YAMAHA ハーモニーディレクター HD-300

YAMAHA ハーモニーディレクター HD-300

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YAMAHA ハーモニーディレクター HD-300
約 65,380 円〜

目次

商品説明

YAMAHA HD-300 ハーモニーディレクターは、吹奏楽や合唱などの音楽指導者向けに開発された多機能なキーボードです。1984年のハーモニーディレクター発売以来、進化を続けてきたシリーズの最新モデルであり、基礎練習から応用練習まで、効率的な上達をサポートする機能が満載されています。JBCバンドスタディの音データ167曲を内蔵しており、別売のJBCバンドスタディスコアブックと連携することで、より効果的な基礎力アップが期待できます。

iOS対応アプリ「HD-300 Assistant」(無料)をインストールしたデバイスとBluetooth接続することで、HD-300本体の遠隔操作はもちろん、演奏中のコード判別、うなりやハーモニーバランスの視覚的な確認が可能になります。これにより、指導者はもちろん、奏者自身も客観的に自分の演奏を分析し、改善点を見つけることができます。

また、内蔵マイクまたは外部接続マイクを使った録音機能や、合奏中にも瞬時に録音を開始できるタイムシフト録音機能を搭載しており、演奏の振り返りにも役立ちます。パネルデザインも一新され、操作性が向上し、直感的な操作が可能です。

使用シーンと対象ユーザー

YAMAHA HD-300 ハーモニーディレクターは、以下のようなシーンやユーザーに最適です。

  • 吹奏楽部や合唱団の指導者: ピッチ、リズム、ハーモニーの指導に役立ち、効率的な練習をサポートします。
  • 音楽教室の講師: 生徒の音感トレーニングや基礎練習に活用できます。
  • 個人練習を行う奏者: 自動演奏機能や録音機能を使って、一人でも正確なピッチやリズムを意識した練習が可能です。
  • 音感トレーニングを強化したい方: コード判別やうなり・ハーモニーバランスの確認機能により、より実践的な音感トレーニングができます。

使用時のポイント・注意事項

YAMAHA HD-300 ハーモニーディレクターを効果的に活用するためのポイントと注意事項です。

  • JBCバンドスタディスコアブックとの連携: 内蔵されているJBCバンドスタディの音データを最大限に活用するためには、別売りのスコアブックの併用を推奨します。
  • iOSアプリ「HD-300 Assistant」の活用: 本体の機能だけでは得られない、より詳細な分析や遠隔操作が可能になるため、iPhone/iPadをお持ちの場合は積極的に活用しましょう。
  • Bluetooth接続の安定性: アプリとのBluetooth接続は、使用環境や他の電波状況によって通信が不安定になる場合があります。安定した接続のためには、HD-300とデバイスを近づけて使用することをおすすめします。
  • 録音機能の活用: 自分の演奏を客観的に聴くことは上達への近道です。内蔵マイクまたは外部マイクを使用して、積極的に演奏を録音し、振り返りを行いましょう。
  • 電源について: 付属の電源アダプターの他に、単3電池6本でも駆動するため、電源のない場所でも使用可能です。ただし、電池駆動時は連続使用時間が限られますので、長時間の使用には電源アダプターの使用をおすすめします。

基本仕様

鍵盤数
61鍵(タッチレスポンスあり)
音源方式
FM、AWM
最大同時発音数
FM: 8 (木管、金管、オルガン)、 AWM: 48 (ピアノ/他、メトロノーム、リズムスタイル)
音色
FM: 9音色(木管、金管、オルガン) AWM: 70音色(ピアノ/他、メトロノーム)
ディスプレイ
LCD (コントラスト調整可能)
移調
移調: 15 (半音単位)、オクターブ選択: 4段階
調律
音律: 平均律、純正律、個別音量/ピッチ。基準ピッチ: 430.0~450.3 Hz、調: 鍵盤から自動識別、ロック機能あり
メトロノーム
テンポ: 32~280 (4分音符基準の場合)、タップテンポ入力機能。基準音符: 8分音符、4分音符、符点4分音符。テンポメモリ: 8メモリ、最大8ステップ/1メモリ。音符別音量調節(5スライダー)、メトロノーム音選択(Peck、Click、Beep)。メトロノームパターン(All、Alternate)
リズムスタイル
9リズムスタイル
録音/再生
マイク: 内蔵マイク、または市販の外部接続マイク。最大録音時間: 1曲につき80分(約0.9GB)、フォーマット: WAV (44.1 kHz、16 bit、ステレオ)。タイムシフト録音機能あり。
サウンドバック
あり、サウンドバック時間設定(Short/Long) ※サウンドバックは株式会社コルグの登録商標です。
トレーニング
167曲の内蔵音データ(JBCバンドスタディ対応)
内蔵スピーカー
あり (12 cm (6 Ω) × 2)
パワーアンプ
3.0 W + 3.0 W
サイズ (幅×奥行き×高さ)
940 mm × 317 mm × 106 mm
質量 (本体のみ)
4.2 kg(電池を含まず)
発売日
2021年3月20日

接続端子

DC IN
12V
FOOT PEDAL端子
あり (FC7 (別売)対応。音量、持続(サスティン)、スタート/ストップ、録音の機能設定が可能)
OUTPUT端子
[L/MONO]、[R] (モノラル標準フォーン端子 × 2)
MIC INPUT端子
ステレオミニフォーン端子 (プラグインパワー対応)
USB端子
[TO HOST]、[TO DEVICE]
Bluetooth®
バージョン: 4.2、対応プロファイル: A2DP、機能: Bluetooth Audio、MIDI over BLE、無線出力: Bluetooth Class 2、最大通信距離: 約10m、無線周波数(動作周波数): 2402~2480 MHz、最大出力電力: 6dBm、変調方式: GFSK、π/4 DQPSK、8 DPSK
ヘッドホン端子
なし (OUTPUT端子をヘッドホン出力として使用可能ですが、ヘッドホン専用端子ではありません)

電源

定格電源
電源アダプター: PA-150B、またはヤマハ推奨の同等品(出力: DC 12 V、1.5 A)。電池: 単3電池(アルカリ電池/充電式ニッケル水素電池) × 6 (別売)
消費電力
9 W (電源アダプターPA-150B使用時)
オートパワーオフ
あり
バッテリー持続時間
約4.5時間 (アルカリ電池/充電式ニッケル水素電池使用時) ※連続使用時。使用状況により異なる

付属品

説明書
取扱説明書、活用ガイド、保証書、製品登録のご案内
電源アダプター
PA-150B

その他の特徴

録音機能
奏者が能動的に上達できる機能を搭載。内蔵マイクまたは外部接続マイクによる録音が可能で、タイムシフト録音機能も備えています。
インターフェイス
パネルデザインを一新。押しボタン(タクタイルスイッチ)、スライダー、ダイヤルを採用し、機能が増えても素早い操作が可能。操作の度に液晶画面を確認しなくても操作感が確かめられるよう工夫されています。
トレーニング機能
JBCバンドスタディの音データ167曲を内蔵。別売のJBCバンドスタディスコアブックと合わせて活用することで効率的な練習をサポートし、基礎力をアップできます。HD-300の自動演奏により、ひとりでも正しいピッチやリズムを聴きながら、より効率的に学ぶことができます。
iOS専用アプリ「HD-300 Assistant」
新開発のiOS対応アプリ「HD-300 Assistant」(無料)をインストールしたデバイスとHD-300をBluetooth接続することで、HD-300本体の遠隔操作、コードの判別、うなり・ハーモニーバランスの確認を手軽に行えます。
メッセージ表示言語
英語、日本語に対応

旧モデルとの主な違い

商品名
旧モデル:HD-200 / 新モデル:HD-300
録音・再生機能
HD-200にはなかった録音・再生機能(内蔵マイク、タイムシフト録音含む)がHD-300で新たに追加され、自分の演奏を振り返ることが可能になりました。
トレーニング機能内蔵曲数
HD-200からHD-300では、JBCバンドスタディの音データが167曲内蔵され、より充実したトレーニングが可能になりました。
iOSアプリ連携
HD-200では非対応だったBluetooth接続によるiOSアプリ「HD-300 Assistant」との連携が、HD-300で可能になり、遠隔操作や高度な分析機能が利用できるようになりました。
操作パネル
HD-300ではパネルデザインが一新され、押しボタンやスライダー、ダイヤルを採用することで、より直感的で素早い操作が可能になっています。

モデル別機能比較

YAMAHA HD-200(旧モデル)

  • 録音機能: なし
  • 内蔵トレーニング曲: なし (JBCバンドスタディ音データ非内蔵)
  • アプリ連携: なし
  • 操作パネル: 旧デザイン

YAMAHA HD-300(本製品)

  • 録音機能: あり(内蔵マイク、タイムシフト録音、WAVフォーマット)
  • 内蔵トレーニング曲: JBCバンドスタディ音データ167曲
  • アプリ連携: iOSアプリ「HD-300 Assistant」とBluetooth接続可能
  • 操作パネル: 新デザイン(押しボタン、スライダー、ダイヤル)

競合製品との比較

ハーモニーディレクターは音楽指導に特化した特殊な製品であり、他社の一般的なキーボードや電子ピアノとは異なるため、直接的な競合製品は少ないです。しかし、練習補助や音感トレーニングといった観点から、一部のデジタルピアノやキーボードの機能と比較する形でその特性を説明します。

CASIO CDP-S110(デジタルピアノ)

  • 鍵盤数: 88鍵
  • 鍵盤タイプ: スケーリングハンマーアクション鍵盤Ⅱ
  • 電源方式: ACアダプター/乾電池
  • 内蔵スピーカー: あり
  • アプリ連携: CASIO MUSIC SPACE (USB接続)
  • 主な用途: ピアノ演奏練習
  • 特長: 軽量スリムなボディ、リアルなピアノタッチと音色

Roland FP-10(デジタルピアノ)

  • 鍵盤数: 88鍵
  • 鍵盤タイプ: PHA-4スタンダード鍵盤
  • 電源方式: ACアダプターのみ
  • 内蔵スピーカー: あり
  • アプリ連携: Piano Every Day (Bluetooth/USB接続)
  • 主な用途: ピアノ演奏練習
  • 特長: ローランドの高品質なピアノ音源と鍵盤、Bluetooth MIDI対応

Yamaha P-45(デジタルピアノ)

  • 鍵盤数: 88鍵
  • 鍵盤タイプ: GHS鍵盤
  • 電源方式: ACアダプターのみ
  • 内蔵スピーカー: あり
  • アプリ連携: Smart Pianist (USB接続)
  • 主な用途: ピアノ演奏練習
  • 特長: コンパクトでシンプル、持ち運びやすい

YAMAHA HD-300(本製品)

  • 鍵盤数: 61鍵
  • 鍵盤タイプ: タッチレスポンスあり
  • 電源方式: ACアダプター/乾電池
  • 内蔵スピーカー: あり
  • アプリ連携: HD-300 Assistant (Bluetooth接続)
  • 主な用途: 音楽指導、ハーモニー・リズム・ピッチトレーニング
  • 特長: JBCバンドスタディ内蔵、録音機能、ハーモニー分析機能

HD-300は一般的なデジタルピアノと異なり、**JBCバンドスタディの音源内蔵**や**ハーモニーバランス・うなりの視覚化機能**、**タイムシフト録音機能**など、音楽指導に特化した独自の機能を多く備えています。これらの機能は、一般的な演奏練習を目的としたデジタルピアノには見られない、HD-300の大きな強みです。

ユーザー評価(メリット)

  • JBCバンドスタディの音データが内蔵されているため、効率的な基礎練習ができる。
  • iOSアプリ「HD-300 Assistant」との連携で、コード判別やハーモニーバランスの確認が視覚的に行え、指導がしやすくなった。
  • 録音機能(特にタイムシフト録音)が非常に便利で、演奏の振り返りが容易になった。
  • 旧モデルに比べて操作パネルが改善され、直感的に使えるようになった。
  • バッテリー駆動も可能で、場所を選ばずに使用できる。
  • 内蔵スピーカーの音質が良く、少人数での練習には十分な音量がある。

ユーザー評価(デメリット)

  • ヘッドホン専用端子がなく、個人的な練習でヘッドホンを使用する際には変換ケーブルや別途ミキサーが必要になる場合がある。
  • アプリがiOS専用であるため、Androidユーザーは一部機能を利用できない。
  • 61鍵盤であるため、ピアノ演奏の本格的な練習には向かない。
  • 価格が安くなったとはいえ、個人で購入するには高価に感じる場合がある。

※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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