ROLAND JUNO-D8

商品説明

Roland JUNO-D8は、「高音質」「軽量」「簡単操作」をコンセプトに再設計された、Rolandの人気シンセサイザーJUNOシリーズの最新モデルです。88鍵のPHA-4スタンダード鍵盤（エスケープメント付き、象牙調）を搭載し、定評ある演奏性と、持ち運びやすい14.5kgという軽量設計を両立しています。音源部にはフラッグシップモデルにも採用されているZEN-Coreを採用し、アコースティック・ピアノ、エレクトリック・ピアノ、オルガン、ストリングス、シンセサイザー・サウンドなど、3,800種類以上の音色と95種類以上のドラムキットを収録しています。 カテゴリーごとに分けられた音色選択ボタンにより、瞬時に目的の音色を探し出すことができ、ライブでの即戦力となるサウンドが満載です。USB Type-C端子によるMIDI/AUDIOインターフェース機能を搭載し、PCやスマートフォン、タブレットとのデータの送受信が可能です。また、モバイルバッテリーからの給電にも対応しているため、電源の確保を気にすることなく、あらゆる場所での使用を可能にします。さらに、単体機に匹敵するボーカルエフェクター（ボコーダー、オート・ピッチ含む）や、最大8トラックのステップシーケンサー、PHRASE PADなど、楽曲制作からライブパフォーマンスまで幅広く対応できる機能を備えています。

使用シーンと対象ユーザー

JUNO-D8は、その汎用性と携帯性の高さから、幅広いユーザーに推奨されます。

• ライブパフォーマー： 軽量設計と豊富な即戦力サウンドにより、バンドでのライブ演奏や弾き語りに最適です。素早い音色切り替えやリアルタイムでのサウンド調整が可能です。
• 楽曲制作者： ZEN-Core音源による高品質なサウンドライブラリと、最大64ステップの8トラックシーケンサー、オーディオファイルプレーヤーにより、楽曲のアイデアを素早くスケッチし、制作を進めることができます。
• 練習・教育用途： PHA-4スタンダード鍵盤による本格的な演奏感は、ピアノ学習者にも適しています。簡単な操作で様々な音色を楽しめるため、初心者から経験者まで幅広く利用できます。
• 宅録・DTMユーザー： USB MIDI/AUDIOインターフェース機能を搭載しているため、PCやタブレット、スマートフォンと連携して、手軽に高音質な録音環境を構築できます。
• ボーカリスト・シンガーソングライター： マイクインプットと独立したボーカル専用エフェクター（ボコーダー、オート・ピッチ含む）を搭載しており、キーボード演奏と同時にボーカル処理を行うことができます。

使用時のポイント・注意事項

JUNO-D8を最大限に活用し、快適にご使用いただくためのポイントと注意事項です。

• ファームウェアアップデート： 製品をより安定して使用し、最新の機能を利用するために、定期的にRoland公式サイトでファームウェアアップデートの有無を確認し、適用することをおすすめします。
• USB Type-A端子からの電源供給： USBバス電源を使用する場合、USB Type-C（R）端子からの給電に対応していますが、外部のUSB Type-A端子からの電源供給には対応していません。モバイルバッテリーを使用する際は、Type-C出力に対応しているものを選びましょう。
• エクスパンションの利用： Roland CloudからEXZシリーズのエクスパンションデータをダウンロードし、USBメモリー経由で本体音源メモリーに書き込むことで、さらに音色を拡張できます。利用には各コンテンツ単体の購入が必要です。
• 鍵盤の特性理解： JUNO-D8のPHA-4スタンダード鍵盤は、エスケープメント付きで象牙調の本格的なタッチが特徴です。演奏スタイルや表現に合わせて、鍵盤のタッチ感を調整することで、より快適な演奏が可能です。
• 接続端子の確認： 外部機器との接続時には、PHONES端子、MAIN OUT端子、MIC端子、EXTERNAL INPUT端子、PEDAL端子、MIDI端子、USB MEMORY端子、USB COMPUTER端子の種類と仕様をよく確認し、適切なケーブルを使用してください。
• 持ち運び時の注意： 88鍵モデルとしては軽量ですが、14.5kgの重量があります。持ち運びの際は、専用のケースや運搬器具を使用し、落下や衝撃から保護するようにしましょう。

基本仕様

接続端子

電源

付属品

その他の特徴

旧モデルとの主な違い

モデル別機能比較

競合製品との比較

Roland JUNO-D8は、その優れた携帯性、高品質なサウンド、そして直感的な操作性で、ライブパフォーマンスから楽曲制作まで幅広く対応できるシンセサイザーです。ここでは、類似の鍵盤数を持つ他社製品やRolandの他モデルとの比較を通じて、JUNO-D8の立ち位置を明確にします。

JUNO-D8は、FANTOM-08のような高機能ワークステーションと、CK88のようなステージキーボードの中間に位置し、**ZEN-Coreによる高品質なサウンド、軽量設計、簡単操作、そしてUSB-Cによるモダンな接続性**をバランス良く兼ね備えています。特に、ライブでのバンド演奏や、手軽に持ち運んで多機能なシンセサイザーを使いたいユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

ユーザー評価（メリット）

• **高音質で即戦力となるサウンド：** バンドでよく使うピアノ、エレピ、オルガン、ストリングス、シンセサイザーサウンドの質が高く、特にアコースティックピアノの煌びやかさやエレピの深み、シンセの存在感が評価されています。
• **軽量で持ち運びやすい：** 88鍵のウェイテッド・ハンマーアクション鍵盤でありながら14.5kgという軽さで、ライブや練習場所への持ち運びが非常に楽という点が好評です。
• **簡単な操作性：** カテゴリー分けされた音色選択ボタンや、DUAL/SPLITのワンタッチ設定、直感的なスライダーやノブにより、音色選びやサウンドメイクが容易に行える点が評価されています。
• **モバイルバッテリー給電対応：** USB Type-Cからの給電に対応しているため、電源の確保が難しい場所でもモバイルバッテリーで駆動でき、設置場所の自由度が高いと好評です。
• **ボーカルエフェクター内蔵：** マイク入力と独立したボーカルエフェクター（ボコーダー、オート・ピッチ含む）が搭載されており、弾き語りやボーカルパートの処理に非常に便利という声があります。
• **USB-Cによる高い接続性：** PCやスマートフォン、タブレットとUSB-Cで簡単に接続でき、オーディオ/MIDIインターフェースとしても機能するため、制作環境への組み込みやすさが評価されています。

ユーザー評価（デメリット）

• **内蔵スピーカーの非搭載：** 本体にスピーカーが内蔵されていないため、音を出すにはヘッドホンか外部アンプ/スピーカーが必要です。手軽に音を出したい場合に不便と感じるユーザーもいます。
• **USB Type-Aからの電源供給非対応：** USBバス電源はType-C端子からのみ対応しており、一般的なUSB Type-A端子からの電源供給には対応していません。
• **音色拡張の費用：** Roland CloudからのEXZシリーズなどの音色拡張は可能ですが、各コンテンツ単体の購入が必要となるため、追加費用がかかります。
• **ZEN-Core音源に特化：** 幅広い音色に対応していますが、SuperNATURALなどの旧Roland音源のファンにとっては、ZEN-Coreへの一本化がデメリットと感じる場合があります。

※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。