmondo対応
ヤマハが提供するWebサービス「Soundmondo」に対応。世界中のrefaceユーザーと音色をシェアしたり、膨大な数のプリセット音色をダウンロードして使用したりすることが可能です。これにより、FM音源の音作りに不慣れな方でも、多様なサウンドをすぐに楽しめます。
MIDIキーボード機能
コンパクトなマスターキーボードとしても非常に優秀です。FUNCTIONボタンからMIDIキーボードとしての機能を簡単に切り替えられるため、DAWや他のハードウェアシンセサイザーの音源を鳴らす際にも活躍します。

旧モデルとの主な違い (reface DX と DX7)

音源方式
DX7:6オペレーターFM音源 / reface DX:4オペレーターFM音源(各オペレーターにフィードバック機能を追加)
鍵盤数・サイズ
DX7:61鍵フルサイズ鍵盤(約980mm幅) / reface DX:37鍵HQ Mini鍵盤(530mm幅)
音色エディット
DX7:複雑なボタン操作と少ないディスプレイ表示 / reface DX:タッチ式データエントリーセクションとフルドットLCDによる直感的な操作
エフェクト
DX7:なし / reface DX:ディスト―ション、タッチワウ、コーラス、フランジャー、フェ―ザ―、ディレイ、リバーブを内蔵
ポータビリティ
DX7:大型で据え置き型 / reface DX:1.9kgの軽量設計、内蔵スピーカー、電池駆動対応

モデル別機能比較

reface CP

  • 鍵盤数: 37鍵
  • 鍵盤種: HQ(High Quality)MINI鍵盤
  • 音源方式: SCM音源+ AWM2
  • 最大同時発音数: 128音
  • エフェクト: ドライブ、トレモロ、ワウ、コーラス、フェ―ザ―、デジタルディレイ、アナログタイプディレイ、リバーブ
  • フレーズルーパー: なし
  • 内蔵スピーカー: あり
  • 質量: 1.9kg

reface CS

  • 鍵盤数: 37鍵
  • 鍵盤種: HQ(High Quality)MINI鍵盤
  • 音源方式: AN音源
  • 最大同時発音数: 8音
  • エフェクト: ディスト―ション、コーラス/フランジャー、ディレイ、リバーブ
  • フレーズルーパー: あり
  • 内蔵スピーカー: あり
  • 質量: 1.9kg

reface YC

  • 鍵盤数: 37鍵
  • 鍵盤種: HQ(High Quality)MINI鍵盤
  • 音源方式: Organ音源
  • 最大同時発音数: 128音
  • エフェクト: ロータリースピーカー、ディスト―ション、リバーブ
  • フレーズルーパー: なし
  • 内蔵スピーカー: あり
  • 質量: 1.9kg

reface DX(本製品)

  • 鍵盤数: 37鍵
  • 鍵盤種: HQ(High Quality)MINI鍵盤
  • 音源方式: FM音源
  • 最大同時発音数: 8音
  • エフェクト: ディスト―ション、タッチワウ、コーラス、フランジャー、フェ―ザ―、ディレイ、リバーブ
  • フレーズルーパー: あり
  • 内蔵スピーカー: あり
  • 質量: 1.9kg

競合製品との比較

reface DXはコンパクトFMシンセサイザーとしてユニークな存在ですが、似たコンセプトや価格帯の競合製品と比較することで、その特徴がより明確になります。

KORG minilogue xd

  • 鍵盤数: 37鍵(スリム鍵盤)
  • 音源方式: アナログ音源 + デジタルマルチエンジン(ノイズ、VPM、ユーザーオシレーター)
  • 最大同時発音数: 4音
  • エフェクト: モジュレーション、ディレイ、リバーブ(デジタルエフェクト)
  • シーケンサー: 16ステップポリフォニックシーケンサー
  • 特記事項: アナログとデジタルを組み合わせたハイブリッドシンセサイザー。豊富なデジタルエフェクトとユーザーオシレーターの追加機能が特徴。CV IN/OUT端子を搭載し、モジュラーシンセとの連携も可能。内蔵スピーカーなし。

Roland JD-Xi

  • 鍵盤数: 37鍵(ミニ鍵盤)
  • 音源方式: アナログシンセ音源 + SuperNATURALシンセ音源
  • 最大同時発音数: アナログ1音、デジタル64音
  • エフェクト: エフェクト1(ディストーションなど)、エフェクト2(フランジャーなど)、ディレイ、リバーブ(計4系統)
  • シーケンサー: 4トラックパターンシーケンサー
  • 特記事項: アナログとデジタルのクロスオーバーシンセサイザー。ボコーダー機能とグースネックマイクが付属。ドラムパートも搭載し、これ一台で楽曲制作の核となる。内蔵スピーカーなし。

reface DXは、KORG minilogue xdやRoland JD-Xiと比較して、純粋なFM音源に特化している点が大きな特徴です。特に、そのコンパクトなサイズと内蔵スピーカー、電池駆動は、いつでもどこでも高品質なFMサウンドを楽しみたいユーザーにとって大きな魅力となります。また、Soundmondoによる音色共有は、FM音源の難解さを解消し、初心者にも優しい環境を提供しています。

ユーザー評価(メリット)

  • 煌びやかでどこかノスタルジックなFM音源の音が素晴らしい。
  • ハードウェアの質感が高く、所有欲を満たしてくれる。
  • コンパクトなサイズと鍵盤のクオリティが高く、価格以上の満足感がある。
  • HQ Mini鍵盤は、一般的なミニ鍵盤と比べて演奏性が高く、イニシャルタッチにも対応しているため表現力が豊か。
  • 内蔵スピーカーと電池駆動対応により、PCや外部機器なしで手軽に演奏を楽しめる。
  • USB TO HOST端子を備えており、コンパクトなマスターキーボードとしても非常に優秀。DAWでの使用にも便利。
  • 4本のタッチ式データエントリーセクションにより、FM音源の音作りが感覚的に行える。
  • Soundmondoサービスにより、世界中のユーザーが作った膨大な音色を簡単にダウンロードできるため、FM音源初心者でも音作りのハードルが低い。
  • MIDIキーボードとしての機能切り替えが本体のFUNCTIONボタンから直接行えるため、操作がスムーズ。

ユーザー評価(デメリット)

  • 最大同時発音数が8音と限られているため、複雑な和音や速いフレーズを演奏する際に物足りなさを感じる場合がある。
  • タッチ式データエントリーセクションの感度調整ができず、0-127の全範囲を操作するのに指を何度もスワイプする必要がある。
  • モジュレーションホイールが独立して搭載されておらず、ピッチベンドレバーやMIDI経由でのコントロールが必要となる。
  • USBケーブルが製品に同梱されていないため、別途購入が必要。
  • 内蔵スピーカーの音質は手軽だが、本格的なサウンドを追求する場合は、外部モニタースピーカーやヘッドホンでの使用が推奨される。
  • DX7などの旧モデルの音色との互換性がないため、過去の資産をそのまま活用することはできない。

※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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